「深爪通信」
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大事なのは規準と思春期

こんにちは。

思春期に寄り添って生きてきた内田です。



今回は、漠然とプレーしてきた僕のフットボール史約30年をズラズラと書いてみます。



 

◆アホすぎた小学生時代

小学4年で学校を転校する事になり、仲の良い友達と、くにおくんの『熱血行進曲~それゆけ大運動会~』をやる事し考えてなかった小学生時代。

週末になると、普段一緒にTVゲームをしている友達がサッカーへ行ってしまうため、どうしよう。。と思ってた所、その仲間たちに誘われ、4年生(だったかな?)からサッカーを始めました。

始めた動機が「仲の良い友達が通ってるからという理由だけだったので、もともと興味あった訳でもないし、向上心も無ければセンスも無かった。
トラップは浮くし、ヘディング被るし、シュートはもちろん届かない。笑
 

仲の良い友達のお父さんコーチに、「GKやるか?」って言われて、即答で「やります!」って言った記憶があります。
完全に浮かれましたね。それなら試合出れるんじゃないかって。だってこっちは向上心とかじゃなく、皆で楽しみたくてやってただけでしたから。下手くそすぎて見かねての事だったんだろうけど、めでたい事にそれにも気づいてないし。笑

ただ負けん気は強かったので、少なくなったレギュラー争いはしっかりと勝ち取り、正GKとしてプレーできました。感謝してます。当時は割と反応も良かったかなと思うけど、関節FKをキャッチミスしてゴールになった事はいまだに忘れません。


 


 

◆思春期とクソダサかった中学生時代
 

その流れでサッカー好きにはなっていたので、中学の部活ではサッカー部に入りました。仲の良かった小学校の時の仲間たちとは、学区が違う事で離れてしまい、僕の小学生時代のサッカーの背景を知る人がいなくなりました。

最初に先輩に聞かれた「お前、ポジションどこなの?」との質問にも、迷わず「MFです!トップ下かボランチやってました!」と平然と嘘をつきました。だって誰も知らないから。自分を変えるならココ(今)しかないっ!って。笑

 

トップ下やボランチなんていう花形、全然やった事ない。スルーパスのスの字も無ければ、ゲームメイクのゲの字も無いのに、見栄え的にカッコいい所をやりたい!GKは絶対にモテない!だってこっちは思春期だゼ!?。って笑

皆より朝早く来ての朝練。あの清々しい空気、静かな校庭、誰もいない校舎に囲まれた自分が妙にイケてる感じがして(と思ってる事がクソダサかったんだけども)。そんな感じで心もブレブレ。でも柔らかめのボールタッチはこの辺りで掴んだかな。

登校してくる時間ギリギリまでやってると、「なんかあの人いつもがんばってるよね」的な眼差しを受けれたりしてさ。笑
何度も言いますが、こちとら全ての動機が思春期ですからね。




 

◆思春期が変えてくれた高校生時代
 

しかし、そんな劇的にイケてない動機で取り組んでたプレーヤーの限界なんてすぐ訪れるもので。。幸い上手いと勘違いしてた訳ではないものの、色んな地域から上手い奴が入ってきたのを見て、初めて「あれ?俺って、もしや下手なんではないか?」と思いました。と同時に、「下手なのってダセェ!このままだとモテねぇ!」と思い始めたんです。

まだまだ動機にある「モテたい」はブレてないですね笑。でも次第に「上手くなりたい」の気持ちが強くでてきた。試合にはずっと出てたので、他校の上手い選手と対戦し、ぶちのめされるたびに、どんどん心に火が付いてきたのがこの辺り。だんだん、「モテたい」から「男として強くありたい」に変わってきた。

 

そこから燃えるように始まった、練習から帰ってからの「モテるための自主練」。これにより、自分のレベルが上がっていった事は明らかでした。周りの反応もそうだし、効果的なプレーが選べるようになった。いつの間にか、ボールをほとんど失わないようになった。とりあえず俺に預けとけって感じの声も良く聞くようになった。

味方が信頼してくれる感じや、がんばった努力が報われていく過程がほんとに心地よくて。見上げていた上手い奴らと肩を並べられるようになったのも嬉しかった。

 

そんなこんなで、すっかり「モテたい」から「もっと上手くなりたいし、モテたい」に動機は変わっていったんです。


 


 

◆学び続けてる大人時代

サッカー、社会人サッカー、フットサルへと移り、2005年度、2006年度に関東リーグ1部のBlack Shortsで2年、Fリーグ初年度の2007年度にシュライカー大阪デウソン神戸で1年。その後は東京に戻り、2008年度から関東リーグ1部のフウガ目黒、(現Fリーグ)フウガドールすみだで6年。2014年度からは、関東リーグ1部のカフリンガ東久留米でお世話になり、もうじき5年目が終わろうとしています。


