2011年3月11日
この日、私は仕事を休み、
インフルエンザで学校を休んでいる息子と
自宅2階のリビングにいた。
地震は息子とうたた寝をしているときに起き、
窓の外の電信柱が今にも家の中に飛び込んできそうなほど揺れているのを
泣き叫ぶ息子の目に入らないよう頭を抱えながら見ていた。
停電明けにつけたテレビからは津波の映像。
ありえないこと
起こるはずのないこと
画面に映りだされたのは衝撃以外のなにものでもない。
当たり前の日常が当たり前でないことに
気づかされた3.11
偶然にも40才最後の日。
人生折り返し地点ともいえる日に起きたことは
私自身もそれまで気づいていなかった
静かに眠っていた核のようなものまで揺さぶった。
「私の人生、このままでいいのか」と。
それが私が整理収納アドバイザーを目指すことになった
最初のきっかけ。
今でも忘れられない私の3.11