ケチで面倒くさがりだから、◯◯専用みたいなツールとはどうも反りが合わない。
道具には汎用性が高く、シンプルであってほしい。
嬉々として買ったピザカッターは、隙間に具材やソースが挟まり洗うのが大変で、数回使っただけでお役御免。
こだわり派のフリして買ったサラダスピナーは、嵩張る上に期待したほど水が切れず、数回使っただけでお役御免。
使い途はその名もズバリ。
これで錐を握りしめ、びくびく格闘していた日々ともおさらば。
良い買い物ができて満足。
しかし、ガス入り缶なんてそうそう登場するわけじゃないから、トータル使用回数は他の専用品と大して変わらないんだけど。
読書メモ
79 山本巧次/八丁堀のおゆう 自宅に江戸時代へ繋がる扉があるなんて夢のような話。私なら行ったきり戻ってこない。こんな事態に備え、着付けを習い直そうと密かに決意。
80 若竹七海/御子柴くんと遠距離バディ ドラマのような華やかな警察官なんてきっと存在しない。彼らは昭和気質のサラリーマン。物語が少しでも本当なら…勤めない。
81 山田悠介/93番目のキミ ロボットを有り難く感じる場面もあるけど、日常生活には取り入れたくない。私は便利を追及した暮らしに、喜びを見出だせるタイプではない。
82 山田詠美/ラビット病 幸せな環境で育ったから幸せな状況に違和感がない。愛されてきたからナチュラルに誰かを愛せる。当たり前に幸せと愛を注いでくれた人達に感謝。
83 山本周五郎/暗がりの弁当 60年以上前のエッセイなのに、言ってることもやってることも今と同じ。政治を嘆き、若者にボヤく。進化しているようで変わらない人類。
84 吉田類・倉本康子/二人で酔える居酒屋 酒場放浪記でお馴染みの仲良しコンビが各地の名店を巡る。お酒とおつまみを用意して、じっくり世界観を味わいながら読むべし。
