名車再生!クラシックカー・ディーラーズ
「デロリアン」BS11 7/30放送
感想
あのデロリアンが出て来るとはビックリ!
映画はあまり細かく観ていなかったが、オールステンレスのボディだったんだ・・・
この車がジウジアーロのデザインとは知らなかった。まあ、いかにもといった感じではあるが。
しかし利益6,000ポンド(約百万円)とは番組史上最高ランク!
内容
今回はアメリカ(カリフォルニア)に来ているマイク。
とある貴重なクルマを探す。サイコーにクールな車。
140キロまで加速するとタイムマシンになる・・・映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のデロリアンDMC-12。
ジョン・デロリアンが興した会社だが10年で倒産。
欧州で探すも3台しか見つからず(それも2万ポンド以上)
16,500ドルの提示に6時間かけて見に行くマイク。
持ち主はコーキーさん。
ステンレスボディのルーフとボンネットに凹みあり。
エンジンは問題ないとの事(4万キロも走っていない)
シートが裂けている。パワーウィンドが不作動。
テストドライブに出るマイク。9,000台しか作られなかった。
乗っている事自体が誇らしい。テクニカルな問題はない様だが、問題点もあり値引き交渉。結局15,500ドルで妥結。
イギリスまで持ち帰っての作業。
興奮するエド「クールだねぇ・・・」ただしホイールの傷ひどく、ボディの凹みは専門家の修理が必要。
リヤルーバの端が一方欠けている(手こずるな・・・)
2.8ℓ、V6エンジン。プジョー、ルノー、ボルボ3社共同開発のエンジン。そこでマイクがエンジンからの僅かなオイル漏れを報告。
まずオイル漏れ解決に着手するエド。
良くあるのは①ウォーターポンプ、②プレッシャーSW。
それ以外だと大変かも→二箇所とも異常なし。
下周りのチェックではトランスミッションとエンジンの間からの漏れ。周囲の部品を外してミッションに辿り着き外す。
この際なのでクラッチを確認するとほぼ新品。
その奥のシールから洩れていた。新しい部品に交換。
溝が追加されてグレードアップしている。
元に戻して数日様子を見る。
DMCのパーツセンターを訪れるマイク。
デロリアンは35,000台分のパーツが作られたが、たった9,000台しか作られなかったため、サービスパーツは潤沢にある。
担当のダニーさん。映画の設定と同じ改造を自分の車で行っていた(3年がかり)
フロントシート入手について聞くと、シートカバーを提案される(約半額)それと計器パネルカバー、テールランプレンズ入手。
ホイールは業者が出張して作業。磨きとパウダーコーティング。
エドがリヤルーバの修理。
グラスファイバー製であり、雨水が侵入した部分を多めにカットしてからパーツを継ぎ足し(ガラス繊維を重ねて二液硬化樹脂で固める。
その後反対側から型取りして整形し研磨。仕上げは業者に任す。
ジウジアーロのデザインに敬服するエド(30年経っても変わらない・・・)
パワーウィンドの故障修理。SW系は異常なし。ドアトリムを外して駆動系を取り出す。雨水でサビている。新品に交換で解決。
ボディの凹みはステンレスの専門家クリス・ニコルソンが出張で修理。特殊な工具で凹みを叩き出し、その後傷の除去。
最後に馬の毛とサンドパーパーを組み合わせたグラインダーでヘアライン仕上げ。
エアコンのコンプレッサー作動せず。まずヒューズ確認→切れていた。
設定は10A。説明書でここの仕様を確認すると20Aの指定。
20Aのヒューズを取付けたら直った。
メーターカバーの交換。
費用一覧 円換算(\160/£)
CAR 9,650 1,544,000
SHIPPING & TACS 2,500 400,000
EXPENSES 1,000 160,000
SPARE PARTS 900 144,000
PAINT WORK 300 48,000
DENT REPAIR 300 48,000
MISC 65 10,400
TOTAL £14,715 \2,354,400
デロリアンのイベントに参加する二人(ノーフォーク)
メール問い合わせのあったマットさんも会場に。父親がデロリアンの製造工場で働いていたという。エドの仕事ぶりに感心。
強気に出るマイクは「二万以上です!上乗せはあなた次第」
20,500ポンドで交渉成立(6,000ポンドの利益)