次にまた平坦な車道を通り、雪渓寺に到着します。ここは家の建て込んだ賑やかなところにあり、札所にしては数少ない町中のお寺のようです。
しかしながら、本堂は固く閉ざされていたため、ご本尊様にはご挨拶申し上げることが出来ず、本堂をパスして裏庭を拝見しました。年間1億円の無税の納経料収入がある割には、質素と言うより粗末な庭でした。参拝客のために、もう少しくつろぎのある庭にすれば良いと思うのですが、お寺の営業方針もあり、屋島狸にはどうにもなりません。
参拝客は札所のお寺に冷たくあしらわれ、これを辛抱するのもお四国参りの修行の一つです。屋島狸は、自分の修行の足りなさに反省するのみ....。まぁ、別に修行のためにお四国回りをしている訳ではありませんので、なんにも反省する必要は無いのですが....。