読書の記憶οО① | 熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

モンチッチのようなヨメが、ツキノワグマのようなダンさまとのゆる~りとした日常を綴ります。
果たして熊と猿は仲がいいのか悪いのか…。
今日も中年夫婦はとことんマイペースに暮らします。

乾燥で指先が割れている。

地味に痛くてツラい。

今までこんな風にはならなかったのに…


去年までと何が違うのか。

考えられる原因はただひとつ。

圧倒的に家事の負担が増えたこと。

つきのわさんがキッチンにほぼ入らなくなったので、食事の仕度や片付けはほぼ私の役割になってしまった。


こまめにケアすればいいとは承知しているものの、なかなかそうはいかない。

それが簡単にできたら、そもそもこんな思いなどしていない。


自分には無関係だと感じていたコマーシャルに俄然興味がわいてくる。

本当に効果はあるのかしら?調理に問題はないのかしら?

ぐるぐるモヤモヤ考えながら、せめて寝る前にハンドクリームを塗り込む。




読書の記憶

1 藤原緋沙子/ふたり静 才能と人徳を持ちながらも産まれに恵まれなかった男。母性本能がくすぐられまくる。無口で不器用で実直。どうしたって好きにならずにいられない。

2 星新一/なりそこない王子 どうしたら小粋な話をこんなにたくさん生み出せる?どうして何度読んでも面白い?嫉妬や尊敬を通り越してただただ不思議。頭の中を覗きたくなる。

3 原田マハ/奇跡の人 400ページ超えを2時間で一気読み。ゆっくり味わうつもりだったのに。何回泣いただろう。無条件の愛と信頼を与えられる相手に出会えたことこそミラクル。

4 バーネット/小公子 自身の生い立ちが存分に活かされてる。イギリスの階級制度を皮肉りアメリカの田舎くささを小馬鹿にする。純真な子供に心打たれるのは古今東西変わらない。

5 星野道夫/旅をする木 極北を厳しい環境と捉えるか自然を愛する暮らしと捉えるか。文明の遅れを不便で可哀想と思うのか昔ながらの生活を楽しそうと思うのか。後者になりたい。

6 フォーリンデブはっしー/エンタメレシピ カロリーモンスター大集合。栄養バランスなんて無視。ヤバいと分かっていながらもついついやりたくなる。そしてそれは背徳的に旨い。