「集団の中にいる場面では、特定の人との意識を持ちにくく、
他者の影響を受けやすかったり、いろいろな他者にアピールしたくなりますから、
愛着障害の症状が出やすくなります。
それに対し、誰かと二人きりの場合には、
特定の対象を意識しやすいため、比較的落ち着きやすいという違いが見られます。
周りに人がたくさんいる「1対多」の場面と、
一人しかいない「1対1」の状況では、
落ち着きや振る舞いが異なるという特徴を示すのが愛着障害です。
この「誰かと1対1、二人っきりでいること」が愛着障害の状態が落ち着く
二つ目の条件になるのです。
ですから、愛着障害の支援では、
いかにしてこの「1対1」の場面をインパクト強くつくっていくかがポイントになります。
(『愛着障害は何歳からでも必ず修復できる』米澤好史著)
★まさにこの「1対多」があると荒れる。マウントを取りたがり、揉める。
1対1をいかに作るか、チーム力が試される。
これって、家族の中でも同じかも。