人は皆、世界を支配したがっています。多くの人は自分がナンバーワンになることを望んでいます。
あなたは違う？ しかし世界を俯瞰してみるとそのような人間たちであふれているではありませんか。
日本の芸能人たち ビジネスマンたち 東大を目指す子供たち 世界の指導者たち ロックミュージシャン、ハリウッドスターたち
しかしこの世というのは３次元世界であり、そこは自我が支配する領域。
そして物質的に成功し栄誉を得ることは３次元世界に縛られるということであり、自我に支配されるということなのです。
つまり、彼らは世界を支配したつもりでいて、実は自分自身の自我の支配下に置かれてしまったというわけなのです。
因果応報。支配するものは支配される、というわけです。
そしてこれはスピリチュアル的観点からのみならず、物理的視点からもそうなのです。
すなわちこのような人間たちは遅かれ早かれ、物質的に支配される側に立つのです。
それは今生の内に病気になるか、来世で圧政下に置かれるということです。
ただ「地を治める」という言葉には違う意味があります。こ
れはケイシーやキリストが言っていた言葉です。
「地を治める」とは、自分自身のエゴを抑制し、自身の自我を超越するということなのです。
上記の愚か者たちは正反対ことをしているわけです。
またこれも言っておきましょう。もし上に立つことが愛からのものなら、つまりそれが、その人が世界を改善させたいための活動なら権威の立場に就いても良いのです。
もしその人にエゴがなく、自身のためではなく、慈悲ゆえの活動なら良いのです。
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