名車再生!「ノーブルM12 GTO」BS11 2/5放送 | 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

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名車再生!クラシックカー・ディーラーズ
「ノーブルM12 GTO」BS11 2/5放送 
感想
イタリアまで買い付けに行くマイクのバイタリティーに感心。
ターボの分解整備は外注で、あまりエドの腕の見せ場がなかった。
あとはブースト圧の精密チューニング(ソレノイドによる)
ただ、横G対策用のオイルパンは興味深かった。

内容
市販されたのが100台あまりのレアな車。予算22,000ポンド。程度のよさそうなものが24,000ポンドでネットに出ている。車はイタリアに。
マイクがベネチアまで行く。アルベルトさん。4年前一目惚れで購入。
エンジンはモンデオ製 2.5ℓ 310PS。

ヒーターが壊れている(この地では不要)
試乗結果では運転していて気持ちがいい。オイル上りで白煙が出る。
マイクがズバっと言う「辺鄙なところだからいつまでたっても売れない」
21,500ポンドで妥結。

エドは渋い顔。エンジンのターボに深刻なトラブルの可能性がある・・・
まずターボの取り外し。そのためにはフロアパンの取り外しが必要。
一つ目外すとかなりの汚れ。ターボから吹き出ておりシール不良。
もう一つはエキゾーストパイプとインタークーラーを外して対応。

こちらもオイルで汚れ。タービンは20万回/分にもなりシールに高負荷がかかる。カットモデルで説明(左の排気で駆動、右で吸気を圧縮)

ターボは専門家に頼む事としてマイクに任せる。

ターボを提供した会社に出向きメンテ依頼。相手はジェームスさん。
分解及び状況把握までは無料だという。

その結果必要なメンテ作業に費用発生。
汚れを落とし各部チェック。

シール交換。バランシング・マシンにかける
とややアンバランス発生→ブレードを少し削ってバランシング。

計測器でチェック。

 

ターボのオイルがインタークーラーまで汚しているため、アセトンで清掃。思ったよりは汚れていなかった。


ターボの背圧逃がしのウェストゲート(メカの保護)が簡単なバネ製でありこの高精度化が性能アップに繋がる

→ソレノイドバルブ化(ECUとの結合)

その結果最大ブースト圧を0.7→0.9にアップ(出力10%アップ)
新オイルパンに交換。

その前に邪魔なクロスメンバーを切断して組み付け式に改造。

新オイルパン

横Gが強くかかってもオイル吸い上げ口の液面を保つ。

ヒーター修理。購入時のものは外されていた。

樹脂製で割れ(振動に耐えられず)ケースをアルミで作り直す。

ハンドル、シフトレバーを純正品に交換。



費用一覧                                  円換算(\150/£)
Car                                       21,500       3,225,000
Turbo Refurbishment                1,020         153,000
Boost Control & ECU Remap       666           99,900
Sump & Catch Tank                  1,008         151,200
Trim & Ancillaries                        380          57,000
Total                            24,574   3,686,100


テストドライブはアルパインループを貸し切り。高速でも横ゆれしない。


UPグレードを試す(データロガー取付け) 273キロ達成!
いくらで売る? 「27,000ポンド!」(マイク)
問い合わせ多数の中でジムさんが見に来る。
26,000で、との申し出に強気のマイク。結局27,000ポンドで決着。

 

 

今日の一曲

鳴り物入りで日本に上陸した(当時自分は中学生)
ある時このリズムが「ドリフのズンドコ節」と同じだと気付いてから、なーんか楽しめなくなった・・・

Shocking Blue - Venus