山本昭彦のブログ -2ページ目

機雷はいらん てか

 

 

ガソリンが350円/リットルになる。

この戦争が始まってから、テレビがそう騒いでいたので、

私は、またしても視聴率ほしさの大騒ぎが始まったなと思い、

海峡の封鎖は長くは続かない、

なぜなら中国が黙ってない、

したがってガソリン350円はありえない。と書いた。

 

 

すみません

ごめんなさい私がアホでした許してちょーちん。

なんか中国は関係なくなりそうだ!

てことは、私の予測の大前提が崩れるわけで、

となると、ガソリン350円も夢=ただし悪夢だが じゃなくなる。

 

 

こないだの「日曜報道」

イランという国家の体質について橋下徹さんが言ってた。

あの国の異常性を一番よく理解できるのは、

実は日本人のはずなんだと。

 

 

これは一緒に出演していた石破さんの言葉だが、

イランは殉教精神の国だ。

最高指導者の言葉が絶対で、それはアラーの意志であり、

そのために生命を投げ出すことは、最も崇高な行いであり、

したがって、この戦争は、

普通の戦争のような勝敗の決まり方はしないと。

 

 

それを受けて橋下さんが言う。

だから、あの国の、そういう異常性を一番よく理解できるのは、

実は日本人のはずなんです。

だって太平洋戦争の時の日本がそうだったじゃないですか。

天皇陛下の言葉が絶対で、なぜなら天皇は神で、

そのために生命を捧げることは日本人として当たり前だから、

この戦争には絶対勝てない、必ず負けるとわかっていても、

玉砕したり特攻したり、

国中が爆撃されて焼け野原になっても戦った。

たった80年前の日本人はそんな国民だったんですよと。

 

 

私としては珍しく、

テレビのコメンテーターに100%同感だったのだが、

ただひとつ、これだけは思ったね。

でもね橋下さん。

今あなたの言ったことをスッと理解できる日本人なんて

イマドキほとんどいやしないよ。

「は?何のこと言ってるのこの人?」

「まーた橋下が話を盛って大げさに言ってる」

そんなふうに受け取る日本人のほうがはるかに多いだろうよと。

 

 

機雷。

これは海の中に設置して敵の艦船を待ち受ける水中爆弾だ。

敵艦に接触したら爆発するタイプもあれば、

周辺を敵艦が航行しただけで爆発するタイプもある。

それは主に磁気感応機雷だ。

軍艦のボディはたいてい鉄でできているから、

それが発する磁気に反応して爆発するという仕組みだ。

 

 

むかし海部俊樹=かいふとしき首相が

海上自衛隊の掃海艇を視察した。

掃海艇とは、機雷を発見して処分する=海を掃除する船だ。

したがって磁気感応機雷が反応しないように、

あえてボディを木材で作るということをする。

しかし、その掃海艇が木造船だと聞いた海部さんは言った。

「もっと予算を出して立派な船を作ってあげなきゃね」

 

 

つまり海部さんは、木造=安物=しゃばい=ポンコツ=貧乏くさい

ぐらいに思ったんだなwww

その上でのお愛想のつもりだったんだろう。

笑い事じゃすまされない。

なんでその時、海部さんが掃海艇を視察したのか?

その掃海艇は、

海上自衛隊創設以来初めて海外に派遣されるふねだった。

派遣先はペルシャ湾。

1990年の湾岸戦争。

合衆国がクウェートに侵攻したイラクをボコったアレ。

その時にイラク軍がばらまいた機雷を除去するために派遣されるのだ。

そして、インド洋からペルシャ湾に入る時、

必ず通過しなければならないのがホルムズ海峡だ。

 

 

この派遣に関しては国内でもかなり議論された。

日本が直接関与していない国際紛争になぜ自衛隊を出すのか?

という疑問が噴出し論議を呼んだ。

そのような中でこれを断行しようとする内閣総理大臣が、

すなわち自衛隊の最高司令官が、

送り出す掃海艇についてなーんも知らんということが、

この漫才みたいな発言でバレてしまったわけよ。

いまトランプと会見するために渡米する我らが総理大臣閣下が、

どのていど軍事に関しての見識と覚悟をお持ちなのか知らんが、

私としては頼むからいらんこというなよと祈るばかりである。

 

 

1945年=昭和20年。

4月に大和が沈み、連合艦隊は事実上壊滅した。

戦艦も空母も僅かながら残ってはいたが使い物にならなかった。

ぶっ壊れてたわけじゃない。

燃料油の国内備蓄が底をついていたせいだ。

ふねが健在でも燃料がなければどうにもならない。

徳山の備蓄基地にある重油タンクの底に残った僅かな燃料は、

連合軍の日本本土進攻作戦に備えるために温存された。

 

 

大入島の山本家に下宿していた出口さん。

彼が乗っていたのが102号哨戒艇

もとは合衆国海軍の駆逐艦で、それもWW1時代の旧式艦なんだが、

彼女には優先的に燃料が補給された。

その任務は、九州と四国の、敵の侵攻が予想される海域に

機雷を敷設=ふせつ=海中に設置することだった。

 