その間に、「日本一」や「リーグ連覇」の喜びだったり、「組織の持って行き方とその先に残った組織の結末」なんかも感じさせてもらう事ができました。ほんとに色んな学びが止まらないです。(学ぼうと思えばですけどね。)
 

「モテたい」から「上手くなりたい」が勝ち始めてから、自分なりに一生懸命やってきたつもりだったけど、枝Dの活動を始めてから分かった事と照らし合わせると、ほんとに守備においては何も考えてなかったんだって事も分かった。

 

やろうとしてるゲームモデルや武器としてる強みや戦い方はあるものの、その中でのプレーにおける細かい「規準」が無いチームが多い事も分かった(これは攻守両面において)。


逆に‪「規準」‬がハッキリとあるチームの強さや一体感も良く分かった。

 

長いこと考えながら蹴ってきたタイプだったから、引き出しや細かい事も分かってるつもりだった。

 

でもそれは違った。


分かってる「つもり」だっただけで、何も分かってなかった。自分の中で、その細かい「規準」の大切さが分かってから、分かってなかった事が分かった。

 

枝Dの活動を5年ほど続けてきて、自分のプレーにおいてもこの「規準」を意識してから、もはや見え方が別物になりました。

 

 



◆今回言いたい事まとめ


プレーの「規準」がないチームは、答えが「人」になる。

 

答えが「人」になると「権力」か「テクニック」で優劣が付く。

 

「規準を全員で共有し、全て見える化していくと、答えは「人」にはならない。さらに、上手いとされてた選手たちも、答えが「人」ではなく「規準」になれば、問題とハッキリ向き合う事ができる。

怠慢も責めずに気づかせられるし、「規準」に向かう選手たちは全員がちゃんとがんばったら、ちゃんと評価される環境になる。それってすごく大事。子どものチームや、カテゴリーが下がれば下がるほど、この問題は大きいような気がしてる。個人のレベル差が大きいから。


だからこその「規準」。
 

そしてこの「規準」の良い所は、ガチガチに戦術で縛らなくても、この「規準」さえ守ればあとは割と自由ですよ~と自由度が高い事。個性は潰さずに、全員で同じビジョンを描けて、どんなイメージを持てば良いのかを全員で共有できる。





 

ちゃんと努力、ちゃんと評価。


そのための規準。

 

 

 


 

そういうのを こちら でやります。
 

 

ご興味ありましたら、ご連絡ください。







今日も感謝。
Junji.



Twitter @junji227


#枝D #新感覚DF理論 #内田淳二
#フットボール #守備を楽しめる文化に

枝Dサイト開設と伝えたい事

こんにちは。
「守備エンジョイ時代」到来の予感、内田です。


昨日、枝Dサイト開設をSNSにアップしました。
拡散していただいた皆様、理論に共感していただいた皆様、本当に感謝です。



ありがとうございます!

めちゃくちゃ心のより所にしております。


と言うのも、理論誕生から約5年弱。

引き算型にシフトチェンジし、削ぎ落としアップデートをいまだに繰り返しながら理論をお伝えし続けていますが、例えチームクリニックにご招待いただいても、いっっつも
「守備が嫌いという状態」からのスタートで。。


指導者が選手に教えたいという気持ち

選手が主体的に守備を学びたいという気持ち


そこには非常にズレがあり、ニンジン嫌いな子どもに、栄養が高いからと親が無理やりニンジンを押し付けてるような感覚すらあったりします。

だから最初の挨拶などで喋ってる時も、「全然興味ない目をしてる」や「表情が死んでる」のをよく見ます。笑


中学校の朝礼での校長先生のお話のような、ほとんどが聞いてないのに長く喋る誰のためにもならないパターンは止め、最近ではサッと挨拶を済ませたらすぐに説明に入っちゃいます。理論がイイと分かれば、その後はちゃんと聞いてくれるから。


守備が大切」と誰もが言いますが、根本的に好きじゃないものを頑張れないのは当然ですからそれも仕方ありません。
好きじゃないから突き詰めないので結果的にやり方が分からない、というのも当たり前の流れです。



だから好きにさせたい。


そしたら後は勝手にがんばれるから。



しかし、いまだに歴史は繰り返しており、守備嫌いの文化や自動的に守備嫌いが育ってしまう環境、または強要の世界観は変わってないように思います。守備システムの数々は発達しているかもしれませんが。。


