タケノコをいただきました。

丁寧にアク抜きされ、水煮にされたものです。



父の生まれ育った地域は竹藪が多く、子どもの頃から春になると、食卓には当たり前のようにタケノコが並んでいました。


正直に言えば、若い頃はあまり得意ではありませんでした。

しかし、京都で下宿していた時のこと。家庭教師先での「春祭り」で、タケノコづくしの料理をご馳走になり、その美味しさに驚かされたのを今でもよく覚えています。


昨夜は、そのタケノコをバターと醤油で軽く炒め、自作のだし巻き卵を添えて一杯。

シンプルですが、これが実にうまい。


空腹に負けて料理の写真は撮り忘れましたが、旬の食材を自分で調理し、日本酒とともに味わう。

それだけで、なんとも言えない充実感があります。


派手さはないけれど、こういう時間こそが、日々の疲れをほどいてくれる。

改めて、「旬をいただく」という贅沢を実感した夜でした。

久しぶりに名古屋へ。

名古屋鉄道で名古屋に向かいました。

通勤ラッシュ後とはいえ、8時台の車内はしっかり混雑。改めて、鉄道が持つ「大量輸送」と「定時性」の強さを実感しました。


だからこそ考えさせられます。

岐阜県で議論されているLRT構想

「どこへ、誰を運ぶのか」が曖昧なままでは、絵に描いた餅です。


待ち合わせは、定番の

ナナちゃん人形。


一方で、周辺を歩くと変化も感じました。名鉄百貨店は閉店し、地下街もやや人の流れが弱い。リニア開業の遅れが、名駅周辺の再開発にも影を落としている印象です。


名古屋は、JR東海、近畿日本鉄道、そして名古屋鉄道と、多様な鉄道が集まる交通の要衝です。


それでも「駅前の賑わい」は、他の政令指定都市と比べると物足りない。理由は単純で、“交通とまちづくりが一体になっていない”からです。


岐阜県がやるべきことは明確だと考えます。岐阜市・各務原市・可児市を結ぶ名鉄は、単なる移動手段ではありません。地域経済と人の流れを支える「動脈」です。にもかかわらず。行政と鉄道事業者の連携は、正直まだ弱い。


これから必要なのは、次の3点だと考えます。

  • 行政主導で「使わせる仕組み」を作ること

     (通勤制度、駐車場政策、パーク&ライドの徹底)

  • 鉄道とバスを含めた“面的な交通設計”

     (駅から先の移動を放置しない)

  • 県民への徹底した意識改革

     (公共交通は“守るもの”ではなく“使って活かすもの”)


「モータリゼーションの次の一手」


東海地域は、トヨタ自動車を中心に発展してきた“車社会の優等生”です。

しかし、高齢化と人口減少が進む中で、そのモデルは確実に限界に近づいています。


これからは「車か、公共交通か」ではなく、“どう組み合わせて地域を維持するか”の時代です。


「現場に出て、政策に落とし込む」


銀行員時代、上司から言われた言葉を思い出しました。

「月に数回は名古屋や東京に出て学べ」

まさにその通りです。現場で見て、感じて、考える。

生活者の目線と、政治家の目線。

この2つを行き来しながら、

“現場 → 発信 → 政策 → 実行”