 

九州と四国の間の海が豊後水道。

日本海軍は、主に九州東岸=鹿児島県から宮崎県にかけての海岸線に

本土決戦用の秘密兵器を配備する計画でいた。

それらを海龍、そして蛟龍=こうりゅうという。

海龍は二人乗り、蛟龍には5名が乗り組む小型の潜航艇だ。

特攻兵器ではない。

いわゆる人間魚雷「回天」は体当たり用の特攻兵器だが、

海龍と蛟龍は搭載した魚雷で敵艦を攻撃し、

攻撃後は生還して反復出撃することを前提として開発されている。

 

 

なんでこんなミリオタなネタをくどくど書くかとゆーとだな。

今のイランとめちゃくちゃ類似しとるってことさ。

イランの、事実上の正規軍であるイスラム革命防衛隊は

ホルムズ海峡に機雷をまいたと宣言した。

事実かどうかはどうでもいい。

「まいたよーん」と言うだけでタンカーは動けなくなる。

「持ってるよーん」と言うだけで効果を発揮する核兵器と同じだ。

 

 

それでも「ヘッそんなのハッタリやろ!」と無理に通ろうすれば、

夜の闇に紛れて接近したクルーザーボート級の小型船から

ロケット弾を撃ち込まれる。

ミサイルと違ってロケット弾は誘導装置を持たない。

だから安い。簡単に作れる。いっぱい持てる。

それはクルーザー級のボートも同じだ。

海龍や蛟龍がそうであったようにだ。

 

 

宮崎県の海岸線には、入江を利用した陣地が多数つくられ、

そこに海龍・蛟龍が秘匿される予定だった。

いまイランの海岸線にはそういう施設がいっぱいあるだろうし、

水上ドローン=無人攻撃艇のバンカー=トンネル状の出撃倉庫は

すでに映像でも公開されている。

 

 

鹿児島の南端から四国の南端を結ぶ線に機雷を敷設し、

それを突破して豊後水道に侵入した米艦に対し、

まず海龍と蛟龍が奇襲をかける。

それを突破されたら、次は豊後水道の海上で待ち構えた艦艇から

人間魚雷「回天」が発進して特攻する。

最後は102号を含む水上艦艇が突入して差し違え覚悟の撃ち合いをやる。

とーぜん空からは特攻機が突っ込む。

連合軍の九州上陸作戦に対抗する日本海軍の戦術は、

だいたいそんなところだった。

 

 

米軍のほうでも、そういう展開はだいたい予測できていた。

それでも圧倒的な戦力差だ、最終的な勝利は揺るがない。

だがそこに至るまでの被害も決して軽微ではすまないだろう。

どーする?→原爆 ってことになった。

 

 

どうもイランは、

機雷をまく必要はないと判断したっぽい。

先にも書いたが、機雷は「設置した」と言うだけで効果を発揮するから

まだ米海軍の艦艇が侵入してこない段階で、

民間のタンカー相手に機雷を敷設する必要はない。

でもって、おとといぐらいから、

インドのタンカーが何隻も、ホルムズを通過して無事に帰国している。

インドとイランの間に「通りゃんせ合意」が成立したためだ。

でもって革命防備隊は

「敵対国以外の船舶の通過は妨害しない」と言い出した。

こうなると中国のことだ。とーぜんイランと話をつける。

かくして中東の原油は何の障害もなく中国に入ってくることになる。

なお、中国のイラン原油への依存度は総消費量の13%だが、

その他の中東産油国からのものを含めると、その合計は50%に及ぶ。

 

 

 

その中国に対して、トランプは「味方せえ」と言ってる。

最近のトランプがヤバいのは意味不明の数字を揚げることだ。

韓国には45000人の米軍が駐留してるとか=実際は28000、

中国の、中東の原油への依存度は90%とか=だから50%だってば。

だからおまえら、オレに味方しろと言われたって、

韓国だって中国だって「は?何言ってんのあんた?」としか思わない。

 

 

ブッシュ・ジュニアがやったのがアフガン派兵。

これは911に対する報復戦争だったと言っていい。

だが、911も真珠湾だった=合衆国が派兵・開戦するための

大義名分づくりの陰謀だった、

という説がまことしやかに流れるほど、

911の前から、すでに合衆国vsタリバンの抗争は、

いつ全面対決になってもおかしくないぐらい加熱していた。

 

 

真珠湾、トンキン湾、湾岸、911、フセインの大量破壊兵器。

これらのうち3件までは、

合衆国が「正義の戦争」を始めるために仕組んだ罠であったことが、

合衆国自身の機密文書公開で証明されている。

 

 

しかし今回の戦争で、

トランプはそれっぽいことをやらなかった。

それはトランプのなんつーかエライところなんだが、

しかし彼は真珠湾の時の日本政府みたいなヘマをやった。

外交交渉の継続中に奇襲攻撃したんだぜ。

彼はスタイマーを「彼はチャーチルではない」と罵ったが、

トランプもまたFDルーズベルトではなかったってことだ。

そういう奴と組めるか?

