熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~ -11ページ目

熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

モンチッチのようなヨメが、ツキノワグマのようなダンさまとのゆる~りとした日常を綴ります。
果たして熊と猿は仲がいいのか悪いのか…。
今日も中年夫婦はとことんマイペースに暮らします。

食べ物なら何でも、笑顔で貰っちゃうタイプです。
私もしょっちゅう人様に何やら差し上げては、自己満足感に浸っています。


頻繁にやり取りがあれば、コレはあまり…という場面も出てきます。
それでも、要らないとは言いません。
断られる気まずさと悲しさは、よくよく身にしみています。
一旦納めて、あとはこちらで煮るなり焼くなりすればいいだけのこと。


もとより好き嫌いは少ない方なので、処分に難儀した経験はほとんどありません。
ただひとつ困るのが、アレルギーのあるモノに当面した時です。


毎年、お客様に頂戴する台湾マンゴー。

あんなにモリモリ食べていたのに、急に身体が受け付けなくなってしまいました。
悲しき、突然の別れ。

それでもやっぱり、要らないとは言いません。
夫が喜んでいただきますもの。


先方は私の体質なんて知る由もありませんから、これは完全なる不可抗力です。
一方で、何度話してもNG食材を寄越してくる義母。

忘れっぽいなぁ! と最初は苦笑いでしたが、あまりの頻度にだんだん腹が立ってきました。

全く、人に興味がないにも程があります。


あれ...?

仲は悪くないと思っていましたが、もしかして殺意を抱かれてるんでしょうか。


飲めない体質のくせにお酒が好きです。
休日前夜の呑みを楽しみに働いていると言っても過言ではありません。


この春から、図らずも仕事量が増えてしまいました。
木・土・日曜日と休めていたのが、平日は全て出勤するハメに…


晩酌デーが減るというストレス。
しばらくは我慢していたものの、この状態がずっと続くなんて、とてもとても耐えられません!


頑張っているんだもの、小さなご褒美くらい許されるはずです。
週に2回ある遅めスタート前夜も、軽く一杯やってやることにしました。


ぐったり帰宅するので、アレコレ考える余裕はありません。

ツマミに手間と時間はかけられません。

食材ひとつだけレシピ。
さくっと作れる簡単なモノが、今の私にはちょうど良いのです。


お酒を控えている夫には、ご不満なラインナップかもしれません。
でも、知ったこっちゃありません。
文句なんて言わせません。
私より断然ヒマなのに、何ひとつ手伝ってくれないんですから。


友が離婚を視野に入れて動き出しました。


ずっと話を聞いてきて、ここへ至るまでには色々な要因があったと分かります。
他人同士が暮らすわけですから、不満やスレ違いは仕方のないことです。


問題はどうカバーしていくか。
スパッと片付かないにしても、解決への過程が大事なのです。
ご主人の努力が全く足りない様子、それに対する怒りが容易に頭に浮かびます。


我が家も多分にその傾向があるので、強く共感できます。
ヒマさえあれば携帯で調べ物をしたりニュース記事を漁ったりしているのに、日常生活に何も活かされていない。


だったら絵本のひとつでも読んで、想像力を磨けよ!と思うわけです。
ま、そこに気づけないからこそ、こんな結果になってるんですけど。


図書館で借りた本

66 新津きよみ/妻の罪状
67 西加奈子/漁港の肉子ちゃん
68 中上健次/枯木灘
69 中島要/なみだ縮緬
70 中野翠/いくつになっても



予定が合わず延期になっていたデート。
誕生日すぎちゃったけど…と、ランチコースをプレゼントしてくれました。

美味しいモノは裏切らない。

せっかの会えたのに愚痴ばっかりでごめん!と謝っていましたが、おかげでスッキリしたとも言ってくれました。
彼女の気持ちが少しでも軽くなったのなら、それが何より嬉しいです。