ここまでやり切ることが、今の役割だと改めて感じました。


久しぶりの名駅。

単なる外出ではなく、次の一手を考える良い機会となりました。

先日の自民党の会議で、各務原市の市街化調整区域にある既存集落にお住まいの方から、切実なご要望をいただきました。


「家を売りたくても売れない。買う人がいても建て替えができない。」

市街化調整区域の制度が、結果として、人口減少を導き、空き家を増やしているのではないかという問題です。


市街化調整区域は、無秩序な市街地の拡大を防ぐために設けられた制度です。その理念は重要であり、むやみに開発を認めるべきではありません。


しかし現場では、別の問題が起きています。


市街化調整区域で進む

「静かな空き家化」


既存集落では

・高齢化

・相続

・転出

などにより、住宅が空き家になるケースが増えています。


ところが市街化調整区域では、所有者が変わると住宅の建替えが難しくなる場合があるため、

・売りたくても売れない

・買いたくても建て替えできない


という状況が生まれています。

その結果、住める宅地が使われないまま放置されるという、本来の制度趣旨とは逆の現象が起きています。

既存集落の多くは、

・道路

・上下水道

・電気

・消防、防災体制

といった生活インフラがすでに整っています。

つまり、新たに山林を開発するよりも、既存の宅地を活用する方がはるかに合理的です。


それにもかかわらず、制度の運用によって住宅の更新が進まないのであれば、地域にとって大きな損失だと感じます。



参考になる愛知県の運用


参考になるのが隣の愛知県の取り組みです。

愛知県では、都市計画法第34条の運用基準や開発審査会基準を整理し、

・分家住宅

・既存建築物の建替え

・既存集落内の自己用住宅

などについて、許可対象として明確に位置付けています。


このため、線引き以前から住宅地として利用されてきた場所や既存集落では、所有者が変わっても条件を満たせば建替えが可能という運用が行われています。

結果として、宅地としての売買が成立しやすく、住宅の更新も進みやすくなっています。


守るべきは「線引き」だけではない


市街化調整区域の制度は、高度経済成長期の都市拡大を背景に整備されたものです。しかし現在の大きな課題は、人口減少と空き家問題です。

ルールを守ることはもちろん重要ですが、ルールが地域の衰退を招いてしまっては本末転倒です。


無秩序な開発は認めるべきではありません。

しかし、

・既存集落

・既存宅地

・生活インフラが整った場所

については、所有者が変わっても住宅の建替えや再利用が可能となる仕組みを検討する必要があるのではないでしょうか。


人口減少時代のまちづくりは、「新しく作ること」より「今あるものを活かすこと」です。


既存集落の暮らしを守り、地域を次の世代につないでいくためにも、市街化調整区域の運用について、今後さらに研究を深めていきたいと思います。

昨日、自民党岐阜県連大会議室において、小林鷹之政調会長をはじめとする自民党本部政調会の役員を招き、要望活動が行われました。



会議には、江崎知事、県選出国会議員、県議会議員に加え、林業関係団体の役員が出席し、現場の課題や政策要望について意見交換が行われました。


江崎知事からは、バイオコークスの活用可能性や山林の所有者不明問題、測量の課題などについて提起があり、県議会からも各部会長を中心に、現場の実情を踏まえた要望が続きました。さらに林業団体からも、切実な声が数多く上がりました。


今回の会は、地方の実情を直接国に届け、政策に反映させるための新たな取り組みとして開催されたものです。岐阜県の課題に加え、中東情勢の影響による企業活動や県民生活への影響についても率直に伝えることができ、大変意義のある場となりました。


