こんばんは🌙


最近忙しさがちょっと心地よくなってきました。

なにかに追い立てられてないからなのかしら。


突然本題に入ります。


Hot Wheels CORVETTE STINGRAY



私やさいは気づいてしまったのです。


リサイクルショップで死ぬほど売られてたりする10年〜20年前のホットウィールにも面白い奴がいるということに。



これはその中から見つかった1台。



そうです、ただのコルベットでは無いんです。

C2コルベットのデザイン的な源流のひとつになった

コードナンバーXP-87 
1959 CORVETTE STINGRAY RACER 

初代コルベットにV8を押し込んで本格的スポーツカーたらしめたコルベットSSがベースです。





C2だって恐ろしく美しいクルマですが、その源流のコレはなおさら研ぎ澄まされています。


デザインは後BREを結成するピート・ブロック氏によるもの。
…とか言ってあんまりピンと来てないんですけどね(^_^;)


ラリー・シノダじゃないんだ…と思ったのですが、
それはこの二年後、1961年に出現したマーコ・シャークのデザイナーでした。

マーコ・シャークもまたC2コルベットのデザイン源になったコンセプトカーですが、
名前の通り凄くサメっぽい色とデザインをした車です。

北米ってサメ好きだよなぁ()



上から見た時の平べったさ…というかシャープさというか、そこに重なるホイールを覆うラインが健康的な筋肉美みたいなものを感じます。

文法的にはジャガー・Eタイプにも似てるかと思ったのですが、確実にそれよりもムキムキな雰囲気があります。
横へ主張するマフラーと、ボディラインに隠されながらも確実にトレッドを広くとっているリアタイヤのせいかもしれない。



シートも実にスパルタン。

オープンカーの文化はグレート・ブリテンの産んだ宝物ですが、そこから派生してまもない時代の雰囲気。
ジャガーに似てると思ったのもそういう時代だからかもしれない。


シャーシは至ってシンプル。

この頃までホットウィールってずっとこんな感じですよね。

クラシカルでお気に入りです。この時点でマレーシア製なのかよ!って思ったけど。笑




ホットウィールってもういろんな世代のいろんな仕様のコルベットを出してると思いますが、
いじりすぎだったりバンパー黒かったり、ウーム…みたいな。

それがHWの味といえばそうなのですが。

そんな中でこうストレートにアメリカの車の歴史を紐解くような仕様が出てたことが嬉しかったのでした。


おしまい


こんばんは🌙


いつの間にか8月は終わってしまうし、近頃何かと忙しくて平日の元気が全然ありません。


今日は変なミニカーたちを紹介します。


NOREV  FIAT Coupe 2300

この頃のフィアットって実は全然知らないし、一体何なのかすらよく分かってないのですが、
中型サルーンの1800/2100/2300から派生したGTクーペらしいです。

マーキュリーとかロンスターなんかもこの車のミニカーを出してて、人気だったのでしょう。

単細胞な私にはこの跡を継いだ130のクーペの方がシンプルで好ましいですし、同時代ならボルボP1800とかの方がずっと洒落てるように感じます。

玄人好みな感じの車ですね(言い逃れ)。



リアでカーブしつつ横に回り込む窓はオシャレですが、イプサムとか初代Aクラスを思い出します。

何かしらの憧れも思い入れもなくて、じゃあなんでミニカー持ってるんだよって言われると辛い1台ですが…

これは完全にミニカーとしての興味です。
オールプラスチック製なのです。
あ、タイヤはゴムです。


いにしえのオールプラは…材質的に色々ダメでヒケまくります。
しかも上の画像でお分かりの通りタイヤは溶けてます。



ただ…その華奢で刹那的なプラのミニカーに対してこんなにしっかりギミックを入れて来る点に私は魅力を感じるのです。




言わずと知れたフランス・ノレブ。
この頃のフランスは…シトロエンの内装なんかもそうですが、プラスチックという新しい材質に対して並々ならぬ興味を持っていたのではないかと思います。
ノレブ以外にminialuxeなんていうメーカーも1/43のミニカーをプラで作ってました。

金属ほどの熱を加えずとも融解して細かく形を作れる可塑性の高さ。英語のplasticは「形作る」とか「可塑性」とかそういうニュアンスの単語であります。

しかしそれは同時に時間の経過で化学変化を起こしやすいということも意味します。dysplasiaです。




ギミックなんてつけたらマチが凄いことになる。

また、ゴムと接触すると溶けるというのは一昔前の百均のあるあるでしたし、より昔の製品ならもはや不可避。
しかもそれを恐れもせずにタイヤ付近で接触させてしまうところにチャレンジ精神を感じます。

何事も失敗しないと分からないですから、、



NOREV Ford Consul

やはりタイヤはズタボロなんです。

でも開閉ギミックがなかったので、ボディにそれほど損傷はない…。

プラの良さというのは、成形する時点で塗料を加えられるので塗装工程が省ける点にあります。

そして案外ツヤがよく出ている。


拡大するとその良さがより味わえるかも。

ツヤツヤしてて、ディテールはもちろん細かいモールドまで完璧。

日本だとアングリアで有名かもですが、クリフカットの窓もオシャレですね!

