言の葉35 夢は誰かのためでなければならない | 預言者のコラム2

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俗言ではなく、預言者の視点から哲学、
人生、宇宙、宗教、
時事問題などを語って行きます。



「あのね、私は歌手になりたいの」
ああ、そうかい、皆、そう思っているよ。

皆、芸能人になりたく、スターになりたく、金持ちになりたいものではないでしょうか。
そして世間ではそれを夢という。

しかし本当の夢は
「私は歌手になって、苦しんでいる人々の癒しになりたいの」
でなければならないのです。

そして成功した暁には、名声、富を分け与えるのです。つまり、金は分配し、名声は世直しに使わねばならないということです。
金と名声の上にあぐらをかくことを目的とするならそれは夢ではないわけです。

エリック・クラプトンのようなギタリストになりたい? よろしい、では彼のような過ちを犯してはならないし、彼のような悲しみを負わないように努力しなければならない。
その方法は、既に述べた通りです。

医師は金と権威のためになるべきではなく(多くがこれだ)、病気の人を救ってあげたいという切望からならねばならない。

警官は制服を着て威張れるからなるのではなく、世の治安、秩序を守る一員となる動機でなければならない。

教師は生徒を殴り、踏みつけ、世間様から先生呼ばわりされたいからなるものではない、子供に倫理を教え真っ当に社会に送り出すためでなければならない。

政治家になる人は、金と権威を理由にしてはいけない。もちろん社会を改善させる正義感100%でなければならない。

弁護士は金と権威のためになってはならない、人助けのためでなければならない。

芸能人、歌手、俳優は自分のためであってはならない。大衆を癒すためでなければならない。莫大な報酬を得た場合それは世に還元しなければならない。





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