ジャッカル 1997年 (8/19TV放送) | 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

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監督    マイケル・ケイトン=ジョーンズ

 

キャスト
ジャッカル   ブルース・ウィリス
デクラン・マルクィーン リチャード・ギア
プレストンFBI副長官 シドニー・ポワチエ
コスロヴァ少佐 ダイアン・ヴェノーラ
イザベラ・ザンコーナ マチルダ・メイ
イアン・ラモント   ジャック・ブラック
ウィザースプーン  J・K・シモンズ
ドナルド・ブラウンFBI長官 ジョン・カニンガム

 

予告編
https://www.youtube.com/watch?v=lxyRNnDyuWg



 

解説
名作「ジャッカルの日」を現代に舞台を置き換えて大胆に翻案。謎の殺し屋ジャッカルと、彼を追う元IRAテロリストの死闘を描くサスペンス。
弟をロシア内務省(MVD)とアメリカ連邦捜査局(FBI)の合同捜査チームに射殺されたチェチェン・マフィアのボス、テレクは報復として凄腕の殺し屋ジャッカルに7000万ドルでアメリカ要人の暗殺を依頼する。
一方、その動きを察知したFBIのプレストンは、ジャッカルを詳しく知る元IRAの囚人デクランに協力を要請。だが、ジャッカルの標的はデクランの思いもよらぬ人物だった。

 

感想
ブルース・ウィリスとリチャード・ギア、大物二人を起用しての大作、と言いたいところだが、なんかイマイチ。
まず最初に、マフィアのボスが殺しを依頼する時に、直接会って(それも素顔で)7000万ドル、なーんて言うかね。もっと注意深くしないと。ジャッカル気取りすぎ。マクレーン警部見慣れているから、あまりの落差に驚いた。

 

それから殺しの武器。超ド級の機関砲なんか発注して、それの台座(PC連動で遠隔操作出来るヤツ)を素性も判らない者へ外注に出すのも何かマヌケ。
女だてらにスパルタンなコスロヴァ少佐。顔のやけど跡の理由とか、もう少し掘り下げるとドラマ性が出たかも。
大統領夫人の狙撃に失敗して逃げるジャッカル。超一流のスナイパーにしてはカッコ悪すぎ。
その上、最後には女を人質に取ってデクランを脅すとは。

 

極めつけはFBIのプレストンが事件解決後にわざとデクランを逃がしてしまう・・・・・まあいいか。
シドニー・ポワチエ。「夜の大走査線」で一躍人気が出た俳優。それなりに存在感があって、何とかこの駄作を支えていた。
しかし、ブルースのロン毛には笑った。