file10、少年マンガ | 熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

モンチッチのようなヨメが、ツキノワグマのようなダンさまとのゆる~りとした日常を綴ります。
果たして熊と猿は仲がいいのか悪いのか…。
今日も中年夫婦はとことんマイペースに暮らします。

あたしがどんなに、つきのわさんを愛していても、彼の全てを愛することはできません。

好きなところは数あれど、気に食わないところも同じくらい存在します。
ある時には可愛く思えていたクセでも、気分次第でイライラポイントに早変わり。
愛憎は紙一重。



今も昔も変わらず、どうしても受け入れられないのが、彼のアメリカ好き。
ファッションやら音楽やら、何かと影響を受けている様子。

対するあたしは、昔から大のアメリカ嫌い。
ハリウッド映画はつまんないし、料理の味付けは大ざっぱだし、何かと理屈をこねてはすぐに戦争するし。

今までたくさんのアメリカ人に出会ってきたけど、素敵‼と思った人はゼロ。
日本はダメ・アメリカは世界一!と豪語しといて、英語しか話せない上に、2か国しか行ったことのなかったケヴィン。
収入以上の買い物をし続けて「そのためにカードごあるんだろ⁉」、ケロリと言い放ったエリック。
こんなエピソードなら、キリがありません。
バカばっかり。


そして何より、奴らのバカっぷりを象徴しているのが、スポーツの分野。
元祖をこねくりまわして、自分達用にルールを変える。
競技人口の少なさが、つまらなさを裏付けています。

まずは、野球。
※これについては以前ふれたので(file9の回参照)割愛させていただきます。
そして、つきのわさんが夢中になっていたアメフト。
エネルギッシュで格好いいラグビーを、あそこまで滅茶苦茶にできるなんて、もはや才能です。
更にはバスケットボール。
長身の見本市みたいで、何度観ても退屈です。



めちゃくちゃ流行ったSLAM DUNK。
あたしも大好きです。
全てがじっくり丁寧に描かれていて、人も動きもすごく魅力的。

ジャンプ掲載時から、井上先生は「実際の試合はマンガよりずっとドラマティック」と話していました。
でもあたし、作品以上のモノなんて、観たことないですよ?

あたしの大好きなサッカー・ラグビー・テニスなんかでは、しょっちゅうマンガ越えが起きるんですけどね。
元々のポテンシャルが高いから、ですかねぇ。
そこいくと、アメリカさんの奴は…ねぇ?
いつか、世界中が夢中になるような何かが出てくるといいですね。



春特有の体調不良で身も心もイガイガ。
あたしのザラザラした日々は、しばらく終わりそうにもありません。