やっぱり日本語!言葉で伝える、伝わる力 -16ページ目

やっぱり日本語!言葉で伝える、伝わる力

Words&Communication Lab. WIP代表で日本語伝道師(ナレーター・日本語教師)の吉川雅子が日本語について感じることを発信していきます。言葉で伝えるもの、伝わるもの・・・常に敏感でありたいと思います。

昨日、リーディングステージDream Boxが無事終了いたしました。

お越しいただきました皆様、ありがとうございました。

 

久し振りのステージでしたが、皆さんから暖かいお声をかけていただき、大変うれしかったです。o(^▽^)o

 

またやらなくちゃ(^_^)と思ったくらい。

 

声が入ってくる、届いてくるね。情景や心情が目に浮かんだり心に響いてきたりというようなことを言っていただき、改めて、伝える力!の大きさ、大切さを感じたりもしました。

 

そして、その打ち上げの席での話題は、アクセント!

にがつ、しがつを「に」と「し」を高い音で言うのはどうもいただけないねえという話でひとしきり盛り上がりました。

 

まあ、みんな声優だったり、ナレーターだったり、役者だったりの集まりですから、そんなことにもなるわけです。(;^_^A

 

認知症予防に朗読がいいとか・・もね。

 

 

これからも朗読、言葉を伝えることについていろいろ発信していきたいですし、お手伝いしていきたいと思います。

 

 

 

すっかりご無沙汰してしまいました。

もう9月も終わり・・・

 

さて、10月には久しぶりの朗読ステージをやります。

4人の出演者がそれぞれ個性豊かに語ります!

今回は、私は時代物の作品を一人読みでご披露します。

 

私は朗読劇系の公演が多いのですが、今回は一人で勝負!

どうなりますやら。(*^_^*)

 

リーディング Dream Box

10月20日(金) 
開演:15時~ 、 19時~
会場:プライムシアター (中野新橋駅徒歩3分)
出演:澤谷香織 福原久美 ゆずり亜衣 吉川雅子
料金:1500円
チケット申込み:wipyoshikawa@gmail.com

家族について考えたり、愛について考えたり、癒されたり?  

日本語の美しさ、言葉を聴きその光景を思い浮かべていただけるようにと思っています。

 

ご興味ありましたらぜひお越しください。

あっという間に9月も後半になってしまいましたね。

暑かったと思ったらまたぐっと気温が下がりました。( ̄_ ̄ i)

 

風邪を引いてませんでしょうか。

 

さて、今日はナレーション収録の話。

原稿をいただいて、それを音声化するんですけれど、その過程での悩み。

 

読み方が2つあるもの。

 

そう、書いてあるものを黙読しているときは気にならないけれど、音声に変えるということは、読み方をチョイスしなければならないのです。

 

アクセントもそうですし、読み方自体もそうですが、

 

2つ以上の読み方があるものは、特に迷います。

 

これは、この読み方かなと思っていると、クライアントさんに、もう一つのほうで・・・と言われることも。

 

初めから要注意のものは、収録前に確認をするわけですけれど、これで大丈夫かなと思うものは、そのまま読んでみる。

 

それで・・・ということなわけです。

 

定番なのは、

 

既存=「きそん」 と 「きぞん」

重複=「ちょうふく」 と 「じゅうぶく」

 

これは、ホント多い。

 

ある現場で「きそん」と読んで、「きぞん」にしてくださいと言われ、次の別の現場で「きそん」でとなることも。

 

言葉は生き物。多くの方が当たり前のように使っているうちに、初めは少数派であったものが多数派となり一般に使われるほうになる。

 

だから常に、言葉に敏感でいなくちゃいけませんね。