 

 

海上自衛隊を出せとおっしゃる?

ミスタープレジデント、それは何のためですか?

タンカーを守るためとおっしゃるならその必要はありません。

私、この足でテヘランまで行って、

あちらさんとナシつけてきますんで。

それでも先方が、いーや日本の船は通っちゃダメと言うなら、

日本は日本独自の判断で護衛を出します。

でもって、その旨を全世界に発表して、

海自艦の出航から海峡での行動まで、

ぜんぶノーカットで全世界に生中継しますんでお楽しみに。

 

 

そのぐらいゆわんかなー高市のおばはん。

 

 

なんか話がわやくちゃになってきたので次回に続く。

 

 

 

ゼレンスキー・クロマキー

 

 

ウクライナ戦争の初期、

ゼレンスキーが国民に向けて呼びかける映像が頻繁に流れた。

それらの映像の中で、彼は街の中にいた。

おそらくは、ウクライナの人びとには、そこがどこか、

少なくともどのエリアか分かるような場所だったはずだ。

日本なら首相官邸前とか都庁前とか皇居前とかな。

 

 

なぜなら、その時期の彼は、国民に対して、

侵略に立ち向かえ、私は逃げない、卑怯者ではないと、

繰り返し呼びかけていたからだ。

であれば、いま自分がキーウにいることを明確に示さねばならない。

だからそういう背景でなければならなかった。はずである。

 

 

だが私にはわかった。

なーんだ、これクロマキーじゃないか。

 

 

クロマキーは映像の合成技術だ。

それは明らかに、どっかで撮ったゼレンスキーの映像を、

別の背景に合成したものだった。

たぶんほとんどの視聴者は分からない。

でも私や長沼君や鳥越さんや河村君や熊谷君や永手君には一目瞭然だ。

私たちはその映像にごくごく微量の違和感を覚える。

次には前とうしろ=人物と背景の、それぞれの光と影と、背景のボケ具合、

そういったものを瞬時に解析して「コレは合成だ」と見抜く。

それほどすごいことじゃない。

何年もそういう作業をやってりゃ誰にでも身に着く感覚だ。

 

 

そりゃそうだ。

いつロシアのミサイルが降ってくるか分からない状況で、

戦時下の国家の最高指導者が無防備に表に出るわけにはいかない。

コメンタリーはシェルターの中で撮るのが一番安全だ。

それを国会議事堂前の風景と合成するぐらい、

イマドキなら中学生にだってできる程度の技術なんだから。

 

 

それをフェイクだ嘘っぱちだと鬼首GET顔したいわけじゃない。

今日の本題はここからだ。

 

 

モジタバ・ハメネイ。

この人のことを今では一般的にモジタバ師と呼んでいるが、

なんか変だよな?

小泉進次郎が首相になったら、お父上の元首相と区別するために

進次郎首相って呼ぶのとおんなじやんw

でもまあ、これもどーでもいい。

 

 

このモジタバ・ハメネイ。

もう死んでるんじゃないか?

彼は最高指導者に選出されて以来、一度もその姿を見せていない。

国家の存亡がかかった戦争の最中にだぞ。

国民の前に立って徹底抗戦を呼びかけるのが普通だろう。

もちろん姿を見せない理由は言える。

ネタニヤフが「後継者も殺します」って言ってるからな。

でもそれなら、ゼレンスキー・クロマキーすればいいじゃん。

イランにだってその程度の技術はある。

つーか今ならスマホでもできるんと違うか?

 

 

きのうかおととい。

このモジタバ・ハメネイが国民に向けた声明が発表された。

内容は特筆すべきことじゃない。徹底抗戦を表明しただけだ。

肝心なのは、それが代読であったことだ。

これで決定やろ。

モジタバ・ハメネイは死んだ。

もしくは口もきけない状態である、ということだ。

 

 

しかしそれもどーでもいい。

今日の本題の本題はここからだ。

 

 

しかるに、イランはモジタバ・ハメネイが生存しているものとして

その声明を発表した。

これはなにを意味するか。

おそらく革命防衛隊の独断暴走だろうな。

前の記事でも述べたが、

イランの現体制を支持しているイラン国民は全人口の25%にすぎない。

その少数派が権力を維持できているのは武力によってであり、

その武力とはすなわち革命防衛隊12万であり、

その支配下にある私兵集団バシージの、最大100万と言われる民兵だ。

 

 

彼らは最高指導者の不在を奇貨として

この機会に国家権力の完全掌握を企図しているんだろう。

日本陸軍も「いちばん長い日」のように同じことをやろうとした。

それをしなければ、

あの軟派なペデシュキアンがハンパな講和を結び、

アメリカやイスラエルにひざを屈することになる。

彼らの国=イスラム革命で成立したイスラム原理主義の国 は崩壊し、

この国は「民主化」などという背信の道を歩かされることになる。

それは断じて許されない!というのが狂人たちの論理だ。

 

 

仮にペデシュキアンが国軍を掌握して、

革命防衛隊との内戦という事態になっても怖れるに足らない。

国軍と革命防衛隊では戦力が段違い。

今回の戦争で

「イラン国軍がイスラエルや湾岸諸国を攻撃した」という事実はない。

なんでそう言い切れるか?

