やのみなみバードウォッチング2024(ピンチヒッター編) | ニュータウン裏山探検記

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やのみー探検隊が行く!
by Yanomii Tanken-Tai

 令和6年3月3日(日)、恒例のやのみなみバードウォッチングを開催した。

 

 実は前日の夜になって、講師のHEさんから「発熱してしまいました」と電話があった。コロナやインフルに可能性もあり、もし、そうでないにしても、体調がの悪いところ寒い屋外を歩いたりしない方がよかろうと話した。しかし、

 もはや、参加者名簿を持っている共催の公民館も職員は帰っている時間。中止の連絡もしようがない。私がピンチヒッターを務め、HEさんの本番はまた別途用意しようということになった。

 私は、参加記念の缶バッジを作っていたが、自分が話す用のスライドも作ることになった。

 

 当日の朝、寒いが、雲一つない快晴。

 この日のスタッフは、矢野公民館のNNさん、M副隊長とTD隊員、そして、講師の欠席により、安全確保要員が手薄になることから、急遽、MO隊員が駆け付けてくれた。

 

 

 矢野みなみ会館の周りにスズメ、カラス、ヒヨドリ、ハクセキレイが見つかり、「今日はそこそこいそう」という感触だった。

 9時に11人の参加者が集まり、30分ほど話をした。

 子ども参加者は低学年だったが、楽しそうに聞いてくれた。保護者に連れて来られたというより、自分の興味だったようだ。

 

 会館の外に出ると、空の半分が雲に覆われていた。

 双眼鏡の練習をするが、スズメすらいない。

 中央公園か諦めて、第六公園に行く。

 茶臼山方向にカラスの飛ぶ姿が見えたが、それも一瞬。

 ようやく来た! 参加者から「キジバト!」の声。どれどれ。おお本当だ!

 そのほか、スズメが2羽飛んで行くところを見た。

 第六公園から山際を通って、ミソサザイの壁やヒレンジャクの電線を紹介するが、何もいない。遠く、ヒヨドリの姿が見えた。

  1年生の男子が「鳥の名前をたくさん覚えたい」と言ってくれた。会館での私の話も、よく覚えていた。

 そして、最有望ポイント、陰野の滝入口。ヤマガラやコゲラの声が聞こえるが、姿が見えない。

 最後の望みをかけて、第八公園に行く。

 上空にトビ。一時は台形の尾羽が、肉眼で確認できるほど低く飛んでくれた。

 冷たいものがポツリポツリと落ち始め、急ぎ足で会館に戻った。

 

 会館での振り返り。

 見えた鳥は、カラス、キジバト、スズメ、ヒヨドリ、トビの5種類。過去最低だったが、鳥を見つけたい一心で、子どもたちはすごく集中していた。きっと、明日からたくさんの鳥を見つけることだろう。