長い間、ぼくたちはクレイジーな戦士として活動してきた。
誰かに操作されることなく、戦争の全ての武器を侮蔑する
ポールマッカートニーのカリコ・スカイの一節を適当に意訳したものです。
Long live all of us crazy soldiers
ロングライブというのは長く活動しているということなのでしょうが、私の勝手な解釈では、時代を超え、転生を繰り返し平和活動をして来た魂たちと解釈しました。
クレイジーソルジャーとは、もちろん文字通りの戦士のことではなく、平和運動をする人のこと。クレイジーとは、常識的な運動をしているのではなく、自己流に活動しているということなのでしょう。
Who were born under calico skies
カリコの空の下、ぼくたちは生まれた～ とある「カリコ」とは国の名前なのか、町の名なのか全く分かりません。とにかく同じ地に彼らは生まれたのです。
May we never be called to handle
ぼくたちは他人に操作されるために呼ばれたのではない
～「呼ばれた」つまり、地上に使命があって生まれて来たと言っているわけです。偶然生まれたのではなく、意義があって生まれて来たということです。
「操作されるためでなく」
～人は生まれて来るとしばしば自分の意志ではないのに、他人の意志で動かされてしまうことがある。
ブラック企業でこき使われ、人様にありがたがられないものを強引に売りつける仕事もしなければならないこともある。
もっと悪いのは政府の意向で人殺しをしてしまうこと。自分の意志は誰をも殺したくないのに、徴兵され敵国の兵士を殺す役目を押し付けられる。
戦争とはそういうもの。
「他人に操作されている」形になるのです。
また世間の動向に安易に従ってしまうのも、これ。
他人がこう言っているからという理由で、盲目的に従うのは「他人に操作されている」こと。
本当は、戦士はそのために生まれて来たのではないのに。
All the weapons of war we despise
戦士は戦争で使われる全ての兵器を憎む のです。もちろん「武器」というのは広義の意味で、争い全般のことを指します。
「自分の国を守るために武力を持つべき」だと言う政治家候補者がいます。
もし自衛隊が海外で戦争に加わったら、敵がイスラム系の国だったら、イスラムから日本がテロの報復を受けないとはいえません。
日本は他国に恨みがあるわけではないのに、海外で武力活動をしたら、自衛隊員たちは恨みのない人々を殺すことになるかもしれません。
参戦するとは、そのようなこと。
関係のない国が首を突っ込んで、泥沼にはまる構図がここにあります。
ベトナム戦争は元々アメリカは関係なかったのに、ベトナムに恨みのないアメリカ人が大勢ベトナム人を殺し、殺しに来たアメリカ人を迎え撃つためにベトナム人はアメリカ人を大勢殺しました。
しかも戦争が終わってお払い箱になった兵士たちの多くは体が不自由になったり、精神疾患に悩まされ、あとは国からしらんぷり。
韓国人は日本人に「歴史を学べ」と声高に語っています。しかし、本当に歴史を学ばねばならないのは韓国人の方。
なぜなら韓国人も加害者の立場になったことがあるのですから。
中国人は反日ドラマばかりつくり、一方的に日本を悪者にしているけれど、中国人は現在チベットを弾圧しています。
そして日本人は世界中で起きた戦争、関係のない国が巻き込まれ、殺したくないのに国の命令で殺し、殺されたくないのに殺される人の山を築いたという歴史を学んでいません。
学んでいないから現在「防衛のための武力」を肯定し、安倍自民が政権を取っているのです。
彼らは「他人に操作」されていないでしょうか。彼らは「戦士」なのでしょうか。
戦後50年、日本は武力を持たなかったからずっと平和だったことに気づくべきです。平和ボケとは平和に浸ることではなく、この平和の大切さを忘れ、武力を持てと言う人々のことです。
https://www.youtube.com/watch?v=qe3otgUYd9o
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