 

答:イラン国軍はミサイルを持っていないから

 

というほどに、彼我の戦力の差は歴然だ。

だが国軍が米軍との共同作戦をとるようなことがあっては面倒だ。

革命防衛隊が国軍さえ支配下に置く政権を建てるまでは、

ペデシュキアンを国軍を、そして国民のすべてを、

最高指導者の元に団結させておく=実際は防衛隊が支配する状態を

維持しなければならない。

だからモジタバ・ハメネイには生きていてもらわなければならない。

それが、新指導者の声明の代読ってことになった。

たぶんそういうことじゃないか?

 

 

ペデシュキアンは、湾岸諸国への攻撃を謝罪した。

その舌の根も乾かぬうちに攻撃=革命防衛隊による攻撃は再開された。

これはイラン政府と革命防衛隊とが、

まったくコミュニケーションがとれていないことを証明している。

CIAはとーぜん裏からそこにつけこむだろう。

ペデシュキアン個人にしてみれば、これは保険だ。

諸外国からは、彼の言葉は信頼するに足りないと評価されるだろうが、

彼はこれによって、

自分が革命防衛隊とは一線を画す主義の持ち主であると宣言できた。

これはこれでしたたかなサバイバルだ。

 

 

トランプは北部で蜂起したクルド人勢力に関して

「知ったこっちゃない。あてにしてない。勝手にやればいい」と言ったが、

裏では必ず何らかのアプローチをして後方攪乱に使うだろう。

プーチンには、俺らのおかげで原油で儲かったろ?

今なら俺らもウクライナ支援の余裕はないって言えるしさ、

早いとこ片をつけちまってくれよ とか言ってるかもしれない。

 

 

ガソリンが値上がりするとわかって前日のスタンドには長蛇の列。

何で予測できんかな?

値上がりするさ。あたりまえやろ。

そんなの10日前から分かってたことだ。

石油製品だけじゃなく、これからなんでもそうなる。

おそらく数ヶ月、私たちは今まで以上に困窮するだろうが、

サバイバルってどこか気持ちが躍るんだよな。救いがたいなw

 

 

 

 

水と油

 

 

縄文カルトが鼻の穴をふくらませて言う。

縄文時代は戦争のない平和な時代だった。

=縄文人はその後の人類よりはるかに賢明だった。

=そのぐらい優れた文明を持っていた。

 

 

大笑い海水浴場www

なんでそうだったか、そんなの中学生ならわかる道理だ。

縄文人は狩猟採集民族=だったからだ。

彼らが戦う相手は獲物であって、

人間同士殺し合っても腹の足しにならんからだ。

いつも言っているように戦争は腹が減るから起きるのだ。

 

 

ところが稲作が始まると事情が変わる。

農耕民族は定住する=領土意識が強固になる。

稲作には水利の良さが絶対条件=水源の取り合いが起こる。

そんなわけで人間が殺し合うようになった。

 

 

やがて人類は「燃える水」を取り合って殺し合うようになる。

西欧列強は争って中東を支配しようとし、

陰謀・策謀・嘘八百・詐欺ペテンで砂漠の民を騙しまくった。

それが、今も消えることのない欧米への不信と猜疑を生み、

ついにその不信が爆発したのが1978年のイラン革命だ。

私は以前、BLMの本質は Poors Lives Matter だと述べたが、

それと同じで、この革命においても

イスラム原理主義=宗教的イデオロギーはお題目に過ぎない。

 

 

今その中東で、今度は「飲める水」が、

石油以上の戦略物資として争いの俎上に揚がっている。

中東ってとこはなにしろ水資源が貧しい。

「風とライオン」これはモロッコが舞台ではあるが、

砂漠の民であるショーン・コネリーが、

俺の井戸の水を勝手に飲んだという理由で旅人を殺す。

それも斬首だ。

斬首=殺人の方法=殺し方のひとつ ではない。

それは処罰の方法=刑罰のひとつ だ。

その旅人はそれに値する罪を犯したのだと宣言する行為だ。

水=生命と等価 という価値観倫理観がその根底にある。

それが砂漠という土地なのだ。

 

 

では、それほど水資源の乏しい土地であるにも関わらず、

戦後の中東諸国はなぜあれほどの繁栄を達成することができたのか?

私の親やガッコの先生はオイルマネーのおかげと言っていた。

私もそれを信じた。

でも水がない土地で、どうやったら人間は生きていけるのさ?

という当たり前の疑問には「風とライオン」まで気づかなかった。

そんなだったから、きみにも映画を見ろと教えたのだw

 

 

でも実際のところ、どうしてたんだろうね?

