あれからもう3年が経つ、、彼は今、どうしてるのかな。。
僕は、これまでの人生、現時点で後悔してることなど、一つもない。。
だって、どんな過ちや失敗や失態、どんなに傷ついたことも傷つけてしまったことも、時に遠回りしてきたことも、、
今の自分、そして未来への自分になるための要素となり糧となってるのだから。。
そしてその体験、同じく苦しい辛い体験をしてきた人たち、あるいは現時点で体験してる人たちの、、
役に立ち、希望になれるのだから。。
だからカウンセラーになった、だからセミナー講師になった。。
…ただ、もっと自分に正直になってみれば、今でも後悔してることはたった一つある、、
ある友人が3年前、急死で亡くなってしまった。。
彼とは同い年で、飲み会で知り合い仲良くなった。
とても気さくで話し安くて、口下手だった僕の話を真摯に受けとめてくれて理解しようとしてくれたり、、
当時、モノマネ芸人をやっていて周りからもよく無茶振られがちだった僕が思いきってすべり倒したときも、彼は温かく見守ってくれたり、、
よく遊びにも誘ってくれた。。
でも、大学の課題に活動に多忙で、彼からの誘いを断ってしまうことの方が多かった。。
…そしてある日、彼と共通の友人から電話がきて、亡くなったことを告げられた。。
…悲しかった、悔しかった、切なかった、辛かった。。
結局彼と最後に交わした会話は、電話で遊びの誘いがきたとき、「ごめん、予定あってまた今度遊ぼうぜ」…だった。。
…今度なんてもう、、二度とないのに。
僕は、久しぶりに本気で泣いた、、
もっと一緒に遊べばよかった、、
もっと彼と話せばよかった、、
もっと彼のことを知りたかった、、
これからもずっと、生きていてほしかった、、と。。
僕は思う、彼が亡くなって今でも、彼のことを覚えている人間は何人いるんだろうか。。
共通の知り合いや友人にしても、彼のことをもう忘れてしまっているのかなと思うと、悲しすぎる。。
人は、誰かが亡くなっても、人一人亡くなっても、命の尊さを知らないままなのかな、、
生きることのほんとうの喜びを、知らないままなのかな。。
後悔があっても、時に悲しみにひたっても、彼のことは、一生忘れたくない。。
彼の優しさ、温かさ、関わってきたときの記憶全て、忘れたくない。。
…友達として、彼の命は救えなかったけど、何にもできなかったけど、彼の魂だけは、、
彼の両親の、親友の、恋人だった女性の、僕たちの心の中で今でも生き続けてる彼の魂だけは、なくしたくない。。
そんな気持ちを、、なくしたくない。。
…いつも誘ってくれたのに、、ほんとにごめんね。出会ってくれて、友達になってくれて、仲良くしてくれて、ほんとにありがとう。
今度、会いにいくね、、一翔。。