MSW(Medical Social Worker 医療ソーシャルワーカー)との間では、比較的協働が成立し易いと思います。もともとソーシャルワーカーは、様々な公的・非公的なものも含めた社会資源による患者の支援を行っているからです。
しかし、MSWの配置人数は少なく、すべての人に十分な対応ができているとはいえません。私が活動している病院(ベッド数約300床)では、常勤1名、非常勤1名いますが、ここ数年は虐待への対応に追われていて、病気のお子さんへの対応が十分できないようです。
そんな中でも、日本人との感覚の違いから不安を抱えていた母親や、お母さん達の中で孤立していた父親をMSWから紹介していただいたり、お子さんがターミナル期の母親を看護師長から紹介していただいて個別に支援したりなど、少しずつ協働の輪は広がっています。
今後は新しい視点での医療教育により、パートナーシップを身につけた医療者が育つことに期待したいと思います。