Norev Ford Anglia

そのアングリアもありました。

これもやはりギミック無しなのですが、ボンネットが若干上に反り返ってるんですね…
プラの避けられぬ宿命です。死兆星が見えるのか()



しかしだからって簡単にポイできないのがこれらプラノレブなのです…なんででしょうね。

当時目指したかった方向性がひしひしと感じられるからなのかな…?



これらを見てると、子供にとって手が届きやすく、しかし見てくれもよく、大人が見てても満足できるリアリティもあって…っていう夢が見える気がします。

まさか半世紀もこうして地球上に残るとも思ってなかったのかもしれません。

ある意味日本的な刹那を感じます。

ってことは変わりゆくものに未練を見出してるようではダメで…ってなる?!そんなぁ。



おしまい

おはようございます☀️

昨晩は国道を時速100キロ以上でかっ飛ばし、渋滞をアミダしながら抜けていく代行業者に呆れました。

コロナ禍で最も禁じ手とされる行為、複数人の飲酒を助長する上にこの振る舞い。

まさにRubbishです。ならず者。国賊。非国民。(言いたい放題)
死に急ぐなら周りを巻き込まないでくれ。



穢らわしい話は流しましょう。

今回はとても美しいものを紹介致します!



京商 Maserati Bora (1971)

見てくださいこの大きなカニ!
…じゃなくて美しい色分け!!
一目惚れしました。

ルーフのシルバーの部分は実車だとステンレスで作られてるみたいで、高級感が光ります。


カウンタックと同輩で、しかも4.7LのV8をミドに積むというスーパーカー王道を行くような文法を持ちながら、

カウンタックのアバンギャルドさとは一線を画した落ち着きと味わいのある佇まいが魅力的です。


リア。後ろのエンジンをほとんど感じさせない紳士的な佇まいであります…

…が、そのせいで排熱には苦労したらしい(^_^;)



京商 Maserati Merak (1972)

マセラティが、というかボーラが面白いのは、
こんなものすごい立ち位置の乗り物に、顔どころかドアまではほとんど同じ兄弟を作ったところです。



しかし!
後ろ半分は結構違ってて、例の紳士的な佇まいを脱ぎ捨て、エンジンの排熱を第一目的に考えてスッパリ切り落とされています。



そしてそこに斜めに梁をつくり…デザインをボーラと似たようなクーペ風に仕立てました。
これをフライング・バットレスなんて表現する資料があるから面白い。中世のゴシック建築(だったかな?)によくある飛び梁のことですね。

エンジンはボーラのV8から二気筒切り落とされた(…とはいうものの、実際のところかなり仕様変更されているらしい)3LのV6。これでエンジンが占める部分がすこし減ったので、そこが後席になってます。
キャビン狭くなったのにシートが増えてる…(^_^;)



◆この頃のマセラティは(あろうことか)シトロエンの傘下になってたので、このスーパーカーたちにはシトロエンの奇天烈な風も吹いていたりします。


Norev CITROEN SM (1970)

それはハイドロニューマチック。
スポット参戦願ったこのシトロエンはメラクと同じエンジンを積み、フロントを駆動します。

SMというのがまた狂った(褒め言葉)乗り物で…
いわく、「FFで時速200キロを超える」。
そのためにマセラティからすごいエンジンをもらい、 
シトロエンお得意の空力デザインでCd:0.26を叩きだし、
ロックtoロックがたったの2回転だから動作も機敏だし、、

それでてハイドロニューマチックが恐ろしいほど安定した乗り心地とセルフセンタリングとその他もろもろをやってくれる、ていう天才が車に化けたみたいな乗り物です。◆


その機構が憑依したマセラティのスーパーカーにも、
ブレーキやらリトラクタブルヘッドライトの開閉やらその他色んなところにあのオイルじかけの物理ポンプが関わってたようで、、、
エンジンの出力の1部はそちらへ割かれた…とはいうものの、FFグランツーリスモの夢を実現したエンジンのパフォーマンスはやはり素晴らしいもので、
最高速度は当代第一を誇ったそうです(ストレートなら)。



壊れやすい×壊れやすいっていう絶望的な側面もあるけど、夢×夢でもある。到底手に届きそうなシロモノじゃないけど、憧れますね…


おしまい