こんにちは。

今回は「全体主義の足音が聞こえる」と題して書きます。読者のあなたにお伝えしたい内容は次の通りです。

・民度が低いと全体主義に陥る

・悪魔の学問、優生学について

・書籍『大量監視社会』を読んで

・結びに

拙記事ですが最後まで読んでいただき、読者のあなたが聖書の真理について理解を深める一助になりましたら幸いです。

 

民度が低いと全体主義に陥る

mRNAワクチン未接種の日本人なら、誰もが政治腐敗が極限に達している事実にお気づきかと思います。民度とは特定の地域・国に住む人々または、特定の施設・サービスの利用者(ユーザー)・参加者・ファン等のある集団の平均的な知的水準、教育水準、文化水準、マナー、行動様式などの成熟度の程度を指しますが(出典:ウィキペディア「民度」)、読者のあなたは政財界が腐敗し切っている原因の一つとして日本の政界には余りにも世襲議員が多いことがあると思いませんか。そして、日本人の民度が諸外国よりも低いと思いませんか。

自民党衆院議員の3割以上、閣僚の半分が世襲

 かねてから日本の国会議員は海外と比べて世襲が多いと言われてきました。実際、現在の自民党衆議院議員の3割以上、閣僚の半分以上が世襲です。林芳正外務大臣、鈴木俊一財務大臣、河野太郎特命担当大臣といった主要閣僚も世襲。いずれも父親がどういう方かも顔が思い浮かびます(林芳正氏の父は蔵相などをつとめた林義郎氏。鈴木俊一氏の父は鈴木善幸元首相。河野洋平の父は自民党総裁だった河野洋平氏)。

 歴代総理大臣の顔ぶれを見ても、最近は世襲がほとんどです。昭和時代は「たたき上げ」の総理が目立ちますが(1970年代から80年代に首相になった「三角大福中」、田中角栄、三木武夫、福田赳夫、大平正芳、中曽根康弘の各氏はいずれもたたき上げの国会議員でした)、平成に入った90年代以降、その多くが世襲政治家で、菅義偉氏のように世襲議員でないということがニュースになってしまうほどです。

 世界に目を転じると、例えばイギリスでは、貴族院でさえ世襲議員は1割ちょっとしかいません。なにも私は世襲政治家をすべて否定するつもりはありません。優秀な方も少なくないと思います。しかし、割合が多すぎるのは問題です。

 なぜ、ここまで世襲議員の割合が多くなってしまったでしょうか。

世襲候補の勝率は8割、非世襲議員は3割

 2021年のある大手新聞の記事によると、1996年の衆院選で小選挙区制度が導入(それまでは中選挙区制度でした)されてからその時点まで、世襲候補の勝率は比例復活も含めて約8割にのぼります。これに対し、非世襲議員の勝率は3割止まり。世襲が圧倒的に有利です。

 選挙区から一人が当選する「小選挙区」では、複数が当選していた「中選挙区」と比べて、世襲がさらに優位に立っています。どうしてこうなるのでしょうか。

 政治家を世襲することということは、当選に必要な「ジバン(地盤)、カンバン(看板)、カバン」を継承することに他なりません。ちなみに、「ジバン」とは後援会や支援団体。「カンバン」とは知名度。「カバン」とはお金のことです。

 世襲議員は先代の後援会、支援団体を引き継ぎます。少なくとも苗字は知られていて知名度もあります。活動資金をプールしている政治団体を引き継げば、経済的にも楽です。これらを地力で作らないといけない非世襲議員と比べて明らかに有利。選挙区で一人しか当選しないとなると、なおさらそうでしょう。

(引用元:「世襲の国会議員が多すぎる! 日本政治の異常とリスク~なぜこんなに増えたのか?」、論座アーカイブ)

