リスト18:食品 | 熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

モンチッチのようなヨメが、ツキノワグマのようなダンさまとのゆる~りとした日常を綴ります。
果たして熊と猿は仲がいいのか悪いのか…。
今日も中年夫婦はとことんマイペースに暮らします。

おばあちゃんや近所のおばさんから、飴をもらった記憶ってないですか?

彼女らは、ちびっ子にはもちろん、職場の若い子達なんかにも、やたらと配りたがります。
そんな存在を、ウザイとまではいかなかったけれど、時々鬱陶しく思っていました。
だって、意味がわからないんですもの。



バッグの中身って大体固定されてきませんか?

あたしの場合は財布・携帯・ハンカチ・ティッシュ・エコバッグ・手帳・パスケース・化粧ポーチ・小さな食料ポーチ、というラインナップです。
大人のオンナが持ち歩く、コレと言って特筆すべき事もない持ち物達です。
強いてあげるならば、ポーチの内容には多少の個性が出るかもしれません。
文房具・ハンコ・災害対策用品・裁縫道具・薬類…
化粧と謳っておきながら、それらしい物はシアバター・ファンデーション・毛抜きくらいしか入っていません。
やっぱり大して面白くありませんね。



何かちょっと食べたいなぁという時に、口に入れる物って決まってきたりしませんか?

ガムが若干苦手です。
正確に言うと、味のなくなったヤツを噛み続けていると吐き気を催します。
なのであたしはキャンディー派です。
先述した"小さな食料ポーチ"の中には常時3~5種類入っています。
乾燥すればポイ、小腹が空いたらポイ、とするわけです。


この頃、血糖値が上がってきました。
だからって、甘いモノを控えるなんてことできません。
せめて少しでもカラダに優しい物を探そう。
罪悪感を軽くするためです。

鎌倉あめ源の手作り飴、4個入・¥165
右上から時計回りに、抹茶水晶・ブルーベリー・苺みるく・レモン塩

優しい風味でたくさんの味が揃う、小さな飴屋さん。
見た目からして、外国産の妙~なヤツより体によさそうでしょう?
お店の方も何だか良いキャラクター揃いで、鎌倉へ出かけた時にはつい寄ってしまいます。


コレでまたポーチの中身が充実しました。
さぁ、みんなに配っちゃうぞ~。



気づきました?
はい、そうです。

あたし、すっかりウザウザおばさんになってます。

昔はわからなかった。
でも、今ならわかる。

飴ちゃん…
コミュニケーションツールなんです。

ちょっと甘いの口にすると元気になるじゃないですか。
たとえひと言でも話すきっかけになるじゃないですか。

全く無意識ですけど、そんな気持ちが働いてるんじゃないかな。



どうぞ皆さま、温かい目でおばちゃんの飴アメ攻撃に付き合ってあげてください。
ババァのお節介も、たまには役に立ちますから。