なんて言うと、すごくセンスのある人みたいに聞こえますが、ひたすら地道に相手のニーズを引き出しているんです。
だってせっかくあげるのに、全然使ってもらえないとか、ダサイ物をくれるヤツだとか思われたりしたら、お金を出した甲斐がないじゃないですか(センスがあるどころかただの性悪)。
我が家の定例行事は、家族の誕生日と父の日・母の日(自分達の誕生日とクリスマスは完全に無視)。
最初から何もしなければ問題なかったのですが、一度始めてしまったものは簡単には止められない。
ターゲットは義父母・ちゃんこーまいの父母・ちゃんこーまいのおばあちゃん・ちゃんこーまいの弟夫妻&姪っ子です(つきのわさんにも弟はいますが完全に無視)。
対象になるのは1・2・3・5・6・7・10・12月です。
心が休まるヒマもなく、とにかく情報集めに必死です。
義父母への贈り物には特に頭を悩ませます。
だって、やりたくてやっているわけじゃないんですもの。
全ては義務感。
だから、簡単にプレゼントが決められた時は思わずガッツポーズ。
無駄な時間が省けたわけですから。
今回も思いがけず良い物を発見することができました。

テンピュール マイセレクション スリッパ、Mサイズ・ベージュ・¥5500(税抜)
NASA認定の寝具メーカーだけあって、素晴らしいクッション性。
どうせ名前すら知らない義母でしょうが、この優れた機能性にはさすがに気づくでしょう。
つきのわさん、高級スリッパにドキドキ。
もちろんモノは良いと思ったけど、なかなかのお値段ね…と。
ごめん、つきのわさん。
あたしのスリッパ¥6500だったのよ。
あなたのスリッパは¥2000だけどね。
ともあれ、母の日、喜んでもらえることを祈ります。
ひとあし早く実家で集合することになり、マミーにもプレゼントをあげました。
こちらは遠慮も何もないので、端からリクエストを聞いてしまう方式。
今年は"食べる美容"がご希望とのことで、コラーゲン・プラセンタゼリーと甘酒を贈りました。
かなり満足してくれたようで、我々も嬉しくなりました。
一方、何やら高価そうな加工食品セットを選んでいた弟夫妻。
彼らが帰った後、「良い物なんだろうけどちょっと好みと違うんだよね~」と母がポソリ。
「有り難いんだけどね~。嬉しいんだけどね~」…
これだよ、コレ!
こんな風にだけはなりたくない。
お楽しみ感は減ってしまうけど、きちんと要望を押さえておいて助かった。
このやり取りは2・3年に一度の割合で行われるので、時折姉はやるせない気持ちになるのです。
彼らが一生懸命考えていることは知っていますから。
ただ、情報が少ないだけなんです。
コミュニケーションが少ないだけなんです。
更にヒドイのはつきのわさんの弟夫妻。
こちらは毎回のようにクレームつけられている有り様。
もはや同情の余地なし。
お金って、ただヤミクモにかければいいってもんじゃない。
例え安くても、必要とされること。
なんて、お金をヤミクモにかけられない、貧乏夫婦の言い訳。