名車再生!クラシックカーディーラーズ
「ベンツSLK」BS11 4/22放送
感想
格納式のルーフがカッコいい。トランクが全部潰されるかと思ったが、そのメカ部は上だけで、そこそこ収納力がある。
スクリュー圧縮式の過給機は初めて見た。ターボと違ってレスポンスが早いんだろうな。
そういえば昔乗っていたシグマターボは、アクセル踏み込んでもターボランプが点灯するのに2秒ぐらいかかった。
ちょっとオイル品質をケチるとターボランプ点かなかったし・・
内容
定評のSLクラスをコンパクトにしたもの。販売がポルシェ超え。
特徴は格納式のメタルルーフ。人気は衰えず。
オークションサイトで探したら2,000ポンドの出物。ただしルーフの格納出来ず。上限2,100で自動入札した所2,010で落札。
引き取りに行ったマイク(現物見ずに買うのは珍しい)
ディーラーのサイモンさん。アウディTT販売時の引き取り車。
エンジン音はいいが、やはりルーフは動かず。テストドライブ。
軽量コンパクトのスポーティ車。2ℓエンジン、スーパーチャージャー付きで、加速が素晴らしい。ブレーキの踏み代が少ない。
戻ったマイク。金は振込み済なのでスナオに握手。
市場での相場は3,500~4,000ポンド程度。費用は節約。
クルマを見て「この買い物は冒険かな?」とエド。
まずエンジン異音のチェックに聴診器を使う。過給機(スーパーチャージャー)からの発生。中古品をマイクが探す。
もう一つは電動ルーフ。テスターチェックでリレー故障を発見。
だが交換してもトランクリッドの動きが遅い。
問題は油圧ポンプ(それでリレーが壊れた)油圧ポンプ外すのに内装まで外した。油圧ポンプは中古で入手→交換後OK。
中古パーツ専門店に行くマイク。過給機、ヘッドライト、ホイール+タイヤ、ステレオ。全部で500ポンドを400に値切った。
ブレーキの踏み応えが甘い。連結部からの油落ち。
マスターシリンダー側のシールに問題ありそう。
マスターシリンダー全体を交換(50ポンド)
交換後、ブレーキオイルを充填しエア抜き(2人作業)
スーパーチャージャーの交換は大変。これはリショルム式(スクリューの噛み合い)ターボの様なラグがない。原因を突き止めるため分解。ローター上部の擦り減りで修理不可。
ベルトも交換。複数掛かっているので配置の図面を残す。
交換後聴診器チェック→OK!
左ヘッドライトの交換(水が溜まっていた)
ボディ修理は専門家(デイブ)が来て実施。
専門のチェッカーを使った出張診断。
ブレーキアシストと横滑り防止センサの故障。
それを予測して部品を持参してくれていた(75ポンド)
費用一覧 円換算(¥165/£)
CAR 2,010 331,650
WHEELS,LAMP&RADIO 400 66,000
ROOF PUMP 120 19,800
BRAKE CYLINDER 50 8,250
BODY WORK&ELECTRICALS 320 52,800
OTHER SPARES 55 9,075
TOTAL £2,955 ¥487,575
テストドライブはプレコンビーコンズ国立公園。
どうしてここに?とエド。
「イギリス有数のドライビング・コースさ」
いくらで売るつもり?→勝負に出る!(3,800)
広告を見て訪れたビルさん。「3,500では?・・・・」
多少攻防の末、3,650ポンドで握手!
今日の一曲
邦題は「恋のほのお」
Love Grows - Edison Lighthouse 1970