ある男がいっていた、、
「それが事実だとしても、、それが真実とは限らないんじゃないか」って。
あるアニメで、、男性の刑事が人質にとられた自分の妻が犯人に銃をつきつけられて、
その人質がいるにもかかわらず、刑事は銃を発砲して、、
その弾は犯人ではなく、人質にとられてた妻の足に当たり、妻はその場で倒れて、、
犯人はその隙に捕まった。
それでも、人質がいたにもかかわらず銃を発砲した刑事の行為は問題とされて、その後刑事は自ら辞職して、探偵となった。。
そしてその後、その元刑事の探偵を影ながら支える名探偵は、、
その元刑事が人質がいるのに撃った理由は、、
犯人を狙ったのではなく、あえて人質の足を撃って、
気絶させて犯人にとってその人質が足手まといになった隙に、取り押えることが狙いだったということを証明した。
何よりも、人質にとられた実の妻を助けるために。。
つまり人質の妻がいながら撃ったことは事実でも、、
妻の命を守るためにあえて一番最善の方法を選択したことが真実だった。
ある男はこうもいっていた、、真実はいつも一つ…って。
たとえば恋愛でいえば、、
一途な人という言葉ほど、事実なのか真実なのかと考えさせられるものはないかもしれない。
一途といえば聞こえはいいけど、悪い意味でストーカーも事実上の一途とはいえるし、それとか周りも自分のことすらもよく見えてなくて、、
とりあえず今一緒にいる、とりあえず気が合う、とりあえずこの子がいないと寂しいから、心の穴を埋めてくれる人がいなくなっちゃうから、、
もっといえば高嶺の花やタイプの異性なんて手が届かないからという理由で、、
事実上は一途には見えても、、
真実は、妥協と諦念でとりあえずその人を好きといっていてとりあえず一緒にいるという人は多い。
ましてやそういう人ほど、恋人を大事にしなければ、頑張って大事にしようとしても、本気じゃないだけにそれがだんだん馬鹿らしくなってきて、、
接し方も扱いも乱雑になる。。
女性は特に敏感だから口だけで好きとは言われても、大事にしてくれない彼氏に対し疑心を抱いて、親しい友人やカウンセラーに相談したりする。
恋人ならゆくゆくは別れて、夫婦ならゆくゆくは離婚していき、大多数のパターンで子供は妻が引きとることになりたった一人で仕事をしつつ家庭を支えていくこととなる。
僕の周りにもそういう知人がよくいることから思ったことだけど、大前提、人はそんな恋愛をするために生まれてきたのだろうかとは思う。
僕自身も何度もそんな恋愛をやりかけたことはあったけど、楽しくも快適でもなければ、幸せでもない。。
事実上は付き合ってはいても、、
真実は心から愛し合ってはいないから、心から笑い合ってはいないから。。
身体はそこにはあっても、、
心はそこにないから。。
だから、仕事やビジネスの人間関係でも、恋愛でも友人関係でも、、
人と人との真の信頼関係を築いていくうえで、
事実と真実の見分け、識別はとても大切なことだと思った。
そして、それを伝え続けてくれてありがとう、、
事実上、見た目は子供でも、、
真実上、頭脳は大人の、名探偵コナンさん☆
そして来年、ついに20周年記念、おめでとうございます♡