キノコ類、貝類、香味野菜etc.
私は好き、つきのわさんは嫌い。
セロリとか春菊なんかは、モードに入ってしまうと何が何でも欲しくなる。
俺のことは気にせず食べなよ!と言ってくれるけど、箸をつけないとわかっている食材を買おうとは思わない。
それに、わざわざ別メニューを用意するような経済力と体力が我が家のどこにある?
一瞬優しそうに聞こえるも、実は無責任な言葉にかえってイライラする。
苦手だからって、そのジャンル全てがダメというわけではない。
つきのわさんのギリギリを探り、OKゾーンを広げ、私のフィールドへ引き寄せる。
・残り物野菜スープ
・水菜わかめトマトのサラダ
・しば漬け
・豚玉ねぎしょうが焼き
・きゃべつムール貝の中華炒め
ムールは数少ない喜ばれる貝類。
私がたまたま購入していた瓶モノは、どうやら好みに合っていた様子。
エール系なら良くて、ピルスナー系はあんまりらしい。
うるせぇ野郎だよ、全く。
とは言え、久々に夫婦揃っての晩酌が叶い結果オーライ。
ただし、ここで調子に乗ってはいけない。
それならばと続けざまにテーブルに出したくなるが、気持ちをグッと抑える。
しつこくして嫌がられ、"食べたくない"にカテゴリーされでもしたら…
ますますストレスが増えるばかり。

