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人の気持ちってどんなに強行でも、押し付けがましくてもありがたい
人に手渡そうとする想いがそこにあって、人間くさいから
ワタシの故郷に住民票を移した師匠が、一人で暮らしをしている母に、
自分で打った蕎麦をたまにこっそりと運んでくれている
そのたびに、母は複雑な想いを抱きながらも、喜び活気づいている
ワタシの了解無しで直接母に会うわけにはいかないから、玄関の前に置いて去る
今となっては、師匠がどんな顔して生活しているのか全くわからない
でも、母から蕎麦の連絡を受けると、師匠は元気で(?)生きているんだとわかる
人は想うばかりで中々行動に移せない
師匠はいつもこう言っていた
「口と行動を一致させてみぃ~」
その言葉は厳しかったけど、師匠から仕事上で学んだことはすごく多い
そのポリシーは間違いなく今も師匠の中に生き続けてる
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