ゴースト / ニューヨークの幻 1990年 アメリカ | 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

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日々接した情報の保管場所として・・・・基本ネタバレです(陳謝)

 

監督       ジェリー・ザッカー
脚本       ブルース・ジョエル・ルービン
音楽       モーリス・ジャール
主題歌    ライチャス・ブラザーズ「アンチェインド・メロディ」
 

興行収入:約500億円(全世界)

キャスト
サム・ウィート         パトリック・スウェイジ
モリー・ジェンセン        デミ・ムーア    
オダ・メイ・ブラウン      ウーピー・ゴールドバーグ
カール・ブルーナー      トニー・ゴールドウィン    
ウィリー・ロペス            リック・アビレス    
地下鉄のゴースト        ヴィンセント・スキャヴェリ

予告編


感想
TV放送があったので、カミさんのリクエストに従って録画し視聴(女性には絶大な人気がある)
でもこれが31年前の映画とは(歳取るわけだ・・・)
ロクロを回すモリーの後ろから手を添えるサム・・・

この辺りにヤラれるんだろうな、女どもは・・・
のっけからキーマンが殺されて悲惨な話かと思えば、霊媒師役のウーピーが例の調子でズッコケまくり、初見の時は大いに笑った。
気を集中することでモノが動かせるという設定は秀逸。

それでモリーを救うことが出来た。
まあ安定の「オススメの一本」てなとこか。

あらすじ
銀行員のサム・ウイートは陶芸家のモリー・ジェンセンと恋人同士。

 

同僚のカール・ブルーナーと共に仕事も順調。
ある日、サムは勤務先の銀行で口座データに不審な点を見つけた。

カールが手伝うと言ったが、それを断り一人で調べるサム。

ある夜、モリーと共に「マクベス」を観たサムは、帰り道で暴漢に襲われる。強く抵抗したため暴漢が発砲。サムはそれを追うが逃げられ、戻ってみるとモリーが、血だらけの自分を抱いて介抱していた。

自分がゴーストになった事を知るサム。


モリーのアパートで話しかけるサムだが、彼女には聞こえない。
ある日カールに誘われて散歩に出掛けたモリー。

その後男がモリーの家に侵入した。
自分を撃った男だと知り、殴りかかるサムだが空を切るだけ。

そこにモリーが帰って来る。
襲おうとする男に、何とか飼い猫をけしかけて外に追い出すサム。
 

男をつけて地下鉄に乗ると、そこを仕切るゴーストに追われるサム。

彼はゴーストなのにガラスも割ることが出来た。
ゴーストから逃れ、なおも男を追跡したサム。

男の名はウイリー・ロペス。
 

その近くにあった霊媒師の看板を見つけて、中でイカサマの仕事をしているオダ=メイをからかうサム。

だがその声が聞こえると知って驚いた。

懇願と脅迫でオダ=メイの協力を取り付けたサムは、彼女をモリーに会わせ、犯人がウイリー・ロペスだと伝えた。
それをカールに相談したモリー。疑いながらも自分が調べると言って、ウイリーのアパートに向かうカール。
解決を期待してあとをつけるサムだが、カール自身がウイリーに指示してサムを襲わせていた事を知る。
カールは裏で麻薬組織と繋がり、400万ドルの資金洗浄をやろうとしていたが、それを察知したサムが邪魔になった。

一方モリーは警察に相談に行くが、オダ=メイが詐欺の前歴があると知りショックを受ける。
モリーの自宅で相談されたカールは、それに付け込んでモリーにキスしようとした。
怒りでそこに飛び込んだサム。

その瞬間二人の写った写真立てが倒れ、キスは回避された。
地下鉄のゴーストを訪ねて、モノを動かせるよう教えを乞うサム。

次いでサムはオダ=メイに仕事を依頼。ニセの身分証明書を作らせ、銀行でカールの口座の名義人になりすましてそれを解約し、400万ドルを小切手にして引き出すことに成功した。


偶然その姿を見るモリー。
有頂天になるオダ=メイだが、サムはその小切手を慈善団体に寄付させた。
銀行で、例の口座が解約され400万ドルがなくなった事を知ったカールは、必死で金を探すが見つからない。

 

様々な怪奇現象を起こしてカールを脅すサム。
モリーの家で詳しく話を聞き直したカールは、オダ=メイが金を持っていると知り、ウイリーと共に彼女の家へ向かった。
間一髪オダ=メイを逃がしたサムは、ポルターガイストでウイリーをパニックに陥れる。車とバスに挟まれてウイリーは死に、ゴーストとして地獄の使者に連れ去られた。

サムはオダ=メイを連れてモリーの家へ行くが、詐欺師だったことで鍵を開けないモリー。
サムと二人だけしか知らないことを彼女の口から聞いて驚くモリー。

そして1セントコインをドアに沿わせて持ち上げ、モリーに渡すサム。


オダ=メイを招き入れるモリーは、警察に連絡を入れた。
サムの、もう一度モリーと触れ合いたいという願いに体を貸すオダ=メイ。
再会のひとときを過ごす二人。

だが警察より早くカールが押しかけて来た。

屋根裏に逃げるモリーとオダ=メイ。
銃を向けて迫るカール。

だがサムの瞬間アタックで銃は落とされ、逃げ回るカール。
工事用のクレーンフックをぶつけたカールだが、その反動で頭上のガラスが割れ、破片が彼の胸を直撃した。
ゴーストとなったカールがひとときサムと対面。

だがすぐ地獄の使者に連れて行かれた。


モリーの危険が去ったことで、サムには天国から迎えが来る。

その光に照らされて、ひとときサムの姿が浮かび上がる。
初めて「愛してる」と口にしたサムは、天国に旅立って行った。