上記にある通り、日本では閣僚の半分以上が世襲議員という現実があり、彼らは先代の後援会、支援団体を引き継いでその地位を手にしています。この記事では田中角栄氏ら五名のたたき上げの国会議員が首相を務めていた千九百七十〜八十年代の方が今より良かったという意見だと窺えますが、人間は誰でも表と裏、本音と建前がある存在であることを鑑み、彼らの行いがどんな結果をもたらしたのかを考察すべきだと思います。例えばここで取り上げられている田中角栄氏の場合、当時大統領補佐官であったキッシンジャー氏と対等に渡り合い、自分の考えで支那へ渡り「日中共同声明」をまとめたり、 新幹線や高速道路などを全国に広げて、都市に集中する人口と産業を地方に分散させてようとしました。手前は彼が首相だった時代のことは知りませんが、農村出身、無学歴の庶民派であった田中人気が高かったことは幼心に何となくではありますが記憶しています。その一方で田中氏は「政治は数であり、数は力、力は金だ」(出典:Wikiwand「数の論理」)と言い、金権政治と多数決原理が当たり前だと大衆に刷り込み、また政治家や富裕層の人間は不倫行為が当然の事だと庶民に思い込ませました。金権政治(≒拝金主義)については過去記事でも触れましたが、政治家たちは支援者からの賄賂を平然と受け取り、国家劇場で茶番劇を演じる役者にすぎません。

 

箴言 十七章二十三節 (拙訳)

罪ある者は賄賂を懐に入れ 裁きの道を曲げる。

 

箴言 十一章十四節 (参照)
指導しなければ民は滅びるが 参議が多ければ救われる。

 

箴言 十五章二十二節(参照)
相談しなければどんな計画も挫折する。 参議が多ければ実現する。

 

手前は会社員として、二十年ほど生きて来たため、数え切れぬ程多くの会議に参加してきましたが、利益第一主義の一般企業においては「(目的のない)無駄な会議」をしないようにする事が当然だと認識していました。そして、政治に関心を持つようになって、国会中継を何度か観た際に「なんてくだらない議論をしているのだろう…。」と感じました。また、信仰生活を送るようになって以降、地方自治体の議会に何度か足を運んで傍聴し、国会以上にくだらなすぎて開いた口が塞がらなくなりました。「世の多数決原理というのは悪魔的原理であり、世に属する人間が圧倒的多数であることを利用した大いなる欺瞞なのです。」(真の聖書福音と預言|預言者と偽預言者の違い より引用)かつて独裁者のアドルフ・ヒトラーが「大衆は、小さな嘘より大きな嘘に騙されやすい。何故なら、彼らは小さな嘘は自分でもつくが、大きな嘘は怖くてつけないからだ。」(引用元はこちら、THE WORD)と言った通り、大きな嘘ほど見破りにくいというのは真理だと思います。現在、世界中の国々が全体主義に突き進んでおります。我々、真のキリスト者を目指す人間は嘘をつく事も罪になる(レビ記十九章十一節参)ことを肝に銘じ、聖書を学び続ける不断の努力をするべきですね。

次に姦淫(不倫行為)についてですが、旧約聖書 レビ記十八章三章には、「あなた方がかつて住んでいたエジプトの国の風習や、我(モーセ)がこれからあなた方を連れて行くカナンの風習に従ってはならない。」とあり、六節〜三十節にて厭うべき性関係について具体的に記述されており、この点に関する記述は新約聖書にもあります。

 

コリントの信徒への手紙一 六章九節〜十節(ミカエル氏訳、真の聖書福音と預言|同性愛、同性婚と獣の刻印 より引用)

正しくない者が神の国を受け継げないことを知らないのですか。騙されてはいけない。婚外性交する者、偶像を礼拝する者、姦通をする者、女々しい者、同性愛者、泥棒、貪欲な者、酒におぼれる者、口の悪い者、ゆすって人の物を奪う者は、決して神の国を受け継ぎません。

 

聖書を通読されたことのある方ならご存知だと思いますが、預言者モーセは古代イスラエル人たちを奴隷として酷使したエジプトの国から、イスラエルの民を率いて約束の地であるカナンへ連れ出そうとしました。ヘブライ語の כְּנַ֗עַן (カナン)には、地名の他に「(黒色人種の祖であるハムの子)カナン」、「イスラエルからの背教者」、「商人」という意味も含まれております。「商人は欺きの秤を手にし、搾取を愛する。」(ホセア書 十二章八節 参照)世に属する商業従事者の大半は、自分で労苦してつくった

商品ではなく、他人がつくった物に自分の利益を上乗せし、第一次産業従事者の人々から搾取して生計を立てているものと思います。手前が属していた企業に於いても、営業職に就いている人々は、客先企業や顧客に対して耳触りの良い言葉で欺き、日常的に風俗店などに通う事を慣習としているいやらしい人たちばかりでした。読者のあなたがいまだに特定の企業や団体に属していて、聖書に学ぶ時間が確保できていない状態にあるなら、危機感が足らないと言わざるを得ません。もし、困り事などあれば本記事へのコメント、またはメッセージでご連絡ください。

