洋食 小春軒@人形町 | 親爺のハイボール日記

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洋食 小春軒@人形町

https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13003031/

 

小春軒特製カツ丼 1,300円

 

タレに浸してあるカツをご飯の上にのせ、程よい半熟具合の目玉焼きをかぶせ、最後にピーマン、ニンジン、玉ねぎ、ジャガイモ等煮野菜を煮汁とともにのせて完成。一般的な卵でとじるタイプではない、品名にある通りの文字通りオリジナルカツ丼。
調理場目の前のカウンターに陣取ると、こうした完成までの過程を楽しむ事ができる。

半熟の目玉焼きの目玉を崩しながらそこにヒレカツをちょいとつけて、同時に細かく刻まれたジャガイモを一緒にほうばる。
デミグラスソースを隠し味に使っているという甘辛の割下はほんのりスパイシーでもあり、その割下に浸された程よい柔らかさのヒレカツをさらに半熟の卵になじませながら、控えめな甘さのジャガイモをはじめとした野菜類と一緒に味わう三重奏の競演は本当に素晴らしい。
濃厚なはずなんだけど後味は結構さっぱりしてるんだよね。

100年前、初代創業者がよくこんな組み合わせを考えだしたなと、その創造性に感動。

最後はこのオリジナリティあふれるかつ丼が好きか嫌いかという事だが、個人的にはオーソドックスな卵とじかつ丼の方が好きという、ここまで絶賛していながら身も蓋もないオチでした(汗)

 

点数:★★★★★★(6点)