調べちゃいない。たぶん外国から買ってたんじゃないか?

近場ならトルコやギリシャ、ナイルを抱くエジプトあたりから。

金ならたんまりあるからな。

売る方にしてみれば原価めちゃ安だから喜んで売ったやろ。

しかしやがて海水の淡水化プラントが実用化されると、

中東各国は自前で飲み水を確保できるようになった。

なんでも中東全域では、

この手のプラントが500以上あるというからびっくりだ。

 

 

ブログ復活の第一弾は、

いま私は淡水化プラントの水を飲んでいるという話から始まった。

そこから同じようなネタが続くのも何かの因縁か?

イスラエルがガザに侵攻したさいもそうだったが、

今回もまた各国の淡水化プラントが攻撃の対象になっている。

イスラエルと米軍はイランのそれを、

イランは湾岸諸国のそれを標的としてミサイルやロケット弾の応酬だ。

 

 

「影武者」の冒頭では城攻めをしている武田軍が描かれる。

この城をなかなか落とせない武田軍は長期戦でお疲れ気味。

そこに城の水の手=水源を絶ったという知らせが届く。

山崎努も大滝さんも「これで勝った」と喜ぶ。

 

 

中東諸国の中には、

真水の、淡水化プラントへの依存率90%なんて国もある。

人間を殺しビルを吹っ飛ばすのに比べれば、

淡水化プラントの破壊は、より効率的で人道的な戦略行動と言える。

私は今回もまた、

水がなければ人間は生きていけないというしごく当たり前のことを

脳ミソのどっかに置き忘れていたみたいだ。

 

 

今日のBBCでちょっと感動したんだが。

フランスがナチスに降伏した後、ロンドンにドゴールの亡命政権が出来たやろ。

それと似た形で、

いま英国には「亡命イラン人のテレビ局」があるんだって。

 

 

独裁政権にとってジャーナリストってやつは目の上のタンコブだ。

したがって真っ先に逮捕投獄死刑の対象になる。

その危険から逃れて英国に亡命したイランのジャーナリストたちを

英国は保護するだけでなく、彼らのためにテレビ局を作ってやったわけだ。

 

 

イラン国内ではホメイニ時代から厳しい情報統制が行われていた。

今イマではインターネットも完全に遮断されていて、

テレビは政府のプロパガンダ一色に塗りつぶされている。

そんな同胞にリアルなニュースを届けようとしているのが、

この「亡命イラン人のチャンネル」だ。

この電波がどのような形でイラン国内に届くのかはわからない。

また、英国はいい人だからそうしたのではなく、

イラン国内の反政府勢力を扇動する目的をもってこの支援をしたのだろう。

だがそういう事情に関係なく、

そこで戦っているイランのマスコミ人たちの姿に、

私はちくしょーがんばれオマエラと呼びかけずにはいられなかった。

 

 

私は前回、核のボタンを押しそうな奴は殺していいと述べたが、

このBBCニュースを見て、

イランに対する私の否定的感情の源泉は、そこではないってことに気づいた。

それは権力者による抑圧がまかり通る社会に対してだった。

水を盗んだだけで死刑が適用される社会を、私は否定しない。

だがそいつにあかんべーをしただけで死刑判決を下すような

そういう社会を作り、その維持に執着するような権力者は殺していい。

そう言い換えておく。

 

 

記事の内容が前回の予告と全く違うものになったが、

私の場合はよくあること、気にすな。次回を待て。

 

 

 

 

 

ヒトラーあんたはエライ!

 

 

むかし、祖父ちゃんがらみで、

航空自衛隊西部方面隊の司令官と歓談する機会があった。

もちろん私はその末席に連なっていただけだ。

その席で語られた司令官の言葉の中でとても印象に残ったのは、

航空機に限らず護衛艦も潜水艦も

要はウエポン・キャリアーなんです。ということだった。

つまりそれら自体は兵器ではなく、

ミサイルや爆弾や魚雷=それらの発射装置も含めて こそが兵器であり、

戦闘機や護衛艦は、その兵器を有効射程距離まで持って行くための、

運搬装置に過ぎない、ということだ。

これには体中からウロコがはがれたな。

 

 

ナチスドイツにMe262という戦闘機があった。

ジェット戦闘機として初めて実戦に投入された機体だ。

史上初の実用ジェット戦闘機ではあるのだが、

連合軍のムスタングやB17戦略爆撃機をコテンパンにボコった、

というほどの戦果は記録されていない。なぜか?

