既におなかの中でも聴いている「聴く力」の発達 | やっぱり日本語!言葉で伝える、伝わる力

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Words&Communication Lab. WIP代表で日本語伝道師(ナレーター・日本語教師)の吉川雅子が日本語について感じることを発信していきます。言葉で伝えるもの、伝わるもの・・・常に敏感でありたいと思います。

4月も半ばになりましたが、お元気でお過ごしでしょうか。

 

春の陽気だったりするとつい、外に出たくなりますが、やはり極力おとなしく・・・この時とばかりのいろいろなパソコンワークなどに時間を使っています。

 

さて、今日は「聴くことにについて」です。

 

よく、赤ちゃんは、お母さんのおなかの中にいる時から外の様子を聴いている、だからお母さんたちも子供がおなかの中にいる時から、話しかけたり音楽聞かせたりといろいろとしているんですよね。

 

そう・・・

 

読む、聴く、話す、書くという言語の4技能の中で、「聴く」ために必要な聞く機能というのは、一番最初に発達しているんですよね。

 

実際には、生まれた環境で音の区別や言葉を覚えて行って、話が理解できるようになるわけですけれど、音を聞くことは、生まれる前からしているんですよね。

 

だからか?

「聴く」なんて、教えることじゃない。と思われがち。

自分がどのくらい聴いて理解できているかって考えたことありますか。

 

もちろん、「聴いて理解するためには」、その言語の理解などなど関係することがたくさんあるのですが、外国語の学習ではよくやるリスニングテストも、母国語だとほとんど行われていないんですよね。

 

でも、最近のコミュニケーションの難しさなどを見るにつけ、「聴く力」を確認してみたらどうかなと思っています。

 

ということで、「聴くトレ」というコンテンツを作ってみました。たまにはじっくりと人の話に耳を傾けてみるのもいいのではないでしょうか。

 

 

https://youtu.be/RYAhsOSTaC0