12時間20分。
スタートしたのがまだ夜明け前の星が見える時間。
ゴールしたのが日が沈む直前。
まる半日。
歩いて、歩いて、湖に入って、また歩いて、
一周25kmを歩き切りました。
この「中禅寺湖を一周した」と言うことが
どれだけしんどくてどれだけすごいことか、
学校の友達や先生たちに自慢しよう！
と言う話になりましたが、
実際には、「中禅寺湖一周」の凄さって
伝わりにくいのではないかと危惧しております。
「男体山に登った」に比べてわかりにくい。
「湖畔でピクニック？」なんて思われるかもしれない。
「中禅寺湖って一周できるの？」と聞かれるのがオチ。
と言うくらい「想像ができない」のではないでしょうか。
ましてや、
足首や膝の痛みや眠気との戦い、あの靴と足の臭さなんて
想像外でしょう。
それはもう仕方がないことですね。
歩いた者にしかわからないもの。
他者にわかってもらわなくても
中禅寺湖一周25km12時間20分を歩き切った事実は変わらない。
そして、それは確実にそれぞれの「自信」に繋がっていく。
今は変わらないように見えても
この先1年でこの経験が確実に育っていき「自信」になっていくのです。
ミッションカードをやりながら楽しく歩きました。
「これ、一人じゃ絶対歩ききれない」
といった子がいたそうです。
仲間を感じた瞬間ですね。
単なる”仲良し”ではないものを感じます。
それでいて、
歩くと言う行為は自分自身の足をひたすら動かすのみ。
知らず知らずのうちに自分と向き合っている時間になっていました。
この時間も彼らにとっては（大人にとっても）とても貴重ですね。
自己との対話。
中禅寺湖一周25km12時間20分を歩き切った
と言う中には、
そんな目には見えないことも含まれています。
（特に土下座の意味はありません）
ちなみに、私は、エイドスタッフとして3時間くらいしか歩いていませ〜ん。
来年は歩こうかな・・・歩けるかな。。。