週1回アルバイトに入らせてもらい、閉店後に諸々買って帰るのを楽しみにしていた。
すっかり洋菓子から離れて早2カ月。
暑くなってきたせいもあるのか、和菓子だらけの生活になっている。
3月にはぼた餅、4月には花見団子、ゴールデンウィークには柏餅etc.
スーパーやコンビニならいつでも手に入るし、自粛の気晴らし散歩中ガラスケースに引き寄せられ、ふらりと買ってしまうこともあった。
例年なら先月の誕生日には、どこかしらでケーキを調達するのが習わしだった。
それが今年は草餅(3週目のマイバースデー)と豆大福(4週目のつきのわさんバースデー)。
これが日本人の本能なのか、はたまた中年の胃腸がそうさせるのか。
和菓子党のつきのわさんには願ってもない変化だったようで、この数ヶ月、何とまぁイキイキしていること!
私からしても、素材の美味しさや職人の仕事っぷりに改めて感嘆のため息が止まらない日々。
気づけば毎日のように食している。
どうしてこうも惹かれ、その魅力に抗えないのか。
薬膳の素材辞典を開いてみる。
小豆のページを繰れば、利尿作用により体内の余分な水湿を排泄させるのでむくみに効果的と書いてある。
いかにも私はむくんでいる。
まだ夏対応しきれていないカラダに、水分は溜まっていく一方。
何と和菓子は防衛本能であったか!
滞りをなくすための処置だったとは…
上手いこと筋の通った言い訳見つけた。
