アメリカは「合衆国」。州を集めたもの
ユナイテッド・ステイツ・オブ・アメリカとは
ユナイト=束ねる、結びつける ステイツ=州 つまり「州を寄せ集めて造ったアメリカという国」という意味
元々は州という国が別個にあったということ
アメリカ開拓時代には
イギリスは「イギリス」とは言いません。このように表現するのは日本だけ。正式にはUK=ユナイテッド・キングダム
あるいはイングランドとか、グレイト・ブリテンなどと呼びます。
しかし、イングランドとはいわゆるあの国の一地方で、イングランドとかアイルランドとかスコットランドなどを寄せ集めて1つの国にしたのが今の「イギリス」なのです。
ユナイテッド=束ねる キングダム=王国 つまり王国を寄せ集めて1つの国にしたのが、現在のUKなわけです。
そして日本は「県を束ねた国、日本」などと言いませんが、かつては県を「国」と呼び、戦国時代には領土争いをしていたわけです。
その辺はみなさんの方が詳しいでしょう。「乱」とか「戦」とかいう日本史の事件はこれです。
徳川なんとかとか、源のなにがし、織田さんがどうしたとかいう、あれです。
そして現在、県はまとめられ、1つの国となり、県と県が戦争するなどということは考えられません。
それはなぜか、1つにまとまったからです。
アメリカも南北戦争と称して国内で戦争をしていたのです。
「戦争はなくなる」と言うと不思議なことに怒る人々がいます。
「そんなにご都合主義なことが起こるわけない」と彼らは言うのです。
「そんな頭がお花畑な奴には反吐が出る」などと彼らは言うわけです。
ところで私がお勧めしたことがある映画「オー!ゴッド」という映画の中で「神様」がいいます。時は「エクソシスト」などの悪魔映画が流行っていた時代です。
その時代には悪魔をテーマにした映画が多数つくられ、ヒットしました。悪魔のいけにえ、ローズマリーの赤ちゃん、オーメン、などなど切りがないくらい。
そして人々はそれらを信じて怖がったのです。
そして「神様」が言うのですが、「君たちは悪魔が出て来る映画を見て信じる。しかし、神様がいると言っても誰も信じようとしない」。
大衆は悪魔映画やホラー映画を見て、「本当にいたらどうしよう」と後ろを振り返って怖がります。(日本にも「貞子」があったではないか)
しかし、神様がいるということは端から信じません。
皆、良いことは信じられなくなっているのです。
それは人々が自分に波長の合ったものに迎合する傾向にあるからです。
「戦争が終わるわけない」「頭がお花畑じゃないのか」という人々はそのような人々が「悪魔」のレベルに波長が合っているのです。
だから彼らは平和とか神は信じられず、悪魔や戦争に関しては信じるわけです。
彼らはきっと「戦争が起こる」とか「実は悪魔はいた」などと言うとすぐに信じるのでしょう。大喜びで。
このようなことは「日本のテレビという鏡」と同じ理屈なのです。
日本のテレビに出る毒タレントたちを擁護しているのは、同病の視聴者たち。
彼らは自分と同じ波長のタレントを支持し、同じ波長のものを受け入れるのです。
だから、「愛」とか「神」とか「平和」というキーワードを見るととたんに不機嫌になるわけです。
しかし、そのような状態は各自が改良して行かねばなりません。
悪に波長を合わせる人は自分の中に悪の要素があるからで、恐怖はその人が普段他者に慈悲を持った態度を持たないから。
そしてそのような人は未来に不安を持ち、「他者の中に思いやりが見い出せない」という「悪魔」と出会うことになるのです。
実に、悪魔とは「人の心が冷たい」状態のこと。
少なくとも平和とか愛とかを信じられなくても、自分がその「悪魔」にならずにいることがどんなに大切か。
であるなら、人が「平和が来る」とか「戦争はなくなる」ということを言っても目くじらを立てずに、静かな気持ちを持って「いろいろな考え方があるものだ」と享受し、後は自分が悪魔ではないこと(人に冷たい人間ではないこと)を務めればいいのです。
ジョンレノンの歌イマジンでは
「君は僕を夢ばかりみていると言う。でも夢追いは僕ひとりではない。いつかは君もこちらに加われ。そして世界は1つになる」と歌っています。
ほら「1つ」というキーワードが出て来たでしょう。
否定者が一人でも肯定者に加わって、やがて世界は1つになって戦争はなくなるというのが私の意見なのです。
ただし、文字通りの一国ではなく、「思想」という観点で1つになればいいということです。
付加:民主主義に関して
ただし、民主主義は国民がバカばかりだったら、どうしようもない
1つの国に関して
統治者がバカだったらどうしようもない
アメリカは州が集まって1つの国になっている 日本は県が集まって1つの国になっている
イギリスは王国が集まって1つの国になっている
しかし
中国はかつてバラバラだった国が1つになったが、国の指導者を選ぶシステムが悪かったため、邪悪な国になっている~死刑大国・マナー問題・男尊女卑・貧富の差・周辺諸国への侵略(チベットを見よ。日本の尖閣も)
ソ連もそう。1つにまとまっていたが、共産主義という政治方法がまずかった。
つまり、システムいかんにかかっていることは否めないし、指導者次第で状況は変わるということなのだ。
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