電源コンセントBOX | 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

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自作のプリアンプにハムノイズが出るようになり、安いプリメインアンプを買ってお茶を濁している。
今まで特に意識もしていなかったのだが、やっぱりアンプが変わると音も変わる。スピーカみたく、電気を音に変えるプロセスだったら当然違いがある筈だが、アンプなんて単なる電力増幅。そんなに違いはあるまい、と自作派の割りに高をくくっていた。だが三十年以上同じアンプで音楽聴いてきたのは事実。ここ、あそこという指摘が出来ないものの「やっぱり違う」。
せめてパワーアンプだけでも、と買ったアンプのプリアウトを従来の自作パワーアンプに繋いで聞くと、精神が安定する。

 

だがそのアンプが連動で接続出来るコンセントの上限ワッテージは100W(少なっ!)。
そんなところにパワーアンプを直接繋ぐのは気が引ける。さりとて毎回スイッチの入り切りでパワーアンプまでON-OFFする儀式はやりたくない。

 

そこで電源コンセントBOXの自作。リレーを使い、コイルのON-OFFのみアンプ側の信号をもらうもの。意外にこういう商品が売られていない。
昔アンプを自作していた頃は、名古屋市内にパーツセンターが数ケ所あったが、今は大須の「アメ横ビル」にしかない。

わざわざ電車使って行くのも面倒。

 

ネットで調べたところ、通信販売主体の「マルツオンライン」があった。
ネット注文しようと思ったが、更に調べて行くと幸いにも車でさほど遠くない所に販売部門がある事が判明。


アルミケース                        640
プラグ付きコード(信号用)      180
プラグ付きコード(電源用)        -
リレー                                 840
ゴム足                                120
ゴムブッシュ(2個)                  40
ACコンセント(4個)                320

計                                 ¥2140

 

 

こんなものを買うのは相当久しぶり。電源用のコードは、たまたま他の機器で余ったものがあるので流用。
一番面倒なのは、コンセントを取り付けるための角穴を開ける作業。
それさえ終われば、後は配線だけ。ごく簡単なので配線図も不要。リレーは上下逆にして両面ソフトテープで固定。配線が繋がれば固定される。リレーは二回路あったので、安全のために両切りとした。

 

 

 

 

 

そしてセッティング。電源を入れた時に「カチョーン」という小気味よいリレー音。
これで聴き馴染んだ音に再会。レコードの音も違和感ない。こうやって比較してみると、プリアンプの違いは、残念ながら自分には聴き分ける能力がない様だ。

 

ただこのパワーアンプも、ボリュームを絞り切って注意深く聞いていると、時折りかすかに「ザザッ・・・」というノイズが聞こえる。まあ旧いから、いずれ手当てが必要になるだろうが、当面はこれで行くしかない。


しかし今回、プリ部だけでもメーカー品になったわけだが、今回変えて良かったと思った一番の出来事は・・・・
「リモコンでボリューム調整や入力切替が出来る!」
使ってみると、これがホントに便利。イージーリスニングでも、気に入った曲があればちょっと音量を上げたくなる。そんな時にすぐやれる快適さ。

 

こうやって人は堕落して行くのか・・・(大げさな)。