あたしの生活には、世間と少しズレがあるようなのです。
例えば、テレビ。
観ている(あるいは観ていた)番組が、どうにも周りと一致しない。
基本的には深夜のお笑いばかりチェックしているので、この辺に対して皆さまの反応が小さいのは致し方ありません。
ところが、ゴールデンタイムと言う、多くの人がテレビの前にいる時間帯の番組でさえ、話が合わないことばかり。
特にドラマ部門に関しては、観ていなかったどころか名前さえ知らないものばかり。
あたし留学でもしてた!?って感じです。
はたまた、食事。
実家では決して珍しくなかったメニューが一般的ではなかったと知り、驚いたり恥をかいたりしたこともしばしば。
だって、臓物系料理が食卓にのぼる確率が低いなんて知る由もないし、蛙を食べた経験を気持ち悪がられるなんて思いもよらないですから。
※昔からかなりのゲテモノ食い家族。東京出身の両親に育てられたので、ご当地食材というわけでもなく、単なる父の好みによる選択と思われる。
いわゆる家庭の味に関する"あるある"に共通項が少ないのです。
あたし留学でもしてた!?って感じです。
そして、遊び。
あまりモノを買ってもらえない家で育ちました。
遊び道具が少ない上に、幼少期のあたしは根暗&驚くほどの人見知り。
自然、お絵かきやら読書を一人ですることになり、気づけば周囲の流行から取り残されていました。
みんながこぞってテレビゲームをしていた時代に、ひたすらオリジナルゲームをしていたのですから、懐かしのアレ的話が共通するはずもありません。
あたし留学でもしてた?って感じです。
子供の頃には欲しいもの、ホントは色々あったんです。
ホッピングとかフラフープとかけん玉とか…(全て友達が飽きて置き去りにしていた物を借りていた)

コケーシカのけん玉、¥1500(税抜)
ついに手に入れました。
念願のマイけん玉!
さくらの木で出来た、何とも優しい風合い。
もう、一目惚れ。
しかし、頭にあるイメージには程遠い手つきで振り回し、購入早々キズだらけ。
勿体ないとは思いつつ、でも楽しくてやめられない。
これもまた味わいになると切り替えましょう。
今度は素敵なホウキを狙っていると職場で話したところ、「箒?今どき?…なんかズレてんだよなぁ」「東南アジアの人なの?」と散々なリアクション。
三つ子の魂百まで、ってヤツですか。
いっそのこと、留学しちゃいますか。