悪魔の学問、優生学について

手前が優生学について調べてみようと考えた理由は、数ヶ月前からこちら(TBS NEWS DIG)のように安楽死についての報道が見られるようになってきた事と、ミカエル氏が以前から支配層の人々が優生学思想を持っている事に対して警鐘を鳴らされていためです。優生学思想がどのように世の中に浸透して行ったかについては「自閉症、優生学と人間内での分裂 、さてはてメモ帳 Imagine &Think!)とこちらの動画(ユーチューブ、Eden Media)をご覧いただければ、簡単に理解出来ると思います。チャールズ・ダーウィンがでっち上げた「進化論」は、彼の親戚であるフランシス・ゴルトンによって「優生学」と呼ばれるようになり、選民思想(シオニズム)を持つ偽ユダヤ人たちの間で十九世紀後半から支持されるようになりました。また、ダーウィン家と近い関係にあったハクスリー家のオルダス・ハクスリーは「すばらしい新世界」という科学空想小説を書き、超人間主義(トランス・ヒューマニズム)という反聖書的な思想を世に広げました。(これに関しては過去記事「偽預言者の言葉に従う者の末路」をご覧ください。)優生学は(一)人類の遺伝的素質改善(二)悪質な遺伝的形質の淘汰(三)優良品質の保存研究 を目的とした学問として発展し、米国で優生政策が横行し、千九百三十年代には全米三十二州で断種法が制定されました。優生思想はナチス独逸の差別主義、ホロコーストの虐殺に繋がったことは多くの方がご存知かと思います。この危険な思想は日本にももたらされ、千九百四十八年には優生保護法が制定されました。その目的は優生思想に基づく優生政策、不良な子孫の出生防止と母体保護でした。具体的な施策としては(一)強制不妊手術(二)人工避妊中絶の合法化(三)受胎調整(四)優生結婚相談が実施されました。千九百九十六年に優生条項が全削除されて母体保護法に名称変更されるまで行われ、四十七年間に男性二百十七人、女性三百二十一人の合計五百三十八人が不妊手術を受けたとのことです。「彼ら偽ユダヤ人は、タルムードという聖書と相容れない教義を狂信し、ユダヤ人ではないのにユダヤ人と思い込み、彼ら偽ユダヤ人以外をゴイム(家畜)と呼んでおり、人間扱いしていないのです。そして、お金や権力を彼ら一部の人間たちで握り、私たち一般人が苦しんでいるのを見て喜んでいるのです。まさに彼らは悪魔の子です。」(真の聖書福音と預言|無神論者の問題、偽りの聖職者と教会制度 より引用)支配層の人々は著しい偏見を持った差別主義者ばかりですが、主たる神は決して偏り見ることをされず、神の律法を遵守する真のキリスト者、社会的弱者を守ってくださいます。

 

民数記 十章十七節〜二十節 (拙訳)
お前たちの神、主は神々の中の神、主たる者たちの中の主、偉大にして雄々しく畏るべき神、人を表面で見ず、賄賂を受け取らず、孤児とやもめの権利を守られ、寄留者を愛して、食物と衣服を与えられる。だからお前たちは寄留者を愛しなさい。お前たちはエジプトの地では寄留者だった。お前の神、主を畏れ、主に仕え、主に追従し、その御名によって誓いなさい。

 

神に反逆する悪魔の学問、優生学の思想は現代でもそのまま残っており、治験中だった生物兵器ワクチンを大衆に接種させた結果、接種者は獣化し、霊的には死んだゾンビと化しました。支配層の人々は悪魔の十戒であるジョージア・ガイドストーン第一項に書かれた「大自然と永遠に共存し、人類は五億人以下を維持する」をどんな手を使っても実現しようとしており、この世は終末(世の終わり)に向けて、地獄の様相を呈し始めております。

