「学力」だけでは足りない時代へ
岐阜の教育の転換点
“人間力を養う ”
先日、教育関係者の方と、AI時代を見据えた教育のあり方について意見交換を行いました。
少子化が進む中、小中一貫の義務教育学校や中高一貫校の検討など、岐阜県の教育は大きな転換期を迎えています。
さらに、私立高校の無償化の影響により、公立高校では定員割れが現実のものとなっています。「学校の再編」は、もはや先送りできない課題です。
一方で、通信制高校の入学者増加という新たな動きも見逃せません。
多様な学び方が広がる一方で、人間関係の構築や社会性の面で不安を感じるという声も現場から上がっています。
ここで問われるのは、「何を育てるのか」という本質です。AIが知識や情報処理を担う時代だからこそ、これから必要とされるのは、人間としての力、すなわち「人間力」です。
・人と関わる力
・やり抜く力
・現場で考え、動く力
これこそが、企業や地域社会に求められる人材の基盤です。
こうした力は、教室の中だけでは育ちません。ものづくりや作業学習、地域との関わりといった「体験」を通じてこそ、身につくものです。
教育は「効率」だけで語るべきではありません。むしろ、手間のかかる体験こそが、これからの時代の価値になります。
また、学校再編を進める上では、市町村単位にとどまらず、岐阜圏域としての広域的な視点が不可欠です。
人口減少の中で、限られた教育資源をどう活かすか。これは自治体の枠を越えた、避けて通れない課題です。
今回の意見交換を通じて、私が進めている「岐阜圏域の広域連携」の重要性を改めて実感しました。
来年度予算を見据える9月定例会までに、
岐阜圏域議員団と首長が意見交換を行う場を立ち上げる予定です。
現場の声を起点に、県の担当部局とも連携しながら、議論で終わらせず、具体策として形にする。
スピード感を持って、岐阜の教育の再設計に取り組んでいきます。













