うちにもばあちゃんの鋏があったりして。
で、また最近国治と縁があり、この時発見がありました。
国治。なんとくれました。
さびさびでモミジの葉も切れなかったので、合せ砥で研ぎました。
ん？真ん中が研げへん。
ん？ん？
あっこれはフォローグラインド！！
色んなとこで独特の刃形状、刃角と言われていたけど、いまいちピンと来てなかった。
こんな記事があります。
「国治」の鋏は葉のように柔らかくて薄いものも、木の枝もスパッと切れるといいます。それを実現するためにつけられた刃の角度も独特です。
伝統的な技の世界では、これは「邪道」とも「革命」ともいえる技法だそうです。
そんな技を２代目がどこで体得したのか？
２代目国治さんは鋏鍛冶ではなく、医療刃物製造の工房に弟子入りしたそうです。
なるほど！すでに先代の時点でこの刃をつけていたなんて！
やるな～。国治～。
ちなみにフォローグラインド。ナイフでは結構あります。
裏透きはないけど、同じようなことを表側でやってるなんて・・・。
ちなみにこの国治。
裏だし、小刃つけを簡単にしたらめっさ切れるようになりました～。
はさみの重さでモミジがきれます～。