エドガーケイシーの言葉5 | 預言者のコラム2

預言者のコラム2

俗言ではなく、預言者の視点から哲学、
人生、宇宙、宗教、
時事問題などを語って行きます。


「あなたの今の境遇は、物質的にも、精神的、霊的にも、あなたがより大きなもの、もっと優れたものを成し遂げるのに必要な成長をもたらすものであり、あなたは今の状況をやり抜かなければならない」



人間というのはどんな人でも、その人生は大変なものです。
一人の人間は自我というものに閉じ込められていて、他人の意識の中に入って行くことができず、したがって、自分といつもつきあっていなければなりません。
そしてそれゆえに、限界、失望、無力感、反対に、傲慢、無慈悲、などに捕われることとなるわけです。

そしてみんな「人生とは何だ」とつぶやき、閉塞感を感じ、時に自暴自棄になったりすることもあるわけです。


しかし、人生とは「試験」なのです。我々は試されているのです。
ロールプレイングゲームの中の主人公が動かされているように、またその架空の世界にいるように、人間は現世という世界の中で役割を演じているわけです。

そして与えられているもの、肉体、才能、環境、反対にありがたくないもの、持病や負の環境などもあるかも知れません。
また自分で作ってしまった悪い境遇もあるかも知れません。

しかしそれらは全て、克服すべきためにあるのです。
自分が悪い事をしたなら、それを改めねばならないし、
境遇など~財産、身体、環境などが思わしくなくても耐え、境遇を良くする努力をしなければならないし、その過程で他者をおとしめてはならず、反対に助けねばならず、

境遇が恵まれている人はそこにあぐらをかかず、努力で人よりも上に立ったら、へりくだり、自分より低い境遇の人たちを助けねばならない、というわけなのです。

そして人生で出会う「妖怪たち」=自分の悪意や怒り、強欲、敵意などを退治して行くわけです。




それが1つの人生に於ける、魂の成長なのです。