やるのは人、何より気持ちって大事。だと思ってるので、そのこびりつきまくってる守備嫌いの文化を、何とか変えたい!守備が好きになる1つのキッカケになってほしい!との想いだけで突き進んできました。


ただ、何度も言うように、「根本的に守備はつまらない」という空気感がベースにあり、さらに僕が倒そうとしているのは文化なので、壁がもの凄く高くて。。。

正直、活動意義と需要のバランスに限界があるのかなぁ~なんて、気持ちが折れそうになる事は何度も何度も何度も何度もありました。



それでも。

枝の人として、「枝も心も折れたら終わり!」と、見えない何かを信じながら活動してきました。

枝D理論を流行らせたい訳ではなくてちゃんと広めたい気持ち、そもそもの
守備を好きになってもらいたいという気持ちだけで。



そして今回。

その気持ちを形にしたいと、GRASCAの木村さんが枝Dサイト制作を引き受けてくれたのですが、お願いして本当に良かったです。

Coolでスッキリ、非常に見やすい仕上がりに大満足です。(キムさん、ありがとうございます!ホームページ制作はぜひGRASCAさんまで!)


特にギャラリーやVOICEのコーナーは、僕にとっては今までの苦労の全てが一瞬で吹き飛ぶもので。
あの笑顔の数々や体温のこもった体験談の数々を見て、信じてきたモノは間違ってなかったんだと思う事ができた。

涙腺直撃です。



今まで挫けそうになりながらも、諦めずにこうして「継続」してきて本当に良かったなぁ~と。

理論を信じて下さった方々のお役に少しでも立てたのならこの上なく嬉しい限りです。(^^)




最後に。

1つだけ言っておきたい事があります。



枝D理論を提唱し続けている背景にある理由です。


なぜ、以前にも増し自信を持って理論を提唱しているかというと、それは新しい理論の開発自慢という事では全くなくて、参加された受講者全ての変化を、まだ知らない皆さんにも伝えたいからなんです。





声を大にして言いたいのは、今までの講習会を通じて


参加者の方々が常に問題と答えを教えてくれた。


という事です。



現在の枝Dクリニックの大枠として行なっている、初回<導入編>2回目<構造編>の内容は、理論の習得において絶対に外せないものですが、それは先ほどの皆様がくれた問題と答えを大切にした結果生まれたものです。


僕の中の理論“だけ”では、もっともっと浅い理論になっていたのは間違いないです。


今掲げているこの枝D理論は、心と技術の面で皆さんが起こした【変化や現象】を最優先に考えながら、引き算と凝縮を繰り返し残ったものだから自信を持っていますし、そんな皆様の想いも乗っていると勝手に思ってる理論だから何より大事にしています。


人にどう言われようが別に気にしないタイプですが、リスペクトをもって下さる方には、その方達の分までリスペクトをお返しできるように、今後も活動していきたいと思います。



枝Dサイトを通じて、これからまた新たな出会いが生まれたら最高です(^^)





今日も感謝。
Junji.



Twitter @junji227


#枝D #新感覚DF理論 #内田淳二
#フットボール #守備を楽しめる文化に

守備のお悩みを聞いて感じる事



こんばんは。
こんがり焼けてる色白の内田です。

今回は、皆さんから守備のお悩みを聞いていつも感じる事を勝手に語らせていただこうと思います。
枝Dが絡むので興味ない人はパキッと枝を折って全力スルーで!

 

 

 

おかげさまで、枝D関連のお問合せも増えてきていて、色々なチーム代表者様から守備の細かい話を聞かせていただく機会が増えました。その度に新たな学びを得ながら、共に成長させてもらっています。

 

本当にありがたい事なので、まずはその事だけでも感謝してこの場で御礼を言わせてください。

ありがとうございます!

 

 

 

お話の機会を設けてくださる方々は、本当に向上心や興味の塊。
 

皆さんがどれだけ真剣にチームを強くしようとしているのか、選手たちの事を想っているのか、または来てくれるお客さんや応援してくれる方々に楽しさを届けたいのか、ビッシビシに伝わってきます。


チームの数だけ様々な考え方がありながらも、たくさんの方々が結局同じような守備に関するお悩みを抱えているんだなぁと。。


多くは、「守備に関しての明確な答えがない」ままに、それでもチームとして守備を大切にしたい、強度をもっとあげたい、同じように何度も繰り返す失点を減らしたいといったお悩みだったりします。

 

 

お話を聞かせていただく度にいつも感じる事があります。(内田の感想)

 

 

①システムはあるけど基準がない

②改善できる個のエラーが多すぎる

③でも守備の強度は上げたい

 

 

大体がここに行き着きます。

 



