パソコン乗り換えラプソディ(Windows11) | 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

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乗り換え動機
現PC(Windows 8.1)を使い始めてちょうど丸7年。

そのサポート期限が2023年1月13日に迫る。

前回買い換えた時の顛末はこちら。

 

この時は、内蔵ハードディスクがエラーを起こしかけたための緊急避難。Windows10がリリースされて半年足らずだったので、アップグレードをためらった。10はその後安定し、スタンダードとして定着したから、やっとけば良かったのに・・・

で、時々DELLのサイトを覗いて「まだいいか」と思っていたら、あたりを付けていた機種が購入不可になっていた。
やはりサポート期限に向けて「敵もさるもの」てなとこか。
それで現機種の「INSPIRON」から格落ちではあるが「Vostro」を選択して発注。モニターも13年使ったので新規に購入。

 

 

作業開始
PCとモニターが到着して、セットアップ作業開始。
予習でWindows11からはMicrosoftアカウントが必須と分かっていたのでGmailを使用する事に。
立ち上げてからは今までと同様、使用する国から始まって、さほど悩む事なく進む。PCの名前はテキトーに・・・
Microsoftアカウントを要求されて入れると、パスワードの所で「Gmailアカウントと同じパスワードにしますか?」と聞かれた。やっぱりと思ったが、ちょっとコワかったので別に設定。
次はPINの入力。これは4桁以上の英数字を入れればOK(今後のログインはこれでやれる)
そのあとに「回復ドライブを作るのに「One Drive」を登録しますが?」とかなんとか聞かれる。とりあえずパス。
それであっさりとデスクトップ画面になった。
Windows8.1の時は、モバイルを意識してスマホ的画面から操作しないとデスクトップに行けなかったが、大幅に改善。



DVD読み取り動作の違い
とりあえず動作が心配なデジカメのソフトをインストールしようとしてDVDをセットするが、10秒ほど回ってから止まってしまう。入れ直しても同じ。
「えー、ハードがやられてる?・・」と暗たんたる思いでDELLのサポートにTEL。
出たのは中国人女性。オイオイ、と思ったが日本語は流暢。
一応状況を説明すると音楽・映像系の媒体だとすぐ立ち上がるが、データ系は手順が必要だという。
ドキュメントからDVD RW ドライブをクリックして、トレイが出たら挿入してクダサイ・・・・

入ったDVDを認識したマーク(アイコン)が出ているところをダブルクリックしたら、フツーにソフトが開いた。
セキュリティの問題もあるんやろうな。

でも知っておかないと「壊れてる」と思うで・・・

「One Drive」に気をつけろ!
それから、別に避難してあったファイルを各フォルダに入れて行った時に異常発生!
作った覚えがないのにファイルがいつの間にか作られる。
消そうとしても消えない。そうこうしているうちに「One Driveの領域がいっぱいです」とか何とかメッセージが出て赤の×マークと共に全ファイルが開かなくなってしまった。
会社でソフト関係の仕事をしている息子にHELP要請。
彼の言うには「One Drive」はMicrosoftが提供しているクラウドでのデータ保存サービス。
多分デフォルトで「利用する」設定がなされている。

それで各データを入れて行って、無料で保存出来る量を超えたらロックをかけて有料エリア(保存領域が増える)に誘導するという戦略なのだろうという。
プログラムファイルから「One Drive」をアンインストール
したが、その後も息子が苦戦して事後処理してくれた。
一応落ち着いたが「保存するエリアの裏ファイル名に「One Drive」が入ってるから、こらー確信犯やね」と息子。
あまり知らない者がやったら、ロックを解除するために保存エリア拡張を購入せざるを得なくなるだろう。
これじゃあまるで「人質型」のウイルスソフトだ。
善後策としては、いろんな作業をする前にプログラムファイルから「One Drive」を削除する事をオススメする。

これでも十分とは言えないが・・・
親切な説明がコチラにあった。

タスクバー
Windows 8.1の時は、タスクバーなんてマウスでつまんでドラッグすればすぐ左縦方に寄せられたのだが、今回ゼンゼン出来ない。そもそも画面が横長になり、上下スクロール時の画面確保のためには、タスクバーは左右どちらかにあった方が絶対便利の筈。ネットで調べてもその需要が高いことが窺える。
サポート時に見直される事を希望・・・

Excel、Word乗り換え
初めてPCを買ったのが1999年。その時に付いていたExcel98、Word98のソフト(CD)を延々と使っていた。
さすがに今回これは受け付けてくれなかった(残念)
息子に聞いたら「もう捨てたら?・・・・」
フリーソフトで互換性のある「OpenOffice」は時々使っていたので、この際本格的に乗り換え。
既存文書を一括で変換してくれる。
ただ動作は完全互換とはいえず、細かな部分で変える必要があるが、まあ許容範囲か。
毎月の使用料を払えばOffice系ソフトが使える様だが(コチラ)年額¥12,984を払うとは・・・うーむ。

PCの使用感
Windows8.1になった時もずいぶん静かになったと思ったが、今回は「ほぼ無音」立ち上がりもシャットダウンも早いし。
そして応答の速さ。前PCではプロバイダが提供するセキュリティ「ウイルスバスター」を使っていたが、導入初期にとてつもなく応答が遅くなり、常駐ソフトをイロイロ止めたりしてようやく動くようになった。
今回はDellの標準で付いている(1年間無料の)「マカフィー」を使ってみたところ、全くストレスなく「速い」
実は前PCがあまりにも遅く、回線速度アップを期待して10G契約に変えたが、今回1G回線で全く問題ないため、高速回線は仕事でリモート業務もある息子に譲った。

オマケ
フリーセル
PCを使い始めて以降、このゲームはずっと継続してやっている。
ただ、クラウド上で使っているから、PCが変わるとリセット。
前PCの最終成績は勝率99.5%(21082戦20977勝)これが約7年間だから、1日8回ちょっとの対戦か・・(ヒマやね) 


乗り換えて約10日ほど。何とか軌道に乗り、ブログのメンテナンスも問題なく行えている。

ただ、高解像度になったせいか字が小さく、老眼にはこたえるので「設定」→「ディスプレイ」→「拡大/縮小」で125%にして使っている(中間が選べない・・・)

さあ、このPCであと何年維持出来るかな?

参考
OS                  リリース     サポート終了   有効期間
Windows XP     2001.10.25  2014. 4. 9     13年5ケ月
Windows Vista  2006.11.30  2017. 4.11    10年4ケ月
Windows 7       2009.  7.22  2020. 1.14    10年5ケ月

Windows 8.1    2013.10.18  2023. 1.13      9年2ケ月
Windows 10     2015. 7.29  2025.10.14    10年2ケ月
Windows 11     2021.10. 5

 

最後に(これを最初に言うべきだったかも・・)

今回Windows11がプレインストールされたPCを購入したが、10バージョンを買って11へのアップグレードは簡単に出来る。

購入後、DELLから親切にそのメールが来た(おせーよ!)

動作の心配があればインストールした後、32GBのメモリでバックアップを取れば不安はない(数百円)

詳細はコチラ

 

 

今日の一曲
哀しみの終るとき/ミッシェル・ポルナレフ(1972年) 
Ça n'arrive qu'aux autres/Michel Polnareff