アクセントだけじゃない! | やっぱり日本語!言葉で伝える、伝わる力

やっぱり日本語!言葉で伝える、伝わる力

Words&Communication Lab. WIP代表で日本語伝道師(ナレーター・日本語教師)の吉川雅子が日本語について感じることを発信していきます。言葉で伝えるもの、伝わるもの・・・常に敏感でありたいと思います。

今日は、朗読講座でした。

受講生の方からのアクセントの質問あり。

 

あまり使わない言葉だっただけに、ある日周りからアクセントが違うと指摘されたとのこと。

 

そう、日頃あまり使わない言葉って、自分ではアクセントの違いって気付かないですよね。(^_^)

 

それにしても週末に遭遇したのは、高校生との活動の時の発音の違い。

 

グループ活動をリーダーとしてまとめてくれていた高校生!

 

「はい、こっちによんはん(四班)の子は集まって~」と

 

最初は我慢しようと思っていたものの、つい
 

「よんぱん・・・って言って」と指摘してしまった私。

 

でも、結局、彼の中では「よんはん」が定着しているようで、いつまでも

「よんはん」でした。σ(^_^;)

 

昨年、改訂して出版されたNHKアクセント辞典では、

四班の発音は、もちろん

 

「よんぱん」でしたけど、「よんはん」も許容するに変化してました。

 

改訂する前のアクセント辞典では、「よんぱん」だけでしたけどね。

 

アクセントが変化するどころじゃなく、発音までも変わってしまった・・・

 

ちなみに、「ろくはん」(六班)「はちはん」(八班)も許容でした。

 

どんどん発音自体も変わって行ってしまうんでしょうかねえ。(T_T)