私は発言の機会こそありませんでしたが、各要望を聞く中で、森林面積の多い岐阜県の特性を活かした政策の重要性を改めて強く感じました。


「水と空気はタダじゃない」

これは私が20年前に掲げた理念ですが、まさに今、岐阜県にとって現実の政策課題として突きつけられています。


環境と農林業は、岐阜県の根幹です。

今後も現場の声に耳を傾けながら、具体的な政策として形にしていきます。



「林業政策として示された“自立国産エネルギー”の方向性」


小学校2年生の男の子を持つお母さんから相談を受けました。内容は、学校との関係、そして担任の先生との関係についての悩みでした。


その学校は、全校で約80人。1学年も十数人という、小規模な地域の学校です。本来であれば、目が行き届く、温かい教育環境であるはずです。


しかし一方で、人数が少ないがゆえに人間関係が固定化しやすく、逃げ場の少なさという難しさも抱えています。


今回の相談の大きなきっかけは、「通級学級」への編入を勧められたことでしお母さんとしては、

「なぜ自分の子が?」

「特別扱いされることに納得できない」

という思いが強く、戸惑いと不信感を抱いている様子でした。


制度として必要な支援である一方で、

その意図や目的が十分に伝わっていない。教育委員会や学校側の説明不足は否めないと感じました。


その日の夜、偶然目にしたのが、「タツキ先生は甘すぎる!」というドラマでした。

不登校の中学生に寄り添うフリースクールの先生を描いた作品です。子どもを「矯正する」のではなく、「理解し、待つ」という姿勢。


簡単なようで、実は一番難しいことだと感じました。子どもの多様性をどう受け止めるのか。


私たちの時代は、「優等生か、そうでないか」、こうあるべきだ」という、ある意味わかりやすい基準の中で育ってきました。


しかし今は違います。


一人ひとりの特性や個性をどう伸ばすか。

そして、社会の中でどう生きていく力を育てるか。教育の軸そのものが、大きく変わっています。


ただし現実は、理想通りにはいきません。


制度はあっても理解が追いついていない。

現場は忙しく、丁寧な説明に時間を割けない。保護者は不安を抱えたまま判断を迫られる。

このギャップこそが、今の教育現場の課題だと感じます。


子どもたちは、それぞれ違って当たり前です。だからこそ必要なのは、「分けること」ではなく「支えること」。

そしてその前提として、

保護者が納得できるだけの丁寧な説明と対話です。


今回の相談と、偶然見たドラマ。

まったく別の出来事ですが、共通していたのは

「子どもをどう理解するか」

という問いでした。


教育は、子どもの未来をつくるものです。

だからこそ、制度だけでなく“人の関わり方”が問われていると感じた一日でした。


今回の件については、私自身も教育委員会と直接面談し、通級指導の説明のあり方や、保護者への情報提供の改善について、現場の声を踏まえた提言につなげていきたいと考えています。

愛岐大橋の塗装について、地元の方から切実な声をいただきました。

長年、前渡地区にお住まいで自治会長も務められた方からのご指摘です。

「私の記憶では、30年近く塗装のやり直しはされていない。最近はサビが目立つ」

現場に長く関わってこられた方の言葉だけに、重みがあります。


橋は“あるのが当たり前”と思われがちですが、維持管理を怠れば確実に劣化は進みます。特に塗装は、単なる見た目ではなく、鋼材を守る“命綱”です。


所管する岐阜土木事務所に確認したところ、前回の塗装は2000年、実に25年以上前でした。この状況を踏まえ、早急な対策を要望しました。



愛岐大橋は、岐阜県と愛知県を結ぶ重要な動脈であり、1日の交通量も非常に多い橋です。産業道路としても生活道路としても、その役割は極めて大きい。


現在、「新愛岐大橋」の整備も進められていますが、だからといって既存の橋を後回しにしていい理由にはなりません。


むしろ、

「新設」と「維持管理」

この両輪が揃って初めて、地域の安全と利便性は守られます。


塗装工事の必要性をしっかり見極めるとともに、長寿命化を見据えた対策について、現場の声を踏まえて強く要望していきます。

インフラは、壊れてからでは遅い。

“今どうするか”が問われています。

昨日は、朝からZoom会議が続きました。

まずは、ロサンゼルス在住の元県人会長と岐阜大学の国際担当副学長との会談。

岐阜県出身で海外で活躍する方々と、県内大学生との交流や事業参加について意見交換を行いました。


これまで小中高校生を中心に取り組んできたZoom授業に加え、今後は大学生に対する情報提供や、海外挑戦のきっかけづくりへと広がっていく手応えを感じる内容でした。


続いて、損害保険会社の宇宙事業支援部門との情報交換。

航空宇宙産業が集積する岐阜県そして各務原市にとって、宇宙産業への参入は将来を左右する重要なテーマです。


参入障壁は高く、産学官金の連携が不可欠。


先日、岐阜大学の学長とも直接意見交換を行いましたが、県としての取り組みを一歩前に進める必要性を改めて感じています。


Zoomの普及によって、海外や遠方との会議が日常的にできるようになりました。

移動時間の削減という意味では、圧倒的に効率的です。


しかし一方で、対面とは違い、空気感や阿吽の呼吸が伝わらない。ここはどうしても埋まらない「距離」です。


だからこそ、「Zoomで広くつなぎ、対面で深く決める」この使い分けが重要だと感じています。


コロナをきっかけに定着したZoom。

その強みを最大限活かしながら、政策につながる情報をいかに効率よく集め、形にしていくか。

現場とオンライン、その両方を回しながら、次の一手につなげていきます。


地元・雄飛ケ丘が、道との遭遇という番組で、約30分にわたって取り上げられました。


住宅街に広がる“碁盤の目の道”。

なぜこのような特殊な区画が生まれたのか、

番組では、地名の由来とともに、この町が歩んできた歴史が丁寧に紐解かれていました。


昭和12年、川崎航空機工業(現・川崎重工業)が、関西から約1200人の社員を移住させるために社宅を整備。6軒長屋が整然と並んだことが、碁盤の目の町の原型です。


そして道が狭いのは、自動車のない時代に造られた町である証でもあります。「雄飛」という地名も、飛行場から飛び立つ飛行機の雄姿に由来する。そんな地元の方の話も印象的でした。


