令和6年6月7日(金)。
マツダスタジアムPRは、雨やコロナ制限で中止は何度かあったが、10年前にのろしリレーが始まったときからやっている。
コロナ制限が終わった昨年から、カープさんの要望は「特産品を出して地域をPRしてほしい」。
昨年、矢野食品さんの「いが餅」を出して、大好評だったが、今回はこれに加えて、船越峠のK’sバーガーさんが「狼煙バーガー」で、矢野にある福祉施設、安芸の郷さんが「ブルーベリージュース」で出店してくださった。
いが餅100個は試合開始前に完売。
3回くらいで狼煙バーガー200個も売り切れた。
ブルーベリージュースは大量に準備していたため、試合中盤まで持ちこたえたが、目標達成した。
さすが、3万人が回遊するこのコンコースはすごい。「こんなに売れたら楽しい」とスタッフ。
さらに、狼煙の匠が、地震の被災地能登半島のお米を仕入れて販売し、売り上げを当地に送る企画をした。東広島市と邑南町の農家からお米が寄付されて、その売り上げも送る。
能登半島の先端、珠洲市には狼煙町というところがある。その縁で声を掛けたところ、のろしリレーへの参加とお米の送付を快諾された。
実はこれに先立って、狼煙町の人と安芸南高校生徒とのろしリレースタッフはオンラインミーティングで挨拶をしている。
お米のラベルはプリントではない。狼煙書家TN先生が数百枚、1枚1枚手書きしたものである。
石川県珠洲市の幟が目立ち、「能登半島から来た」と思った人もたくさんいた。
このコーナーへの出店の特典として、昨年までは試合後、10人がグラウンドに下りて記念写真を撮るというサービスがあったが、今年は区役所の担当者が「CCダンスへの参加」を選択した。安芸南高校の生徒会に打診したところ、二つ返事。
ハイテンションで踊ってくれた。
ビジョンにも映してもらえる。
その時には、15秒ビデオが流れる。
去年に続いて、広島工業大学専門学校の学生さんに作ってもらった。
狼煙応援団は、のろしリレーに写真参加したことのある松山竜平選手を応援する。これもTN先生の総手書き。プリントではない。
大量のチケットを購入してくださった安芸消防団の皆さんが掲げる。松山選手は出番がなく、かえって目立った。
狼煙砲は、今年も試合に飽きた子たちに大人気。
さて、試合は大瀬良投手がノーヒットノーランを達成。のろし隊も大盛り上がり。
思い出に残る試合となった。