 

 

飛行機に限らず、機械がその性能をフルに発揮するには、

使う人間の運用思想と運用技術が適正であることが求められる。

そうでないと、運転と人間の生命をナメきった年寄りの車が

やたらコンビニに突っ込んだり高校生を殺したりする。

Me262は運用思想という点において不幸な生い立ちを背負っていた。

 

 

ジェットエンジンの実用化のめどがたったころには、

連合軍によるドイツ本土空襲がすでに始まっていた。

B17とかB24とか英空軍のランカスターとかのデカい奴が

大編隊を組んでドイツに飛んでくる。

ドイツ空軍は戦闘機でそれらを迎え撃つ。

ところが連合軍も大量のムスタングとか戦闘機を護衛につけているから、

そこではとーぜんドッグファイトが始まってしまい、

ドイツの戦闘機が敵のウエポン・キャリアーに肉薄するのは至難になる。

だがジェット戦闘機ならば、

その高速を利して敵の戦闘機を振り切り爆撃機を狙えるだろう。

 

 

だがMe262の試作機を観閲したヒトラーは言った。

これはすばらしい爆撃機だ!

 

 

どーするよ?総統はこれを爆撃機にしろとゆーとるが?

しゃーないやんけ、総統がそーゆーなら。

てなわけで、Me262は高速爆撃機として完成させられることになるが、

爆撃機として改修するために、まず完成時期が遅れることになった。

さらに問題がある。

運用思想がそういうことになれば、

運用技術もとーぜんそれに見合うものが研究される。

Me262を戦闘機として運用する研究と訓練はほとんど行われず、

それが結局、この機体の、

戦闘機としての活躍の場を失わせてしまうことになった。

ヒトラーがMe262の、戦闘機タイプの生産を認可したのは、

敗戦=彼の死のわずか半年前である。

 

 

ヒトラーは人類史上最悪の極悪人ってことになっているが、

彼がやったことの中で、

よくやった!ヒトラーあんたはエライ!

そう賞賛できることがひとつある。

原爆の開発を中止させたことだ。

 

 

正邪善悪を別にして言うが、原爆は確かに当時の究極兵器だ。

そしてその開発において最先端を走っていたのがドイツである。

もしナチスが世界で最初にこれを手にしていたなら、

ロンドンやモスクワが廃墟と化したことはまず疑いない。

だがヒトラーはその開発を中止させた。

もちろんそれは倫理的人道的な見地からではなく、

今すぐ実用化できる兵器の開発を優先させたからだが、

なにしろ彼のその決断が人類を救ったことは間違いないやろ。

あるいは、彼の、兵器というものに関する認識の未熟さが、

人類を救ったと言ってもいい。

 

 

私たちは、なんとなくだが、

米英仏、それにインド、

加えて習近平もネタニヤフも、そしておそらくプーチンも、

核の使用については最後まで踏みとどまるだろうと思っている。

つーか期待半分でそう思うことができる。

 

 

だがそれと反対に、

イランが核兵器を保有すればどういうことになるか?

金正恩は決して核を使用しないと誰が保証できる?

パキスタンはどうか?

そもそも私たちは、パキスタンのTOPの名前も知らんやろ?

てな具合に、こっちに関しては疑いのまなざし全開である。

なぜか?

ヒトラーあんたはエライ!と言えるのは、

彼が狂気のパラノイアであったことを私たちが知っているからだ。

反対に、それらの国家やその指導者について、

私たちはなーんも知らんからだ。

彼らが核兵器について成熟した認識を持っているとは

とてもじゃないが思えないからだ。

 

 

イラン革命以来、ホメイニやハメネイがやってきたことを見れば、

それはもちろん合衆国的視点であるにしても、

あの国が核を持つことを怖れる理由は十分だ。

先日の反政府デモで国家に殺された人数を

前回の記事で私は7,000人と書いたが、実数は数万に及ぶかもだし、

イラン革命以来、逮捕投獄死刑なんか日常茶飯事食前食後の国だ。

ハメネイは国民を監視するために、

国中テヘラン中に監視カメラを設置した。

それによって多くの国民を死に至らしめてきた政権だ。

結局はそれを逆用されて自分が殺されちゃったのも皮肉な話だがな。

私はフィフィという人のケンカ腰をどうにも好ましく思えないが、

そういう国で抑圧されてきた人なんだから、

脳液の沸点が低くなるのは当然だと理解できるので

あえて批判しないのさ。

 

 

そのぐらいイランという国は、

私たちの常識が通用しない国である。

いや、イランの人びとの名誉のために正確に書くなら、

イスラム原理主義を絶対正義とする、あの国の支配層には

私たちの常識や道徳や倫理観は通用しないってことだ。

もし私たちが、ハメネイ=ヒトラー並みのヤバい奴と認識していたなら、

ここまで今回の戦争に反発はしないだろう。

結局のところ核のボタンを押すのは人間であり、

そしてそれを留めるのも人間なのだ。

そのボタンを押しそうなやつは殺していい、

いや殺すべきだという考え方に私は同調せざるを得ない。

だからこそペデシュキアンに対して私は希望を持っていた。

彼はもともと医者だったからね。

彼ならきっと核のボタンを押すことを認めないだろうと。

 

 

