熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~ -10ページ目

熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

モンチッチのようなヨメが、ツキノワグマのようなダンさまとのゆる~りとした日常を綴ります。
果たして熊と猿は仲がいいのか悪いのか…。
今日も中年夫婦はとことんマイペースに暮らします。

愛する友の誕生日を祝いました。
"お昼に和定食→食料品セレクトショップで買い物→カフェでのんびりin池袋"を企画しました。


私にとっては生活圏・彼女にとっては趣味の活動拠点と、慣れ親しんだ場所です。
10年前なら行事の時は新規開拓をしていましたが、全てが未知の世界となれば中年にはやや荷が重いです。
かと言って、ワクワク感ゼロではどうにも寂しい。
そんなわけで、今回は滅多に足を延ばさないニシイケ方面を攻めてみました。


炎天下、汗だくで移動するおばさんふたり。
訪問先は駅から離れていたので、みなさん歩く勇気がなかったのでしょう。
どこも行列・混雑必至だったのに、スムーズに入店&ゆっくり寛ぐことができました。

結果的には、無謀な計画が吉と出ました。

美味しいモノと、止めどないお喋り。
楽しい時間を過ごせました。


マイチョイスをすっかり気に入ってもらえて、ますます幸せになりました。


馴染み深いエリアをちょっと掘り下げてみる。
アラフィフへの扉を開き始めた我々には、小さな冒険が心地好いようです。


夫が心筋梗塞で倒れて以降、夕食時は糖質オフを心掛けてきました。
あれから1年3ヶ月、数値が安定しクスリの量も減りました。


それでも念のため気にかけていたのですが、日毎に規制が緩んでいきます。
当人がそんな体たらくなのに、私がケアしてあげる筋合いはありません。


だったらもう好きにさせてもらいます。
お米代わりの山盛り千切りキャベツも、クセありコンニャク麺の下処理も、イチイチ成分表示を確認・比較して探すパンも…
準備するのは大変なんです。


炭水化物、解禁です。

毎晩だとさすがに心配なので、週1ペースで投入しています。
翌日はしっかり体重が増えていますが、この満足感には代えられません。


血糖値の上昇が怖いなら、その分動けばいいだけのこと。
暑さを言い訳にしてじっとしてるから、全くリカバーはできてないんですけど。


次回の検診で夫婦揃って指摘を受けないように、秋までには何とか頑張るつもりです…たぶん。


夫は超がつくほどのテレビっ子です。
観たい番組がいっぱいあるようで、常に二画面設定にして、あれこれチャンネルを合わせています。
私の意向は全く反映されませんが、今のところ特に問題はありません。


ただひとつ困るのは、好きな番組と嫌いな番組を同時に写されている時です。
好きな番組は気になるけど、嫌いな番組は視界に入れたくない。


ジレンマでイライラします。
イライラしている自分にモヤモヤします。


今はまさにその時期です。
健やかな精神を保つために、しばらくテレビの方は向かないと決めました。


こんな時は小説とビールの出番です。

リラックスタイムの強い味方です。

どうやらこれは10月まで続くらしいので、あと数ヶ月、本とお酒の力を借りて平和に乗り越えたいと思います。


図書館で借りた本

71 平岩弓枝/肝っ玉かあさん
72 椹野道流/僕と猫の、小さな食卓
73 畠中恵/すえずえ
74 ほしおさなえ/金色姫
75 堀文子/99歳、ひとりを生きる。ケタ外れの好奇心で



"無"になるべしと言い聞かせながらも、夫がブツブツ文句を垂れているとつい反応してしまいます。
己で選択したくせに不満タラタラって、一体どういうつもりなのでしょう?
イヤなら消せよ!と、ついつい胸の内で悪態をついてしまいます。


もういっそ壊れてくれないかしらんと、乱暴な祈りを捧げてしまう私です。