名車再生!クラシックカーディーラーズ
「ロータス・エリーゼ S2」BS11 7/15放送
感想
このスタイルはもうレーシングカーそのものだろう。
小型軽量のため、意外に女性のユーザーが多い様だ。
ポートの研磨だけで馬力が2割近くもアップするとはオドロキ!
内容
1996年に誕生。ハンドリングはレー スカー並み。
安いものを探すマイク。12,000ポンドの案件。
専門業者のグレッグさん。お得意さんが買い手を探している。
エンジンはKシリーズ118PS。車重800キロ。傷、凹みあり。
テストドライブ。路面に吸い付く走り。ドアガラスは手動。長時間ドライブには辛い。どうやって価値を上げるか・・
8,400ポンドで妥結。
週末にサーキットで楽しむ人向け。
エンジンをグレードアップしたい。
エドに相談するマイク。
コーリン・チャップマンの哲学を受け継いだクルマだ・・・
エンジンはポートを研磨加工して、サスにも手を加えよう。
エンジンはローバー社製の1.8ℓ。ポート研磨にはシリンダーヘッドを外す必要があり、まず車体下部の部品を外して冷却液を排出(半分だけ→エンジン上部のみ分解のため)
次いでインテークとエキゾーストのマニホールドを外す。
ヘッドボルトを外し順次バラしてシリンダーヘッドを外す。
ヘッドボルトは一回締めたものは再利用不可(組立時は新品に)
ペットボトルの水で、抵抗の差による性能差を表現。
ヘッド研磨は専門業者に任せる(マイクが持ち込み)
水密検査で漏れチェック(これが合格しないと先に進めない)
ポートの鋳物肌を工具で研磨して空気の流動抵抗を減らす。
フローメーターで流量が120→150にアップ(ほぼ馬力に比例)
最後にヘッド端面の仕上げ。
タイヤチェックをするエド。溝の残量は規定以上だが、古くて亀裂が入っているため新品に交換。
サスに取り掛かる前にシリンダーブロックの組み込み。
サスペンションは硬さやプリロードを変更出来るタイプ。
塗装されたホイールに新品タイヤが嵌められた。
タイヤの重量配分を測定するため、タイヤ4ケ所にコーナーウェイトスケールを履かせる。
6割がリヤに配分されている。左右のアンバランスがあるためフロントのサスペンションでプリロードを調整。
その後後ろの左右を調整。
前の持ち主がくれたリヤデフューザーを取付け(外観向上)
塗装は外部に出して部分的手直し。
その後フォグランプ、エンブレムを交換。
費用一覧 円換算(¥180/£)
Car 8,400 1,512,000
Suspension 700 126,000
Porting 450 81,000
Paintwork 300 54,000
Upgrade partsa 1,700 306,000
Total £11,550 ¥2,079,000
サーキットで成果を試すと言うマイク。
場所はシルバーストーンサーキット。二人での競争。
マイク先攻。「元気過ぎます~~」 記録1分12秒。
次いでエドは1分15秒。
エド「いくらで売るつもり?」
「サーキットで走れるクルマだ。14,000で売る!」
広告を見たと言うスティーブさんのために見せに行ったマイク。
妻へのプレゼントだという。
「手間がかかってます・・・」とマイク。
微妙な攻防。13,500→13,250ポンドで握手!
今日の一曲
Cat Stevens Morning has broken 1971