ロックフェラー等をはじめとする大富豪、権力者どもは自分たちに都合のええ非科学的な「優生学」思想を持ち、大衆支配、世界支配の根底に置いている。簡単に言えば、遺伝子や血統を重視するということや。実際、彼らのような金持ちは金持ちとしか結婚せんし、それ故彼らは自分たちこそが選民(エリート)と勘違いしてる。それ以外の貧民たちは選民ではなく、彼らのために手となり足となり働く下僕、家畜として看做してる訳や。ええ加減、世の真実に気付きましょう。PCR検査や抗原検査を強要したり、外国への入国の時にこの検査をやってるのも遺伝子情報を収集するためであって、コロナウイルスに感染してる否かを見るためのものやないで。

(引用元:ミカエル氏、真の聖書福音と預言|動画三回目投稿 新しい契約

支配層の人々は、上記の図にある通りすべての人々にマイクロチップを打ち込んで操作可能な傀儡にし、外部からはカメラで監視し、超共産主義社会の完成へ向け猪突猛進しています。ここからは先日読んだ書籍『大量監視社会』について書きます。

・『大量監視社会』を読んで

書籍『大量監視社会』ー誰が情報を司るのかー (山本節子著、二千八年、築地書館)のまえがきには、『太陽暦二千六年十二月、数日前に「住基ネット訴訟」の判決で、「住民同意のない適用は違憲」とする判断を下した大阪高裁の竹中省吾裁判官が、自宅のパソコンラックで首を吊った状態で発見され、警察は彼の死を「自殺」と発表した事件が書かれています。多くの人は恐怖から逃れるために思考をやめる。その結果、全体主義に取り込まれることになる。社会問題を解決するには、民衆一人一人が「知ること」から始まる。』とありました。本編は第一章 認証、第二章 インフラ、第三章 監視、第四章 登録、第五章 切断 の構成で記述されており、要約すると大衆を電子的に監視しようとする動きは、入院患者や看護師にベリチップ(RFID)を埋め込もうとした事から始まり、食品業界や、国家全体の方向性が最もはっきり現れる道路行政に反映され、国民全員を監視対象とする方針に拡大していった経緯が書かれています。印象に残った点を以下に箇条書きにして列挙します。

 

欧米諸国では人の「自由」や「尊厳」「私事権」を侵害するものに対して非常に強い忌避感があるが、日本人はそれとは逆で利便性を重視する。

人間に対する付番(ナンバリング)への反対が強いのは、ヨハネの黙示録十三章十六節〜十八節「獣の刻印」につながると考える人が西洋人に多いから。

・技術開発に注入される金は、科学者の人間としての良心を鈍らせ、「夢」を描かせる。

・日本政府は「高度情報通信社会推進本部」を千九百九十四年に設置して以降、公然と国民総背番号(マイナンバー)と「監視」をセットとした政策を練って来た。

・警察の表向きは「行政警察」。安全な生活、犯罪の撲滅。しかし、最大の任務は、国家の治安、騒乱の鎮圧など「公安」にある。国民の大量監視が彼らの任務。

・本当の「知識」は必ず行動を伴う。

・平和ボケした日本人は自由も権利も、まるで行政がくれたもののように思っているが、それは違う。憲法が保障する自由と権利は「国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない」(憲法第十二条)ものなのだ。

著者の山本節子氏は、残念ながらキリスト者ではなさそうですが、彼女のサイト(WONDERFUL WORLD)には為になる情報も掲載されているようなので、一応紹介させていただきました。この世の権力者たちは悪霊に取り憑かれた狂人たちであり、一人でも多くの人間を家畜扱いしようとしていることをご理解いただけたのではないかと思います。

・結びに

今回は「全体主義の足音が聞こえる」と題し、支配層が目論む超監視管理社会、全体主義がすぐそこまで迫っていることに対し、警鐘を鳴らすべく記事にしてみました。未だに聖書を自分で読まない大衆の、恩恵期間、聖書を学び主の教えに立ち返ることが可能な期間は、ほぼ終わっているように思います。世の中が前例のない、異常事態に気づいている方は、霊的に救われる道はキリスト道以外には存在しないことを悟り、ミカエル氏の開設された「「兄弟の集いの場」に関する告知 再掲」をしっかり読み込み、「メッセージ」を送信してください。繰り返しになりますが、残された時間は非常に短いと認識しています。聖書とこの世で最も先見の明があるミカエル氏の記事を熟読し、まったき者となれるように不断の努力を続けて参りましょう。拙記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。