個の力が勝っていれば、基準なし、数多くのエラーあり、を差っ引いたとしてもいくらでも結果に繋がるとは思いますが、チームのステージやレベルを1つでも2つでも上げるなら、向き合うべき必要な部分ではないかと思っています。

 

 

そこを担っていて基準や動機(熱量)を搭載できるのが枝Dであり、基準や動機(熱量)が上がれば必ずチームの強度は上がっていきます。


 

枝D理論は守備だけにはとどまらず、
「全ては得点のために」
の所まで繋がっています。



最終的には守備力からの得点力まで繋がるんです。(もちろん時間は必要です)

得点を取らないと勝てない!とついつい攻撃に目がいきがちですが、守備強度を高める事で高い得点チャンスに触れる可能性を増やす事ができるのです。

しかし、得点を取るためにと攻撃TRばかりに目がいくと、結局はボールが奪えない、失点は増える、紅白戦の守備強度が低い、強度が高い相手にいつもの攻めが通じないなんて事の悪循環に繋がってしまいます。(個のタレント性にもよりますが)
 

体験してもらえればその意味が分かると思います。



 

 

あとは上記のお悩みに大体セットでくっついてくるのがこの意見。

限られた時間の中でやらなきゃいけない事がいっぱいあるから、まだそこに踏み込んでないんですよね」

というニュアンスのお言葉。


 

これを聞く度に、やっぱり守備が大事と言いつつも結局は攻撃に時間を割いてるんだなぁと痛感します。良い悪いではなく、守備の位置づけとして、文化の難しさを感じる瞬間です。


もちろん正解は1つじゃないしたくさんあるけれども、チームの結果や悩みの多くが「守備」にあるのにそこに踏み込んでいない、またはそこに踏み込めないのは果たして計画の上でのまだなんだろうか...と。

計画の範囲なら別ですが。

 

 

限られた時間の中だからこそ。吸収も早く悪い癖がついてない育成だからこそ。悪いクセが付いてしまったけど結果を出したい競技だからこそ。

真っ先に取り組むべき最重要課題なのが守備であり、システムより基準作りであり、個のエラー改善であり、強度アップではないかなと、僕は思っています。


目的や原理原則を理解した上で、細かい基準や動機(熱量)がしっかり身についていれば、応用なんていつでも、いくらでも、スッと短い期間で習得させられます。

逆に、そこを大事にしないまま色々やったって、というか何をやったって表面的な事しか覚えられないし、習得スピードも遅くなるし、全体の連携にも繋がりにくいんです。




守備が大きな課題であるにも関わらず、限られた時間の中では守備に時間を割けない──。

どゆ事??

なぜだーーーっ!!!!!!

このギャップをどうすれば埋められるのか。

日々、足りない頭で考えてます。

どなたか良い方法あったら教えてください~(-_-)

助けて~
 

 

 

・守備だと明確な答えが出せないし納得させられないから後回し
・守備練習に時間を割いても基準や細部の仕組みに気づけない

・チームの多くの課題が結局そこなのに改善に向けて動き出さない


のはもったいないんです!


 

原理原則だけでは足りないんです。

原理原則を基に、細かい基準を与えてあげる事で主体的な向上が始まるんです。
やらされてない。やりたい。だから楽しい。そう、守備ってめっちゃ楽しい。

 

 

 

あとはやるかやらないか。

それだけ。

 

 

 

別に枝Dじゃなくても全然良いんです。

 

守備はもはや攻撃ですから、守備の優先順位が上がる事、そのために守備をまず楽しめるようになる事が大切で。プレーヤーたちがそういうマインドになれば何でも良いんです。ただそれは中々難しい作業で、枝Dなら出来ますよっていうだけです。

枝Dが少しでもそのきっかけになれば最高に嬉しいなとは思ってますし、これからも活動は続けていきますが、これだけは言っておきたい。
 

 

主は僕でも理論でもなく、皆さん

です。

 

 

 

あとはやるだけ。



そんな理論を今週大阪でやります。
関西方面でご興味ある方はぜひこの機会にご参加ください!(^^)


<GAViCプレゼンツ!枝Dクリニック大阪 一般枠>
◆9/15(土)
10:00〜12:00
@エフスタ北花田
参加申込みはeda.d.clinic@gmail.comまで。
※リンクが上手く立ち上がらない場合はコピペお願いします。
件名に 関西枝Dクリニック
お名前(フルネーム)と所属チームあればそちらも添えて送って下さい!
※あと数名です!



やれます。





今日も感謝。
Junji.



Twitter @junji227


#枝D #新感覚DF理論 #内田淳二
#フットボール #守備を楽しめる文化に
 

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