私は、毛沢東なら核の使用を躊躇しなかっただろうが、

周恩来は決してそれをさせなかっただろうと思うんだな。

キューバ危機の時のソ連にだってフルシチョフがいたし、

キューバ沖で米海軍に攻撃されたソ連潜水艦にはヴァシリがいた。

ペデシュキアンがそういう存在なのかどうか、

今のところ、それは全く分からないんだけど。

 

 

 

きりがないのでまた次回。

その前に前回の記事の訂正。

 

中国のイラン原油への依存度は13%

イラン製ドローンのロシアへの提供は減るが、

西側各国からウクライナへの対空兵器の提供も減少するだろうから

これはイーブンどっちもどっち。

さらに原油価格の高騰はロシアの戦時経済に有利に働く。

ロシアは一滴も原油を買わなくていい国である上に、

中国が原油不足に困ったらロシアから買うからロシアはさらに儲かる。

結局は、今回の紛争はゼレンスキーの眉間のシワを増やすだけだろうな。

 

 

そして今回の紛争のはじめに殺されたイランの女子生徒。

というより女子児童の数は165人。

この件を、保戸島の惨劇と、

ウクライナ紛争の初期に行われたウクライナのフェイク報道、

そして日本メディアの偏向報道=ボグダンさんの爆弾発言、

それらに絡めて次回。

 

 

 

 

 

75%の羊

 

 

ずっとブログさぼっていた理由。

ウクライナばなし。

ガザばなし。

それらがきみに変な影響を与えてはいないかと思ったわけね。

 

 

歴史=それは今イマ進行中のものも含めてだが、

歴史について知見を広め考察を深くするのは自分のためだ。

私たちが道に迷った時、

信じていたものに疑いを持った時、

あるいは自分が何者なのかを見定めようとした時に、

それらの解答はかならず歴史の中にあるからだ。

 

 

なんでかっつーと、私たちが凡人だからであるw

私のような人間は歴史の中になんぼでもいるし、

私たちが回答を求める命題もまた、人類の歴史のどこかに必ず存在している。

よっぽどの天才とかミュータントでない限り、

今までどんな人間も出会ったことのない問題なんてないわけよ。

だから歴史を学べときみに教えたのだ。

 

 

繰り返す。

私にとってこの映画は と、映画を語るな。

この映画にとっての私は と、自分自身を語れ。

それができなければネットにあふれる評論家気取りと同じだ。

その映画は単なる現実からの逃避場所としての価値しかなくなる。

それと同じように、

ウクライナもガザも、そして今回の戦争も、

きみがどのように生きるかを考え決定するために存在している。

このような時代に必ず湧いて出る無数のシロート論評、

それはいわゆる陰謀論とかも含めてだが、それらの多くは、

自分ではどうしようもない命題から逃げるための

ヘタレの遠吠えに過ぎん。

 

 

この数日はニュースから目が離せない。

ついでに情報番組も見る。

民放のそれは相変わらずだ。

ウクライナ開戦のころとなーんも変わらん。

おおむねトランプ否定の論調で、

つまりは、この戦争は無意味であり、やるべきではないということだな。

トランプならこう答えるだろう。

意味があるかないかオマエラに言われる筋合いはねえ!

 

 

いくつか気になることがある。

フランスのニュースで見たんだが、

イランの自爆ドローンがフランスの基地を攻撃した。

それはUAE=アラブ首長国連邦にある海軍施設で、

仏海軍のフリゲートが一隻常駐しているだけの小規模な施設。

おそらくはその施設はUAEのものであり、

仏海軍は使わせてもらっているだけなんだろうが、

マクロンにしてみれば、てめーコノヤロってことになるやろ。

確かにごく限定的な攻撃で人的被害も出ていないんだが、

私は、これはイランが見境なくしてる一例だと思うんだ。

日本の報道ではこれにまったく触れないのな。

 

 

もひとつ気になるのがイラン大統領ペデシュキアンの顔だ。

表情がさ、じわーっと感じるんだが、なんか諦めてる感じがする。

言葉は強いのよ。徹底して戦う!みたいな感じ。

でも目が死んでる。

国民に徹底抗戦を呼びかけ鼓舞するリーダーの目じゃない。

 

 

この人が大統領になった時にこっち側では言われていたんだが。

ペデシュキアンはどちらかというと開明派で、

アメリカとも外交による関係改善を望む派だから、

テッテ的な原理主義のハメネイとうまくやっていけるんだろうか?と、

期待3割と心配7割みたいな論調が多かったんだよな。

 

 

思い出したのが鈴木貫太郎だ。

1945年4月。

沖縄戦の始まりと同時に、昭和天皇の指名で首相に就任した。

内々にではあるが、天皇から終戦工作を期待されての指名だった。

しかし就任後の鈴木は、あくまでも徹底抗戦を唱え、

沖縄の悲劇にも、本土空襲の惨禍にも目をつぶった。

これが鈴木の

「風が吹くまでは帆をあげない」戦略だったことは、

すでに何度も記事にしている。

あるいはペデシュキアンもまた現体制の終わりを予見しているのか。

そんなことを思わせる彼の目であり表情なのだ。

私はもともとこの人に多少の好意を持っていたからな。

ひいき目かもな。

 

