昨夜は「チームおとなかいぎ」でした。
テーマはズバリ!「ともだち」。
「金井さん、今、ともだち、いますか?」
とドストレートに聞かれて答えに窮してしまいました。
自分が思う「ともだち」とは?
どこからどこまでが”知り合い”で、
どこからどこまでが”同僚”で、
どこからどこまでが”ともだち”なのか。
プライベートのことまで話せるようになったら?
利害関係、責任関係がなくなったら?
こちらが”ともだち”と思ってもあちらが”ともだち”と思ってなかったら・・・。
もちろん、唯一の正解はない。
それぞれが持っている正解をシェアし合い、受け止めて、刺激をもらう。
正解を持っていなくても、脈略も結論もなくても、OK。
それがこの「おとなかいぎ」の場。
だからこそ、胸に刺さるようなことにも気付ける。
「キリフリ」という看板を降ろした自分に
果たして”ともだち”はいるだろうか・・・。
看板を降ろしている自分もぼちぼち出していくべきなのかも。
さて、
宇都宮美術館でやっている
『ヨシタケシンスケ展 かもしれない』、
”ともだち”として一緒に行ってくれる人、いるかなぁ。。。
いやいや、一緒に行く過程で、”ともだち”になっていくのだろうなぁ。
最後に、
”ともだち”って何?
を考える上でやっぱり外せないのがこの小説です。
『きみの友だち』重松清著
ちょっと読み返しただけでも涙が・・・。
唯一の正解がないテーマを
忖度なしに語り合える場が「おとなかいぎ」です。
自分の価値観であり、考え方であり、
それまでの経験を
赤裸々に出してもOKな環境。
普段の生活の中では、
大人として振る舞い、
親として振る舞い、
看板を背負って振る舞っているわけですが、
そうではない自分の新たな一面を
見つける/曝け出すことができる場。
そういう場を少しずつ広めていきたいと
思っています。
ゆくゆくは、「こどもかいぎ」の実践です。
でも、まずは、大人から。