1日(金曜)「引田のひなまつり」見物に行きました。
引田はその昔、醬油製造で栄えた町です。
そして、手袋でも栄えた町なのです。
笠置シズ子の生まれた町でもあるのです。
今年のひなまつりのポスターは、
当然の如く「笠置シズ子のブギウギ」です。
引田の街は、今は閑静な住宅街なのです。
醤油の生産所はごくわずかで、廃れてしまっています。
手袋は郊外の工場に移っています。
こちらは、今でも醤油を生産している家です。
ベンガラを塗った、なまこ壁の大きいお屋敷です。
そして、ひな祭りの展示は、各家々で行われます。
このように家の中で展示し、窓越しに見物します。
町内には神社の末社があります。
その神社でも、雛飾りをしています。
雛飾りの奥には、神様が祀られています。
ひなまつり期間は、神様はお休みのようです。
皆さん雛飾りを見るだけで、神様にお祈りはしないようです。
神棚は、隠れて見えませんからね。
神様、ひなまつり期間はゆっくりとお休みください。
そしてこちらは、広い部屋をいっぱいに使っています。
なんと、ひなまつりだけの為の部屋なのだそうです。
ひなまつり以外には、この部屋を使わないのだそうです。
なんとも、凄い御仁がいたものです。
このような立派な御殿型の雛段が飾られていました。
各家庭では、庭が公開されているところもあります。
こちらの家庭では、ひな祭りの雰囲気を出しています。
そして、屋島狸のお気に入りの庭です。
このお宅の庭造りのセンスには恐れ入るばかりです。
狭さと奥行きを生かした、素晴らしい庭だと思います。
こちらは、車庫を利用しての展示です。
工夫をされて、これまた素晴らしい展示です。
こちらは、広い倉庫を利用して、展示をしています。
広さを生かして、吊るし雛もあり、ダイナミックな展示です。
こちらのお宅は、甲冑を展示しています。
このお宅、内閣総理大臣からの表彰状があるのです。
由緒のある立派なお屋敷のようです。
そして、手袋会館では、手袋の展示です。
手袋で、ひなまつりの華やかさを表現しています。
手袋会館には市松人形展示もあり、中央はブギウギです。
楽しい引田のひなまつり見物でした。