 

イランがいま使いまくっているのがシャヘドという自爆ドローンだ。

ゼレンスキーうれしいプーチン困る。

なんでかっつーと、ロシア軍は自前のドローンだけでは足りず、

イランから輸入するシャヘドに頼っているから。

だけど今のイランにはロシアへ回す余裕なんかない。

必然的にウクライナ東部国境やキーウへのドローン攻撃は限定的になる。

むろんロシアでは、あの広い国土のあちこちで大増産中だから甘くはないが、

ゼレンスキーとしては反攻のチャンス。

 

 

ホルムズ海峡封鎖でガソリン350円に。

民放ではそんなことも言ってたな。

一日に使う水が450リットル!と同じ作戦だ。

話をセンセーショナルにすれば視聴率が上がると思ってる。

海峡の封鎖は長くは続かない。

中国が黙ってない。

 

 

イランは、合衆国をはじめとする多くの国から、

おまえんとこの原油なんか買わねーよという経済制裁を受けている。

その弱みに付け込んだのが中国だ。

うちが買ってあげてもいいよ~この値段なら!と買い叩いてる。

イランとしてもほかには客がいないから泣く泣く大安売り。

そんなわけで、いま中国が消費する原油の2割がイラン原油だ。

でもって、その一部がキューバに送られる。

中国としては、キューバ支援はグローバルサウスの盟主としての見せ場である。

原油が来ないと習近平も困るのさ。

 

 

ホルムズ海峡でイランの攻撃を受け、炎上するタンカーの映像が流れた。

ナレーションによれば、それはパラオ船籍の船だった。

パラオってアレだよ。日本のずっと南にある島嶼国家。

あんなところにそんな船もってる船会社があるわけ?

あるんだなこれが。

ペーパーカンパニー。

 

 

私がタンカーを造ったとする。

でもって、これを山本海運とかの持ち船として登録しようとすると、

登録費用だけで100万円とかかかるのよ。

いつものように数字はテキトーだから鵜呑みにするな。

しかし、パラオでYAMAMOTOーTRとか会社作って、

その会社の持ち船ってことにすれば、船はパラオ船籍となり、

登録費用はン万円で済む。

なので海峡で炎上した船が実質どこの船なのかはわからない。

パラオ共和国がイランに文句言わなくても、

事実上の船主にしてみればテメーこのやろってことになる。

 

 

こんなふうに海峡封鎖が長引き被害が出れば、

各国が海軍を派遣し護衛にあたる大義名分を生むことになる。

日本郵船の船が一隻沈めば、世論も海上自衛隊出せや!となる。

ここでトンキン湾事件が起こればベトナムの再現だ。

トランプならそんなの当たり前に、しかももっとうまくやるだろう。

だから350円はありえない。

 

 

熱血過剰な教師が不良生徒をボコボコにしたとする。

マスコミも父兄も教育委員会も、この教師を非難する。

教師は懲戒免職。

生徒会長のコメントはこうだ。

暴力はやっぱり良くないと思います

でも、父兄もほかの生徒も、彼の同僚の先生たちもこう思ってる。

良かった~あの不良がいなくなってホッとした。

今回のイラン紛争に対する、国連や、多くの部外者国の反応は、

おおむねこのケースのマスコミや教育委員会と同じだな。

 

 

この紛争の初め、イスラエルのミサイルが150人の女子学生を殺した。

とんでもない悲劇。

しかしイラン国内のあちこちで、いわゆる反体制派の人びとが

開戦とハメネイの死に「夢みたい」と歓声をあげている。

 

 

罪もない同胞が、それも女性が、子供が、150人、

一瞬で殺されたんだぞ。

それを悼み、怒る気持ちが彼らにはないのか?

そう非難するのは簡単だ。

反政府デモで国家に殺された7000人の、家族、友人、縁者、

そういう立場にいなければ、

歓喜の声を上げながら流す、彼らの涙の意味を理解することはできない。

 

 

トランプは、イラン国民に「政権を倒せ」と煽っている。

日本のマスコミの多くはこれを無責任とか出口戦略がないとか、

早い話が「あとは勝手にやれってことですよね」と否定的だ。

私は正反対の意見だ。

トランプは珍しく正しいことを言っている。

国家が生まれ変わろうとするとき、そこでは必ず血が流れる。

これは歴史の約束だ。

だがそこで肝心なのは、

その血は、

その国の人びとの意志と選択によって流れるべきであるということだ。

 

 

イランは分断された。

現体制=イスラム原理主義社会の支持者vs民主化推進派。

その人口割合は25:75

だが少数派のほうには武力があり、多数派にはない。

多数派が勝利したければ、この軍事的劣勢を実力で跳ね返すしかない。

そこまでならばという条件付きで、

私はここから先の米軍の介入も容認するつもりだ。

トランプやマクロンの野望とか知ったこっちゃない。

イランの人びとがそう望むならば、ということだ。

 

インシャラー