名車再生!「アンフィカー」水陸両用車 BS11 7月放送 | 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

日々接した情報の保管場所として・・・・基本ネタバレです(陳謝)

 

感想
水陸両用車をここまでまともに観察したのは初めて。
やっぱ残存台数が少ないから、引取り価格も高い。
パッと見程度が良さそうだったが、塗装剥がしたらズタボロ状態。

それを、痛んだところは切り取って板金を当てて溶接して行くエド。
でもこれモノコックボディだから、こんなに切った張ったして大丈夫か?
あれで水上に出るのは相当勇気が要る・・・

意外に高額で売れてこっちも安心。
今回マイクは木製オールを作っただけか・・・

内容
1960年代、ドイツで4,000台弱作られた。エンジンはトライアンフ製。
会社は倒産。どこで探すか? フロリダで見つけた。
試乗では水上走行も可能(マイクごきげん)

値引きには一切応じず3,5000ドルで購入。

エド憧れの車でもあり喜んだのもつかの間、スチール製のボディはかなり状態が悪い。内装を全て外して確認。相当腐食部分があるのと、中途半端なパッチ当てで状態を悪くしている。

錆びの程度を確認するため「ソーダブラスター」で塗装を全部剥離。

サンドブラスターよりは優しく地金を痛めない。

マイクは緊急用のパドル作り。

帯ノコで整えグラインダーで整形後塗装。


エドは腐食部分をグラインダーで切り取り、その場所に新しいパネルを溶接して行く。ブラケットも新作しスエジ加工(フランジ出し)を行う。


排水用のビルジポンプのチェック。使えるが安全のため新品に交換。
排水口がオリジナルとは別の場所にあったため、元の場所に戻す。

本機は欧州で船舶として認められていないため、検査をパスして許可を得る必要がある。海水仕様の燃料経路。

燃料タンク改造。気化ガス排出用キャップ設置。

 

燃料遮断バルブ設置。電気全遮断用スイッチ設置。バッテリーを防水ケースに格納。
最後にボート機能の検査員チェック→OK

費用一覧                                  円換算(\153/£)
Car                              21,000        3,213,000
Shipping & Travel            2,500          382,500
Spare Parts                      800           122,400
Stripping & Re-Spray      5,500           841,500
Safety mods & Fees           800           122,400
Total                 £30,600   \4,681,800

二人で川へ行き進水式。ワインで乾杯(飲まずに車にかける)


だが水上走行途中にエンスト。ボートでけん引されて戻る。

原因はインプットシャフトのニードルベアリング破損。35ポンド。

海外にも広告を打ったら、オランダからロイさんが訪れる。運河で乗りたいとのこと。提示価格は4万ポンド。

交渉の結果35,200ポンドで成立。