【『融和力』キリフリ的超訳 その3】 | 本やりcafe

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天外伺朗さんの新著

『融和力 混沌のなかでしっかり坐る』

をキリフリ自然学校での活動・文化・世界観に照らし合わせて

まとめてみました。

 

超訳その3のキーワードは、

「変容」

です。

「変人」ではありません・・・。

 



 

 

・p103

一般に「お絵描き」というと、

描画の手法を教え込むというのが常識です。

手法を習得すれば教育としてはうまくいったことになります。

ところが先の例では、

手法を教えたことによりむしろ発達が止まってしまい、

教育としては大失敗だったことになります。

一般常識とはまるで逆なのです。

 それは前述のように、斎藤公子保育では、

絵は「作品」ではなく「カルテ」としてとらえているからです。

美しいかどうか、上手かどうかというよりも、

その子がいまどういう状態にあるかが明確にわかるのが

「いい絵」なのです。

 

★これはとんだ盲点となります。

きっと「遊び方」もそうなんだろうな。

正しい遊び方があるわけではなく、

その子が今を思いっきり表現できている遊び方をしているかどうか。

「情動(感情)の蓋が開いているかどうか」。

ただ、それだけでいい。

 



 

・p112

「フロー体験」:

一定以上の強い「フロー体験」により、

「戦士」が「平和の守り手」に変容する。

「フロー体験」に入ると、人は時に奇跡的なパフォーマンスを発揮する。

皆が「フロー体験」をすると、理想的な社会が実現する。

「フロー体験」により人は精神的に大きく成長する。

 

★まさに!個人のパフォーマンスに止まらないところがすごい理論。

個人の満足度を上げれば、みんながHappyになる。

遊びの世界ではよくあること。

 

 

P120

ミシェル・オダンが

「世界中のお母さん方が、自然分娩をし、すぐに初乳を与えて、

母乳で愛情深く赤ちゃんを育てたら、この地球上から戦争がなくなる」

と語ったとき、なぜか私の眼から涙が一筋スーッと流れ落ちました。

 

★これはこれからの若い世代に伝えていきたいこと。

ただし、伝え方を間違うと

「極端な自然派」というような括りにされてしまうな。

だからこそ、キリフリで伝えていく意味もあるか?

 

 

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