変わることなく側にいてほしいと願う。
ラジオが生活の必需品。
朝から夕方までは、何かをしながらゆるやかに帯番組をかけ続ける。
夜はひたすら好きな芸人さんを追いかけ、曜日毎にあっちへこっちへチャンネル移動。
オンタイムに居合わせなかったり、あまりにも面白かった場合には、アプリを駆使して何度でも食らいつく。
芸人さん枠として、欠かさず聞いているのが現在6タイトル。
そこには決まったパターンがある。
流れとしては、新鮮な話題でオープニングトーク→その週にあったことのフリートーク→コーナー→エンディングトークという感じ。
回を増すにつれ、ネタもコーナーもこなれていき、面白さがどんどん加速する。
そして気がつけば、有名なハガキ職人さんの名前はもちろん、CM前後のジングルまで覚えてしまうほどハマっている。
6タイトルは全て2時間番組。
毎週毎週、どれもこれも楽しみで仕方ない。
あまりにも愛が強くて、開始1時間過ぎた辺りから、むしろ悲しい気持ちになってしまう。
喪失感に堪えられない。
時として、ラスト30分は上の空。
シメのやり取りに至っては、泣きそうになるから聞きたくないという、もはや訳のわからない心境。
悲しいことに、中に1つだけ期間限定のタイトルがある。
もう既に放送予定の半分が経とうとしいている。
終了を考えると、胸が締め付けられるような気持ちになる。
こんなにツライなら、いっそ始まらなければ良かったのに…
好きであればあるほど、もっともっと次が欲しくなる。
盛り上がれば盛り上がるほど、もっともっと続きが知りたくなる。
でもそれは、同時にゴールが近づいているということにもなる。

まさかこんなにも早く、サヨナラする日が訪れるなんて。
ショックだったけど、素敵な最終回だった。
人は出会いと別れを繰り返し、成長していく。
たくさんの出会いと別れを経験したわりに、あたしの背は全く伸びなかったけど。