本の備忘録 5 | 熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

モンチッチのようなヨメが、ツキノワグマのようなダンさまとのゆる~りとした日常を綴ります。
果たして熊と猿は仲がいいのか悪いのか…。
今日も中年夫婦はとことんマイペースに暮らします。

つきのわさんには、ここ数年活動実積のないバンド仲間がいる。

アラフィフのおじさん達、ごくたまに集まっては、演奏もせずに、お喋りしたりランチしたりしている。

お金をかけて作った、我が家の防音ルームが泣いている。

勿体ないから使っておくれよ。

メンバーはギター・Gさん、ベース・Bさん、ドラム・つきのわさんの計3名。


先日電話でBさんと話していた時に誤解を生んだようで、肩身の狭い思いをしている。

どうやらあたしのことを、意識高い系のオンナと勘違いさせてしまったらしい。

土鍋でコメを炊いているという、その1点のみで…

Gさん(謎のコミュニティに身を置いているおかげで、ほぼ無職状態なのに悠々自適の暮らしをしている)が食に相当こだわっていて、そんな話から、そんな流れになったみたいで…


確かに対外的には、美味しいごはんのためと謳っている。

しかし実情は、電気代の節約とパーツを洗うのが面倒という、極めてふざけた理由から始めたことなのに。

とにかく旨い白飯を求める欲望と、炊飯器を使わない貧乏性、ただそれだけ。


うちは全くそういうんじゃないですよ。

ホラ、見て!

ジャンクフードだって大好き!袋ラーメン、つい買っちゃう。

旭川&函館ラーメンは我慢できない。



さぁ、このまま期待に応えて、偽・意識高い系オンナを演じるか。

あるいはしっかり誤解を解いて、元通りの関係性に戻すのか。

慣れないことを続けるのはしんどいし、くどくど言い訳するのも何だかなぁ。

もう、Bさんと距離を置くしかないわぁ。


あぁ、つくづく言葉足らずなつきのわさんが憎らしい。




本の備忘録

9 川上弘美/東京日記1+2 楽天主義には思いもつかない、ネガティブからこぼれだす発想と妄想。持論:エッセイが面白い人は小説も面白い。小説が面白けりゃエッセイも面白い?…どちらにしても、とにかく好き。

10 宮藤官九郎/ん!?  ドラマ気分を掻き立ててくれる、唯一の脚本家。持論:エッセイが面白い人は脚本も面白い。テーマや着眼点がユニーク。だけどごめん、何度行ってもナマは苦手。舞台以外の作品は常にチェック。