白金高輪＠大五
https://tabelog.com/tokyo/A1316/A131602/13007156/
ロースかつ重定食 2,140円
まず一口食べて感じるのが「味うっすいな～」
結論から言えば、この店のカツ丼に対するコンセプトが合うか合わないかであるが、自分には全く合わなかった。
こちらのカツ丼にはいわゆる割下が存在しない。存在しないと言うと語弊があるかもしれないが、あの味醂と砂糖が入った醤油ベースの割下ではなく、良く言えば上品な、個人的には全く味のしない出し汁を割下として使用している。
つまりは強い甘さに支配されるより、自慢の肉自体の旨味を堪能して欲しいと言うコンセプトなのだろう。
だから一般的なかつ丼を期待して食べると、全く違うのでそこで「あ、これもいいな」と思う人は良し、ダメな人はダメとある意味潔くはっきりしたコンセプトである。2口目からは醤油をかけて食べたくなったのでよほどこのコンセプトと相性が悪いのだろう。
一方それ以外は良かった。
肉厚は1センチ強あり、柔らさより歯ごたえを楽しむタイプ。
卵はふあふあの半熟具合で、半熟の卵と共に出し汁がしっかりご飯層に染み込んでいるツユダク状態なのはとても好み。
また味噌汁がけんちん汁というのも良かった。
しかしいかんせん味の薄さだけは、値段と合いまり個人的には残念な結果であった。
※こちらの店舗マンションの建て替えにより11月24日で営業終了との事。新店舗は12月中旬以降と店内に張り紙がしてあったが場所は不明。
点数：★★（2点）