私が信徒総代を務める川崎山薬師寺でも取材が行われ、ご住職や95歳の地元の方が出演されていました。

地元がこうして取り上げられる嬉しさ。

そして、歴史が記録として残ることのありがたさを感じながら視聴しました。


私が小学生の頃――約50年前。

この町は子どもたちの声にあふれる、活気ある地域でした。しかし今は、少子高齢化が先行する地域となり、空き家も目立つようになっています。

父が市議会議員だった40年以上前には、この地域の側溝整備が行われ、一定の道路幅が確保されました。それでも現在の自動車社会においては、

・道路の狭さ

・区画の小ささ

といった課題は依然として大きく、まちの将来に影を落としています。



一方で、駅にも近く、利便性は高い地域です。

ポテンシャルは決して低くありません。


だからこそ、地域として区画整理や再整備を検討する段階に来ているのではないか。10年ほど前、自治会に対して、空き家や高齢者世帯をマッピングし、将来を見据えた議論を行うべきではないかと提案したことがあります。

まさに今、その必要性はさらに高まっています。番組でも触れられていましたが、老朽化した木造平屋住宅が多く、災害リスクも小さくありません。

私自身、消防団で活動していた際、この地域が市内でもトップクラスの訓練を行っていたことをよく覚えています。それだけリスク意識の高い地域でもあります。


歴史ある街を、どう未来につなぐか。


雄飛ケ丘は、

「守る段階」から「再生へ踏み出す段階」に入っている。


そう感じています。


未来の雄飛ケ丘のために、今こそ、行動を起こす時です。

異業種交流会で、地元製造業の経営者の方と意見交換を行いました。現場の実態は、想像以上に厳しいものです。



例えば、塗装工程で使うシンナー。

仕入れ価格は以前の約1.7倍に上昇しているそうです。


原材料価格が上がっているのは事実です。

しかし、その上昇幅を超えた値上げ、いわゆる「便乗値上げ」が現場を直撃しています。


本来であれば、適正な価格形成が行われるべきです。しかし実態は違う。

中小企業は価格交渉力が弱く、仕入れ価格は上がる一方で、製品価格には十分に転嫁できない。

結果として、「コストだけが増え、利益が削られる」という厳しい構造に陥っています。


便乗値上げは、市場の信頼を損なうだけでなく、こうした中小企業の経営を静かに圧迫しています。

この問題は見過ごせません。

必要なのは、便乗値上げを抑制する監視と是正の強化です。


そして何より重要なのは、

現場で真面目に事業を続けている企業が、

不利益を被らない環境をつくることです。


地域経済は、中小企業によって支えられています。その土台が崩れれば、影響は必ず地域全体に広がります。「値上げが悪い」のではない。問題は、ルールなき値上げです。


現場の声を踏まえ、この歪みを正していく必要があります。

昨日は、事務所で来客対応を行った後、県庁へ向かいました。


まずは農政部との面談。

スマート農業の推進補助金について、制度の概要や現在の運用状況、今後の見通しについて説明を受けました。


各務原市内では、40代で大規模農業に挑戦している方がおられますが、今回の補助金を受けられなかった理由が明らかになりました。

意欲と実績のある担い手に支援が行き届かない現状は、大きな課題です。


現場で頑張る方が正当に評価され、必要な支援を確実に受けられる仕組みとなるよう、県に対して制度運用の改善を要望しました。

農業の担い手育成という観点からも、この問題は看過できません。引き続き具体的な改善につなげていきます。


スマート農業の実態を直接確認した経験からも、現場でしか見えない課題があります。


続いて観光分野について。

組織改編に伴い、昨年度まで支援を受けていた「木曽川中流域ポタリング事業」の継続性について相談しました。


この事業は県境を越えた広域連携による取り組みであり、地域資源を活かした観光振興に寄与するものです。

単発で終わらせるのではなく、継続して磨き上げていくことが重要であり、第3回大会に向けて県担当者と丁寧にすり合わせを進めていきます。


最後に市町村課と、岐阜圏域における広域連携のあり方や、首長との懇談会について意見交換を行いました。


公共交通の再構築や高校再編、地域医療計画など、市町村単独では対応が難しい課題が増えています。

こうした分野こそ、広域での連携が不可欠です。


岐阜圏域議員団会長として、各市町に働きかけながら、議論を具体化し、実効性のある連携へとつなげていきます。


4月も半ばを過ぎ、各部署の体制も落ち着いてきました。

昨年から取り組んできた事業や企画についても、担当者と改めて連携を取りながら、一つひとつ確実に形にしていきます。


現場の声を政策につなげ、実現までやり切る。

この姿勢をぶらさず、引き続き取り組んでまいります。